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4本全ての弦を使ったスウィープの奏法解説
こんにちは、ぢゃっくです。
遅くなりましたが、4弦全てを使ったスウィープ・ピッキングについて、ご紹介しますね。
以下の記事で解説した3本弦を使ったスウィープに、4弦を足すわけですが、単にコードのルート音を足すだけではなく、3度の音も足すのが特徴です。
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
譜面にすると、こんな感じになります。まず、Cメジャーコードの場合とBマイナーコードの場合です。


一番最初の4弦のルート音は、実際に弦を弾きます。そのあと駆け上がるときのために、右手はもう指板上に持ってきておきます。このとき、右手人差し指を使って、下から上にはじくように弾くのがコツです。
弾いた勢いで3度の音をハンマリングします。そのあとは、3本弦スウィープと同じ要領で駆け上がって、レイキングで降りてきます。最後に、3度の音をレイキングで弾いて、プリング。これで一往復の4本弦スウィープが完成です。
これを続けてやるときは、そのまま3度の音をハンマリングして音が出せればいいのですが、しっかり音をだすのがしんどいので、右手でルート音をもう一度弾いてから始めるようにしています。
また、ビリーは、3弦から2弦へ駆け上がるとき、中指のバーで押さえています。僕はこれまでの3本弦スウィープと同じく、中指と薬指で個別に押さえてやってますが、バーの方が速く弾けるのかなーとは思います。
言葉で書くと、分かりにくいですね。このあたりをふくめて、僕が実演している解説動画がこちらです。
【ビリーシーンスタイル】4本弦スウィープの仕組み
ビリーが解説してくれている動画をご紹介しますね。3:50あたりからです。スウィープを例に出して、「細かいパートに分解して練習すれば、必ずできるようになるよ」という話をしています。
Billy Sheehan @ CPM Music Institute
4弦スウィープが楽しめる楽曲があります。それは、The Winery Dogsの「Not Hopeless」です。
間奏の後半、ギターとのユニゾンで使っています。まず、2:25あたりから怒涛のベースソロがあり、続いて、最近お得意のボスハンド(両手)タッピングのユニゾンがあって・・・その後です(笑)。ここまで辿り着くのも至難の業ですね。
とりあえず何をしているのかは現在研究中ですので、楽しみにしていてくださいね。同じスピードでは弾くのは無理だと思いますが・・・。(^^;)
遅くなりましたが、4弦全てを使ったスウィープ・ピッキングについて、ご紹介しますね。
▼奏法解説
以下の記事で解説した3本弦を使ったスウィープに、4弦を足すわけですが、単にコードのルート音を足すだけではなく、3度の音も足すのが特徴です。
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
譜面にすると、こんな感じになります。まず、Cメジャーコードの場合とBマイナーコードの場合です。


一番最初の4弦のルート音は、実際に弦を弾きます。そのあと駆け上がるときのために、右手はもう指板上に持ってきておきます。このとき、右手人差し指を使って、下から上にはじくように弾くのがコツです。
弾いた勢いで3度の音をハンマリングします。そのあとは、3本弦スウィープと同じ要領で駆け上がって、レイキングで降りてきます。最後に、3度の音をレイキングで弾いて、プリング。これで一往復の4本弦スウィープが完成です。
これを続けてやるときは、そのまま3度の音をハンマリングして音が出せればいいのですが、しっかり音をだすのがしんどいので、右手でルート音をもう一度弾いてから始めるようにしています。
また、ビリーは、3弦から2弦へ駆け上がるとき、中指のバーで押さえています。僕はこれまでの3本弦スウィープと同じく、中指と薬指で個別に押さえてやってますが、バーの方が速く弾けるのかなーとは思います。
言葉で書くと、分かりにくいですね。このあたりをふくめて、僕が実演している解説動画がこちらです。
【ビリーシーンスタイル】4本弦スウィープの仕組み
▼参考動画
ビリーが解説してくれている動画をご紹介しますね。3:50あたりからです。スウィープを例に出して、「細かいパートに分解して練習すれば、必ずできるようになるよ」という話をしています。
Billy Sheehan @ CPM Music Institute
▼参考楽曲
4弦スウィープが楽しめる楽曲があります。それは、The Winery Dogsの「Not Hopeless」です。
間奏の後半、ギターとのユニゾンで使っています。まず、2:25あたりから怒涛のベースソロがあり、続いて、最近お得意のボスハンド(両手)タッピングのユニゾンがあって・・・その後です(笑)。ここまで辿り着くのも至難の業ですね。
とりあえず何をしているのかは現在研究中ですので、楽しみにしていてくださいね。同じスピードでは弾くのは無理だと思いますが・・・。(^^;)
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「Had Enough」のスウィープ動画をアップしました!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、スウィープ奏法の追加情報です。
おそらくアルバムの楽曲でスウィープが聴けるのは、1stアルバム「MR.BIG」に収録されている「Had Enough」のイントロだけなのではないかと思っています。
そのイントロのベース・ソロ部分について、紹介した動画をアップしました。
【ビリーシーンスタイル】HadEnoughイントロのスウィープ
ポジション移動しながらのスウィープの練習には、もってこいだと思います。
その前に紹介したスウィープの解説動画で「ビリーは4弦は使わないようです」と言ってしまったんですが、最近はそんなことはないんですね。(^^;)
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
2009年の武道館ライヴのベース・ソロでは、しっかり4弦まで使ったスウィープをやっていました。失礼しました。
この弾き方の詳細については、また別記事で取り上げたいと思います。
今回は、スウィープ奏法の追加情報です。
