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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> 下降なら!レイキング
2014-05-22

「3:1パターン」による速弾きの動画をアップしました!

こんにちは、ぢゃっくです。

少し時間が経ってしまいましたが、やっとスリーフィンガー・レイキングの「3:1パターン」による速弾きの動画をアップしました。

【ビリーシーンスタイル】3:1レイキングによる速弾き


ふたつのパターンを収録しました。

ひとつ目は、Talas時代の「Hick Town」という曲のイントロをモチーフにしたフレーズです。高音と低音がずれて下降していくので、それぞれのパートが独立しているような印象になっていると思います。

ふたつ目は、下記の記事で解説したDavid Lee Roth時代の「Bottom Line」のベース・ソロをモチーフにしたフレーズです。

関連記事⇒高速上昇フレーズをレイキングで弾く!

まだまだノイズが多くて恐縮ですが、少しでも雰囲気でてたら嬉しいです・・・。ポジション移動しながら弾くのが難しくて、まだ原曲にはついていけないです。(^^;)

それにしても、この速弾きパターンは、一般的なレイキングの概念からは到底思いつかないですよね。ビリーの柔軟な発想力に驚かされます。

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2014-05-21

2本弦レイキングの解説動画をアップしました!

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、下記の記事で紹介したスリーフィンガーによる2本弦レイキングの3つのパターンについて、やっと動画をアップしましたのでご紹介します。

関連記事⇒スリーフィンガー・レイキングの右手パターン

【ビリーシーンスタイル】2本弦レイキングの3つのパターン


こまごまと解説をしていたら、ちょっと長くなってしまいました。

▼おまけ動画


動画の最後に、レイキングを活用したフレーズの例もつけています。

速弾きというほどではないですが、そこそこ音数がある割に、右手の動きが小さくてすむのがレイキングの特徴です。

ちなみに、左手は人差し指と小指の2本しか使っていません。このようなペンタトニック・スケールのパターンで、レイキングを活用すると、ビリーらしいフィルインの雰囲気が出るように思います。

参考になれば、嬉しいです。

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2014-02-22

高速上昇フレーズをレイキングで弾く!

こんにちは、ぢゃっくです。

レイキングは、下降フレーズに適用するテクニックだというお話をしました。

関連記事⇒下降フレーズにはレイキングを!

しかし、ビリーは、レイキングを応用して上昇フレーズも弾いてしまうのです!

それを聴くことができるのが、デイヴ・リー・ロス・バンドの2枚目のアルバム「Skyscraper」に収録されている「The Bottom Line」です。



先日「Elephant Gun」をコピーした動画を紹介しましたが、これも同じくノリノリの高速シャッフルでカッコいい曲ですね。

関連記事⇒Elephant Gun / David Lee Roth Band を弾いてみた

「The Bottom Line」の2:32あたり、ギターソロが終わった後のブレイクで、怒涛の超高速ベースソロが入ります。これがそうです。

初めて聴いたとき、正直、何がどうなっているのか訳が分かりませんでした。(^^;)

速いだけではなく、なんかジャラジャラと不思議な音がたくさん鳴っているような感じがしたんですね。

2拍ずつの上昇フレーズを、ポジションをずらしながら弾いているようだということはわかりましたが、以下のように単に1弦上で3連符フレーズを弾いただけでは、あのジャラジャラッとした感じは出ないんですよね。

で、どうなっているのかと言うと・・・。

「3:1レイキング」パターンを使って、以下のような16分フレーズを弾いているのです。

raking_up_phase

つまり、指順としてはレイキングなんですが、連続させることで、16分音符ひとつ分ずれた4音の上昇フレーズに聴こえるのですね!

2弦を押弦するときに、多少の弦鳴りも入りますので、それがあのジャラジャラした音になっているのだと思います。

このテクニックは、「ビリーシーン・イン・ジャパン」のビデオの中で、ベース・クリニックの観客からの質問に答えて、ビリー本人が実演解説してくれていたものですので、間違いありません(笑)。

ちょっとしたフィンガリングの工夫で、こんな独特なフレーズになるなんて面白いですよね。

でも、実際やってみると・・・これが難しいんです。

まあ、仕組みがわかっても弾けないのは、いつものことですが(笑)。

テンポが速いので、16分音符4個を一拍に「詰め込む」感じです。ポジション移動もあるので、少しでもモタついてしまうとスピード感がなくなってしまいます。

必死で練習して、最近になって、やっとコツが2つ見えてきましたので、ご紹介しておきますね。

ひとつは、2弦を押さえる左手小指とレイキングする右手人差し指のタイミングを合わせること。右手の方が速く弾けてしまうので、最初は左手が追い付かなかったです。

もうひとつは、レイキングした次の1弦を弾く薬指のタイミングが遅れないようにすること。これが遅れると、連続した上昇フレーズに聴こえなくなります。

できたら動画にしてアップしてみようと思いますので、楽しみにしてくださいね。

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2014-02-14

スリーフィンガー・レイキングの右手パターン

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、レイキングの右手パターンについてです。

レイキングというのは、右手の指で弦を弾いた後、そのまま低音側の弦も弾いてしまうというテクニックでしたね。以下の記事もあわせて参照ください。

関連記事⇒下降フレーズにはレイキングを!

ここでは、スリーフィンガーでの2本弦レイキングの右手パターンについて紹介します。

スリーフィンガーでレイキングする場合、右手のどの指でレイキングさせるかによって、いくつかのパターンができます。僕がよく使うのは、

「3:1」パターン
「2:2」パターン
「1:3」パターン

という3つのパターンです。ここで、「■:▲」という表記は、高音弦を弾く回数と低音弦を弾く回数の比を表しています(僕が勝手にそう呼んでいるものです)。

各パターンについて、弾き方と練習用フレーズを示しますね。

3:1パターンの弾き方


人差し指でレイキング。薬指、中指、人差し指で1弦を弾き、人差し指で2弦を弾く。

レイキング練習フレーズ(3-1)

2:2パターンの弾き方


中指でレイキング。薬指、中指で1弦を弾き、中指、人差し指で2弦を弾く。

レイキング練習フレーズ(2-2)

1:3パターンの弾き方


薬指でレイキング。薬指で1弦を弾き、薬指、中指、人差し指で2弦を弾く。

レイキング練習フレーズ(1-3)

いかがでしょうか?規則性があるので、覚えやすいのではないかと思います。

この3つのパターンには、共通するメリットがあります。

それは、「スリーフィンガーで4つの音を高速に弾くことができる」という点です。

16分音符が続くようなフレーズは、どうしてもスリーフィンガーでは弾きにくいのですが、今回紹介したレイキングの3つのパターンを組み合わせると、かなりスムーズに弾けるようになります。

最初は、BPM=120くらいのゆっくりしたテンポから始めて、レイキングする指を確認しながら、16分音符で全ての音がきちんと鳴るように練習するのが良いと思います。僕の場合は、レイキングした次の指が遅れる傾向にあるので、均等な16分音符になるように注意しています。

慣れてくると、BPM=200を軽く超えるくらいまで速く弾けるようになりますよ。

また、左手で弦を2本とも完全に押弦したままで高速にレイキングすると、弦が同時に鳴ることで、和音的なアプローチになります。

これが、単なる2音のコード弾き(ダブルストップ)とは違って、トゥルルル・・・という独特の雰囲気になって、とても面白いです。

上記の練習フレーズでは、1弦と2弦を使っていますが、隣り合った弦であれば、どれでもかまいません。慣れてきたらポジションもどんどん変えて、いろんな音の組み合わせで試してみてくださいね。

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2014-01-22

下降フレーズにはレイキングを!

こんにちは、ぢゃっくです。

今日は、ビリーが好んで使う「レイキング」というテクニックについてです。とても便利なのでオススメです。

レイキングは、右手のテクニックです。通常、弦を弾いた後の指は、ひとつ上の弦で止めますよね。これを、そのまま同じ指で連続して複数の弦も弾いてしまうというものです。2本の弦でやることが多いですが、4本全てでやることもできます。

このレイキングを使うと、高音弦からの下降フレーズを、少ない動きで、高速かつなめらかに弾くことができるようになります!ギターで言うエコノミーピッキングのベース版と紹介されることもありますね。

レイキングは、元々ティムボガードが編み出したそうで、ビリー自身もよく「ティムから学んだんだ」と話しています。

このことからもわかりますが、レイキングは古くからあるテクニックで、もちろん2フィンガーでも使えます。もしかすると、「気づいたら自分も自然とそうしていた」と言う方もいるかもしれませんね。フィンガー・ピッキングをするベーシストは、覚えておいて損はない定番テクニックだと思います。

これを3フィンガーでやると、レイキング・パターンのバリエーションが増えますので、さらに面白くなるんですよ。これについては、別記事で詳しく取り上げていこうと思います。

ちなみに、英語では raking という単語になります。原形動詞は rake(熊手などで)かき集めるという意味だそうです。レイキングを使って3本以上の弦を弾くと、確かに右手の動きがそんな感じになります。うまいネーミングですね。

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プロフィール

ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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YouTube動画やインタビュー記事、ビリー本人のTwitterなど、様々なメディアにおける、ビリーのコメントや最新情報をシェアしていきたいと思って作成しました。英文記事の日本語訳も投稿していきます。ゆるい意訳ですが。(^^;)
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ドッグキャンプへの道
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渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

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Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
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動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。