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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> へヴィに弾く!ワンフィンガー
2014-04-17

ワンフィンガーのメリット/デメリットを考える

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、ワンフィンガーのメリット/デメリットについて考えてみます。

ワンフィンガー奏法については、下記の記事をご覧くださいね。

関連記事⇒スリーフィンガーよりも良く使う必修テク!

▼ワンフィンガーのメリット


・音の粒が揃う(常に同じ指なので)
・アタックをつけられる(指を大きく動かせる)
・大きな音を出すことができる(力を入れやすい)

つまり、太く芯のあるへヴィなサウンドを出しやすいピッキング方法といえるでしょう。HR/HMのピック弾きベースによくある「ダウン・ピッキングのみで弾く」のと同じ効果が得られるのですね。

また、ドラムのリズムにタイミングを合わせやすいというのも良い点だと思います。

▼ワンフィンガーのデメリット


・弾けるテンポに限界がある。
・音が歪みやすい。

指を動かすスピードには限界がありますので、どうしてもテンポが速くなると追い付けなくなります。

しかし、スライド・ハンマリング・プリングを組み合わせることで、ピッキングする回数を減らすことができますので、かなりの高速フレーズでもワンフィンガーで滑らかに弾くことができます。

また、ワンフィンガーは強い力で弾けるので、ピッキングだけで音がかなり歪みます。

(実は、これがビリー独特のサウンドを生み出しているカッコいいところなのですが。)

もし、元からエフェクターで歪ませている場合は、ただでさえ音ヤセしやすい低音がさらに薄くなってしまう可能性があるので、セッティングに注意が必要だと思います。

できれば、ビリーのように、クリーンな生音をブレンドして同時に鳴らすことができるサウンド・システムが欲しいところですね。

これは、↓の記事で紹介したEBSのビリー・シグネチャー・ドライブを使えば、十分解決すると思います。手軽でオススメです。

関連記事⇒【欲しい!】EBS Billy Sheehan Signature Drive


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タグ : ベースビリーシーン

2014-04-16

スリーフィンガーよりも良く使う必修テク!

こんにちは、ぢゃっくです。

以前、スリーフィンガーでは「指を小さく動かす」のがコツですと書きました。

関連記事⇒力強くピッキングするって実際どんな感じなのか?

ですが、実は、ビリーは全く異なるピッキングもするんです。

指を大きく動かして、太く芯のある音を刻み、強いアタックが出せるピッキング。

それが、ワンフィンガー奏法です!

これは派手さはないのですが、ビリーのプレイ・スタイルを目指す上では、とても重要なテクニックだと思っています。難しくありませんので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

ピッキングが分かりやすいYouTube動画がありましたので、ご紹介します。リッチーコッツェンとのインタビューです。

Richie Kotzen and Billy Sheehan of The Winery Dogs for DiMarzio


とかく派手なプレイばかりが注目されがちなビリーですが、楽曲における彼のプレイの80%以上は、ルートの単音を刻むようなベーシックなものです。

(まあ、必ずしもシンプルとは言い難いですが・・・笑)

そのベーシックなプレイで、ビリーはワンフィンガーを好んで使っています。この動画のようなミドルテンポの楽曲のバッキング・リフなどは、ほとんどワンフィンガーで弾いていますね。

基本的にはワンフィンガーで強くタイトに刻み、要所要所でスリーフィンガーで高速なフィルインやユニゾンを弾く、という感じの使い分けをしているのだと思います。

▼ワンフィンガーの弾き方


その名の通り、右手の指一本を使って、弦を弾きます。

使う指は、基本的に、どの指でもかまわないと思います。ビリーは、人差し指を主に使っているようですね。

ポイントは、中指を上から重ねているという点です。これはライトハンドと同様のフォームで、より強くピッキングするための工夫ですね。

ちなみに、僕は、薬指に中指を重ねて弾くことが多いです。改めて鏡で見てみると、ビリーらしさはちょっと弱いような気がしますね。人差し指に変えようかなあ。

▼指の動かし方


親指を弾きたい弦のひとつ上の弦に置き、中指を重ねた人差し指を、少し振り上げ気味にして、弦を強く弾きます。

スリーフィンガーと同様に、弦の下から上に弾く軌跡をイメージして動かすと、より太く芯のある音になるように思います。

アタックを付けて強調したいところでは、より勢いを付けて、弦を叩きつけるようにします。

弦を弾いた後は、人差し指と親指をくっつける形にします。この位置が揃っていないと力を入れづらいので、合わせましょう。

2弦にまたがる下降フレーズであれば、もちろんレイキングも適用できますよ。

関連記事⇒下降フレーズにはレイキングを!


今回は、ビリーが好んで使うワンフィンガーの弾き方についてご紹介しました。最もオーソドックスなツーフィンガーで弾くことがほとんどないというのが、ビリーらしいなと思います(笑)。


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ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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洋楽で学ぶ英会話♪
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動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。