おそらくアルバムの楽曲でスウィープが聴けるのは、1stアルバム「MR.BIG」に収録されている「Had Enough」のイントロだけなのではないかと思っています。
そのイントロのベース・ソロ部分について、紹介した動画をアップしました。
【ビリーシーンスタイル】HadEnoughイントロのスウィープ
ポジション移動しながらのスウィープの練習には、もってこいだと思います。
▼お詫び:4弦も使ってましたね
その前に紹介したスウィープの解説動画で「ビリーは4弦は使わないようです」と言ってしまったんですが、最近はそんなことはないんですね。(^^;)
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
2009年の武道館ライヴのベース・ソロでは、しっかり4弦まで使ったスウィープをやっていました。失礼しました。
この弾き方の詳細については、また別記事で取り上げたいと思います。
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スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、ビリーのスウィープ・ピッキングについてご紹介しますね。
動画をアップしましたので、まずはこちらをご覧いただければと思います。弾き方について、詳しく解説しています。
【ビリーシーンスタイル】スウィープ・ピッキングの解説
スウィープというと、ギターではかなり一般的なテクニックとして浸透していますが、ベースではあまり馴染みがないですよね。
しかし、ビリーは、僕が初めて観たビデオ「ビリーシーン・イン・ジャパン」の中で、既にスウィープを披露しています。そのときは「フラメンコみたいだろ?」とか言って、さらっと弾いていましたね。
僕はこの華麗な雰囲気にいたく感銘を受け、必死で練習しました(笑)。
ビリーのスウィープ・ピッキングは、ギターのそれとは弾き方がだいぶ異なります。
動画の中でも解説していますが、
・スリーフィンガー(逆順)
・ハンマリング・プリング
・ライトハンド・タッピング
・レイキング
という各種テクニックを組み合わせることで実現されています。つまり、これらのテクニックを総合的に練習するのに、好適なエクササイズだと思います。
MASAKIさんも著書の中でスウィープについて解説されています。ただ、駆け上がり方は、ギターと同じように親指で4弦からダラララーと一方向に弾く方法を示されていました。
ビリーの場合は、右手はスリーフィンガーを応用した形になっています。
ただし、通常のスリーフィンガーとは指順が逆になります。つまり、人差し指→中指→薬指の順番で、1弦1指で弾いて駆け上がるのですね。
この方法のメリットとして、駆け上がるときの速度を制御しやすいということ挙げられます。
つまり、リズムに合わせたスウィープがしやすいと言うことなんです。スローなテンポであっても、駆け上がりを難なく弾けるんですね。
少し前のヤング・ギターで、ポール・ギルバートとRacerXの盟友ブルース・ブレの特集記事を読んだのですが、そのとき「Motor Man」のスウィープがとても難しかったという話が掲載されていました。アルバム「Second Heat」に収録されている名曲です。
(立ち読みだったので、うろ覚えです。「Motor Man」じゃなかったかも・・・)
名手ポール・ギルバートをして「リズムに合わせてスウィープするのは本当に難しいんだ」と言わしめるのですから、よほど難しいのですね・・・
それを考えても、ビリーの方法のメリットは大きいと思います。まあ、ベースだから可能な方法なんですけども(笑)。
ちなみに、僕はギターではスウィープ全然弾けません。(^^;)
今回は、ビリーのスウィープ・ピッキングについてご紹介しますね。
▼参考動画
動画をアップしましたので、まずはこちらをご覧いただければと思います。弾き方について、詳しく解説しています。
【ビリーシーンスタイル】スウィープ・ピッキングの解説
スウィープというと、ギターではかなり一般的なテクニックとして浸透していますが、ベースではあまり馴染みがないですよね。
しかし、ビリーは、僕が初めて観たビデオ「ビリーシーン・イン・ジャパン」の中で、既にスウィープを披露しています。そのときは「フラメンコみたいだろ?」とか言って、さらっと弾いていましたね。
僕はこの華麗な雰囲気にいたく感銘を受け、必死で練習しました(笑)。
▼色々なテクを学べます
ビリーのスウィープ・ピッキングは、ギターのそれとは弾き方がだいぶ異なります。
動画の中でも解説していますが、
・スリーフィンガー(逆順)
・ハンマリング・プリング
・ライトハンド・タッピング
・レイキング
という各種テクニックを組み合わせることで実現されています。つまり、これらのテクニックを総合的に練習するのに、好適なエクササイズだと思います。
▼駆け上がりは1弦1指で
MASAKIさんも著書の中でスウィープについて解説されています。ただ、駆け上がり方は、ギターと同じように親指で4弦からダラララーと一方向に弾く方法を示されていました。
ビリーの場合は、右手はスリーフィンガーを応用した形になっています。
ただし、通常のスリーフィンガーとは指順が逆になります。つまり、人差し指→中指→薬指の順番で、1弦1指で弾いて駆け上がるのですね。
この方法のメリットとして、駆け上がるときの速度を制御しやすいということ挙げられます。
つまり、リズムに合わせたスウィープがしやすいと言うことなんです。スローなテンポであっても、駆け上がりを難なく弾けるんですね。
▼余談
少し前のヤング・ギターで、ポール・ギルバートとRacerXの盟友ブルース・ブレの特集記事を読んだのですが、そのとき「Motor Man」のスウィープがとても難しかったという話が掲載されていました。アルバム「Second Heat」に収録されている名曲です。
(立ち読みだったので、うろ覚えです。「Motor Man」じゃなかったかも・・・)
名手ポール・ギルバートをして「リズムに合わせてスウィープするのは本当に難しいんだ」と言わしめるのですから、よほど難しいのですね・・・
それを考えても、ビリーの方法のメリットは大きいと思います。まあ、ベースだから可能な方法なんですけども(笑)。
ちなみに、僕はギターではスウィープ全然弾けません。(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |