ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> 心掛けていること・練習のコツ
心掛けていること・練習のコツ関連の新着記事一覧
フレット番号で考えないようにしよう!
こんにちは、ぢゃっくです。
YouTubeでビリーの解説動画を見ていて、ふと気づいたことがあります。
ビリーは、フレーズを説明するときに、フレット番号を言わないんですよ。
そういえば、昔みていた教則ビデオでも「ソロの最中は、途中でこのGをとるのがやりやすかった」という言い方をしていました。
まあ厳密に見ていけば、言うときもあるのかもしれませんが、一般的なインストラクターの説明と比べると、圧倒的に少ないと思います。
これはつまり、指板上に並んでいるのは、数字ではなく、あくまでも「音」であると考えているからではないかと思っています。
「3弦12フレットから・・・」ではなく、「Aから・・・」と考えるわけですね。これ、すっごく重要なんです!
僕は、つい数年前までは、TAB譜を頼りに練習していました。その結果、難しいフレーズもある程度は弾けるようになりましたが、いかんせん、
応用が利かない・・・( ;∀;)
という状況に陥ってしまい、悩んでいました。
リック(使える短いフレーズ)を覚えても、それを他の曲で使ったり、発展させたり、というのが全然できなかったんです。
今思えば、フレーズを「弦」と「フレット番号」、つまり、「数字」で覚えていたからだと気づきました。TAB譜で覚えると、どうしてもそうなってしまいがちですよね。
TAB譜はすごく便利ですが、思考が「数字」に依存してしまう・・・という弊害があるんだなーと思っています。
ところが、音名で考えるようにしてみると、弾いて良い音が一気に広がったんです。
ご存じの通り、指板上には「同じ音が出る箇所」がいくつもあります。例えば、
4弦:開放、12フレット
3弦:7フレット、19フレット
2弦:2フレット、14フレット
1弦:9フレット、21フレット
は、オクターブの違いこそあれ、全て「E」の音ですね。
フレット番号だと 21 x 4 = 84 種類もあるわけですが、音名は、♯や♭を入れても、指板上にたった12種類しかないわけですもんね。
そういうふうに指板上の音が見えてくると、あるポジションで覚えたリックを別のポジションでも弾けるようになってきました。
同じフレーズでも、ポジション移動しながら連続して弾いてみるだけでも、新しい発見があったりして、楽しいものですよね(´▽`*)。
あと、セッションなどの課題曲をコピーする時間が、すごく短くなりました。
まあ、単に完コピを目指さなくなっただけともいえますが(笑)、バンド形式のセッションで他の方と一緒に演奏できるコピーレベルまで到達する時間は、明らかに短くなりました。
ビリーは楽曲中でも、ネックの上から手をだしたり、右手でタッピングしたりと、激しくダイナミックに動くプレイをやりますよね。
そういうときは、実は、意外と同じ音を出しているだけだったりします(^o^*)。
例えば、The Winery Dogs「Elevate」では、4弦開放の「E」音を弾いてブレイクする部分で、
・3弦7フレットにスライドしてヴィブラート
・1弦21フレットを右手でタッピング
・1弦7フレットを1弦チョーキング
と多彩なプレイをやっていますが、要は、全て「E」音を弾いてるだけなんです。
見せ方を変える、つまり、表現方法を工夫しているというわけですねー(^o^*)。
Attitudeベースは21フレット仕様ですが、この場合、実は、最低音と最高音がどちらも同じ「E」音になるんですよね。
まあ、ビリーは、そこからDチューナー、ネック・ベンド、チョーキングを駆使して、下はローB、上はハイGまで出しちゃうんですけども(笑)。
21フレット仕様は、別にAttitudeに限ったものではありませんが、以前使っていた24フレットのベースと比べると、ハイポジションに飛んだ時にも、音を直感的に見つけやすいなあと思っています(^o^)。
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

YouTubeでビリーの解説動画を見ていて、ふと気づいたことがあります。
ビリーは、フレーズを説明するときに、フレット番号を言わないんですよ。
そういえば、昔みていた教則ビデオでも「ソロの最中は、途中でこのGをとるのがやりやすかった」という言い方をしていました。
まあ厳密に見ていけば、言うときもあるのかもしれませんが、一般的なインストラクターの説明と比べると、圧倒的に少ないと思います。
これはつまり、指板上に並んでいるのは、数字ではなく、あくまでも「音」であると考えているからではないかと思っています。
「3弦12フレットから・・・」ではなく、「Aから・・・」と考えるわけですね。これ、すっごく重要なんです!
▼数字では応用が利かない
僕は、つい数年前までは、TAB譜を頼りに練習していました。その結果、難しいフレーズもある程度は弾けるようになりましたが、いかんせん、
応用が利かない・・・( ;∀;)
という状況に陥ってしまい、悩んでいました。
リック(使える短いフレーズ)を覚えても、それを他の曲で使ったり、発展させたり、というのが全然できなかったんです。
今思えば、フレーズを「弦」と「フレット番号」、つまり、「数字」で覚えていたからだと気づきました。TAB譜で覚えると、どうしてもそうなってしまいがちですよね。
TAB譜はすごく便利ですが、思考が「数字」に依存してしまう・・・という弊害があるんだなーと思っています。
ところが、音名で考えるようにしてみると、弾いて良い音が一気に広がったんです。
ご存じの通り、指板上には「同じ音が出る箇所」がいくつもあります。例えば、
4弦:開放、12フレット
3弦:7フレット、19フレット
2弦:2フレット、14フレット
1弦:9フレット、21フレット
は、オクターブの違いこそあれ、全て「E」の音ですね。
フレット番号だと 21 x 4 = 84 種類もあるわけですが、音名は、♯や♭を入れても、指板上にたった12種類しかないわけですもんね。
そういうふうに指板上の音が見えてくると、あるポジションで覚えたリックを別のポジションでも弾けるようになってきました。
同じフレーズでも、ポジション移動しながら連続して弾いてみるだけでも、新しい発見があったりして、楽しいものですよね(´▽`*)。
あと、セッションなどの課題曲をコピーする時間が、すごく短くなりました。
まあ、単に完コピを目指さなくなっただけともいえますが(笑)、バンド形式のセッションで他の方と一緒に演奏できるコピーレベルまで到達する時間は、明らかに短くなりました。
▼実は同じ音を弾いているだけ
ビリーは楽曲中でも、ネックの上から手をだしたり、右手でタッピングしたりと、激しくダイナミックに動くプレイをやりますよね。
そういうときは、実は、意外と同じ音を出しているだけだったりします(^o^*)。
例えば、The Winery Dogs「Elevate」では、4弦開放の「E」音を弾いてブレイクする部分で、
・3弦7フレットにスライドしてヴィブラート
・1弦21フレットを右手でタッピング
・1弦7フレットを1弦チョーキング
と多彩なプレイをやっていますが、要は、全て「E」音を弾いてるだけなんです。
見せ方を変える、つまり、表現方法を工夫しているというわけですねー(^o^*)。
▼21フレット仕様のメリット
Attitudeベースは21フレット仕様ですが、この場合、実は、最低音と最高音がどちらも同じ「E」音になるんですよね。
まあ、ビリーは、そこからDチューナー、ネック・ベンド、チョーキングを駆使して、下はローB、上はハイGまで出しちゃうんですけども(笑)。
21フレット仕様は、別にAttitudeに限ったものではありませんが、以前使っていた24フレットのベースと比べると、ハイポジションに飛んだ時にも、音を直感的に見つけやすいなあと思っています(^o^)。
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

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キーを固定して練習しよう!
こんにちは、ぢゃっくです。
スリーフィンガーなど、ビリーのスタイルは一朝一夕では身につけられないものが多いですよね。
なので、基礎的な練習フレーズをとにかく繰り返して、指先を鍛えて、指の動かし方を身体に覚えこませる鍛錬をしています。
その日々の自己鍛錬の中で、僕が半年ほど前から取り組んでいることがあります。
実は、これをやり始めて、自分の中で急激に理解が進んだというか、劇的に自由に弾けるようになりました。
今回は、その練習のコツをご紹介しますね。
それは、練習するキーを固定するということです。
具体的にいうと、そのキーのスケールに属する音だけを徹底的に使って、練習フレーズを作るということなんです。
僕は、Eマイナーのキーでやっています。
Eをルートとするマイナースケールと、Gをルートとするメジャースケールは、スケールの構成音が同じになるので、Gメジャーとも言えますね。
1つキーを固定すれば、マイナー系とメジャー系の2種類のフレーズを作ることができますので、基礎練習フレーズのバリエーションが広がります。
理論的なことは疎いのですが、どっちのルート音を目指して弾くかで、雰囲気が変わるのが面白いなあと思ったりしています。
ビリーが、ライヴでベース・ソロをするときや、教則ビデオで解説するときに、EマイナーあるいはGメジャーのスケールを使うことが圧倒的に多いように思うからです。
推測ではありますが、Eマイナーであれば、最後に4弦開放のE音を弾いたあと、ハーモニクス・ビブラートやネックベンドが出来るからではないかと考えています。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
MR.BIGの再結成ライヴのベース・ソロでは、4弦開放のEにとどまらず、Dチューナーを使って4弦をDに落として終わったりしていますけども(笑)。
でも、それもEマイナーのスケール上の音ですから、ソロ全体はEマイナーのキーで弾いていると捉えて良いのではないかと思っています。
キーを固定して練習することは、多くのメリットがあるように思います。
まず、指板上におけるスケールの構成音が覚えられるという点です。
4弦から1弦まで、指板上の下から上まで、とにかく選んだスケールの音だけを徹底的に使ってフレーズを作るようにしていると、自然と弾いていいフレットが見えるようになってきたんです!
そのおかげで、かなり遠いポジション移動をしても、そのキーで使っていい音が瞬時に分かるようになりました。
また、適当に練習しているだけなのに、自然と曲ができてしまう感じがするときがあるんです。
どんなコード進行になっているかとか詳細はわかりませんが、なんか感覚的に「あれ?これイイ感じじゃない?」と思うような展開が作れるんですよね。
ビリーの教則ビデオ「Billy Sheehan Bass Secrets」でも、MR.BIGの「Had Enough」という曲の成り立ちについて、以下のように話していました。(最近はなんでもYouTubeで確認できるので、すごく便利ですねえ)
Billy Sheehan - Bass Secrets - (1/5)
3:44付近から。だいぶ意訳してますが、こんな感じだったかと。
これと同じ感覚なのかも?と思ったりしています。
モードという音楽用語は今だに分かっていません。ちょっとググると即興音楽の作り方の1つだとか・・・また勉強せねば。(^^;)
ちなみに、この動画で解説している内容は、ビリーの「パターンに基づくフレージング」を理解する上で、非常に重要なポイントになります。
ビリーが縦横無尽に弾きまくれる秘密が、ここにあると考えています。
これは、また別途なにかにまとめたいなーと思っているのですが、「キーを固定して練習する」というのがこれの習得に役立つのは確かです。まだやったことがないという方は、ぜひ一度、お試しくださいね。
もしかして、アドリブが弾ける方からすれば当然のことだったりするかもしれませんけど・・・。(^^;)
ちなみに、このビデオは僕も持っていて、穴が開くほど観たつもりでしたが、15年前には全然理解できませんでした(苦笑)。
スリーフィンガーなど、ビリーのスタイルは一朝一夕では身につけられないものが多いですよね。
なので、基礎的な練習フレーズをとにかく繰り返して、指先を鍛えて、指の動かし方を身体に覚えこませる鍛錬をしています。
その日々の自己鍛錬の中で、僕が半年ほど前から取り組んでいることがあります。
実は、これをやり始めて、自分の中で急激に理解が進んだというか、劇的に自由に弾けるようになりました。
今回は、その練習のコツをご紹介しますね。
▼練習する○○を固定する
それは、練習するキーを固定するということです。
具体的にいうと、そのキーのスケールに属する音だけを徹底的に使って、練習フレーズを作るということなんです。
僕は、Eマイナーのキーでやっています。
Eをルートとするマイナースケールと、Gをルートとするメジャースケールは、スケールの構成音が同じになるので、Gメジャーとも言えますね。
1つキーを固定すれば、マイナー系とメジャー系の2種類のフレーズを作ることができますので、基礎練習フレーズのバリエーションが広がります。
理論的なことは疎いのですが、どっちのルート音を目指して弾くかで、雰囲気が変わるのが面白いなあと思ったりしています。
▼なぜEマイナーなのか?
ビリーが、ライヴでベース・ソロをするときや、教則ビデオで解説するときに、EマイナーあるいはGメジャーのスケールを使うことが圧倒的に多いように思うからです。
推測ではありますが、Eマイナーであれば、最後に4弦開放のE音を弾いたあと、ハーモニクス・ビブラートやネックベンドが出来るからではないかと考えています。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
MR.BIGの再結成ライヴのベース・ソロでは、4弦開放のEにとどまらず、Dチューナーを使って4弦をDに落として終わったりしていますけども(笑)。
でも、それもEマイナーのスケール上の音ですから、ソロ全体はEマイナーのキーで弾いていると捉えて良いのではないかと思っています。
▼キーを固定するメリット
キーを固定して練習することは、多くのメリットがあるように思います。
まず、指板上におけるスケールの構成音が覚えられるという点です。
4弦から1弦まで、指板上の下から上まで、とにかく選んだスケールの音だけを徹底的に使ってフレーズを作るようにしていると、自然と弾いていいフレットが見えるようになってきたんです!
そのおかげで、かなり遠いポジション移動をしても、そのキーで使っていい音が瞬時に分かるようになりました。
また、適当に練習しているだけなのに、自然と曲ができてしまう感じがするときがあるんです。
どんなコード進行になっているかとか詳細はわかりませんが、なんか感覚的に「あれ?これイイ感じじゃない?」と思うような展開が作れるんですよね。
ビリーの教則ビデオ「Billy Sheehan Bass Secrets」でも、MR.BIGの「Had Enough」という曲の成り立ちについて、以下のように話していました。(最近はなんでもYouTubeで確認できるので、すごく便利ですねえ)
Billy Sheehan - Bass Secrets - (1/5)
3:44付近から。だいぶ意訳してますが、こんな感じだったかと。
ギターでEマイナー・モードを練習していたときに、コードがスケールの構成音から出来ていることに気づいた。そのモードから出来るコードを調べていたら、曲ができたんだ。
これと同じ感覚なのかも?と思ったりしています。
モードという音楽用語は今だに分かっていません。ちょっとググると即興音楽の作り方の1つだとか・・・また勉強せねば。(^^;)
ちなみに、この動画で解説している内容は、ビリーの「パターンに基づくフレージング」を理解する上で、非常に重要なポイントになります。
ビリーが縦横無尽に弾きまくれる秘密が、ここにあると考えています。
これは、また別途なにかにまとめたいなーと思っているのですが、「キーを固定して練習する」というのがこれの習得に役立つのは確かです。まだやったことがないという方は、ぜひ一度、お試しくださいね。
もしかして、アドリブが弾ける方からすれば当然のことだったりするかもしれませんけど・・・。(^^;)
ちなみに、このビデオは僕も持っていて、穴が開くほど観たつもりでしたが、15年前には全然理解できませんでした(苦笑)。
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自分の姿を鏡に映して練習しよう
こんにちは、ぢゃっくです。
僕は、いつも自分の姿を鏡に映しながら練習しています。(^o^*)
皆さんはいかがですか?
「なんたるナルシスト!」と思われてしまったかもしれませんね(笑)。
でも、鏡をみながら練習するのは、とてもメリットがあるんですよ。
やったことがないという方は、ぜひ一度、お試しくださいね。
鏡に映すといっても、立った状態であれこれとポーズを決めることはしません。
(ときどきはしてますが・・・笑)
目的は、左右の手のフォームや動きを確認することなんです。
通常、自分の目線では、左手は常にネックの上側から見た形になりますし、右手もある一方向からしか見えていないことになります。すると、指先がばらけていたり、指の角度が傾きすぎていたり、無理のある姿勢になったりしていても、気が付かないことが多いのです。
鏡に映すことで、客観的な視線から左手のフィンガリング、右手のスリーフィンガーのフォームをチェックできるんですね。
特に、スリーフィンガーで音の粒を揃えるためには、右手のフォームが大変重要であるということは繰り返しお伝えしてきました。
自分では気を付けているつもりでも、鏡で見ると、けっこうブレてしまっていたりするんですよね。そのままでは、いくら練習しても正しいフォームになりません。
鏡を見ながら弾くことで、それをリアルタイムに修正しながら、正しいフォームを身体に覚えこませることができます。
僕の場合、3弦に親指を置いた状態から1弦を弾くのが苦手だったのですが、鏡でみると、右手指がネック側に斜めになる、弦に当てる角度が浅くなるという傾向があることがわかりました。これを意識して修正することで、最近はかなり粒が揃うようになってきました。
鏡は、左右の手が同時に見えるように、できれば姿見のような大き目のものが良いですよ。
セルフチェックの方法としては、ビデオ撮影するという方法ももちろんありますが、ひとりで撮影して、チェックして、また撮影して・・・というのは手順が煩雑すぎて大変ですよね。鏡ならリアルタイムに確認・修正できますので、本当にオススメです。
もう一つのメリットは、自己暗示です。(^o^;)
鏡を見ながら練習していると・・・なんか上手くなった気がしちゃうんです。
完全に気のせいなのですが、そんな気がしてくるのは共感いただけるのではと思います。
前述した通り、鏡に映った姿というのは、自分の目線ではなく、客観的な目線になりますよね。つまり、それは別の人から見た時の自分の姿なんですよね。
すると、あたかも自分の教則ビデオを見ているような気になるんじゃないかと(笑)。
「あ!今の動きはビリーっぽいぞ?」「けっこう雰囲気でてきたな」「もしかしてオレ結構上手いんちゃう?」とか好き勝手なことを思いながらやるわけです。
やっぱり、基本はナルシストということがバレてしまいましたね(笑)。
ただ、これを繰り返していると、自己暗示によって本当にそんな気がしてきて、実際に上達も早いんじゃないかなー?と思いながらやっています。
色々と新しい発見があって、練習が楽しくなりますよ。参考になれば、嬉しいです。
僕は、いつも自分の姿を鏡に映しながら練習しています。(^o^*)
皆さんはいかがですか?
「なんたるナルシスト!」と思われてしまったかもしれませんね(笑)。
でも、鏡をみながら練習するのは、とてもメリットがあるんですよ。
やったことがないという方は、ぜひ一度、お試しくださいね。
▼鏡に映す目的とは
鏡に映すといっても、立った状態であれこれとポーズを決めることはしません。
(ときどきはしてますが・・・笑)
目的は、左右の手のフォームや動きを確認することなんです。
通常、自分の目線では、左手は常にネックの上側から見た形になりますし、右手もある一方向からしか見えていないことになります。すると、指先がばらけていたり、指の角度が傾きすぎていたり、無理のある姿勢になったりしていても、気が付かないことが多いのです。
鏡に映すことで、客観的な視線から左手のフィンガリング、右手のスリーフィンガーのフォームをチェックできるんですね。
特に、スリーフィンガーで音の粒を揃えるためには、右手のフォームが大変重要であるということは繰り返しお伝えしてきました。
自分では気を付けているつもりでも、鏡で見ると、けっこうブレてしまっていたりするんですよね。そのままでは、いくら練習しても正しいフォームになりません。
鏡を見ながら弾くことで、それをリアルタイムに修正しながら、正しいフォームを身体に覚えこませることができます。
僕の場合、3弦に親指を置いた状態から1弦を弾くのが苦手だったのですが、鏡でみると、右手指がネック側に斜めになる、弦に当てる角度が浅くなるという傾向があることがわかりました。これを意識して修正することで、最近はかなり粒が揃うようになってきました。
鏡は、左右の手が同時に見えるように、できれば姿見のような大き目のものが良いですよ。
セルフチェックの方法としては、ビデオ撮影するという方法ももちろんありますが、ひとりで撮影して、チェックして、また撮影して・・・というのは手順が煩雑すぎて大変ですよね。鏡ならリアルタイムに確認・修正できますので、本当にオススメです。
▼ナルシストの要素も大事です
もう一つのメリットは、自己暗示です。(^o^;)
鏡を見ながら練習していると・・・なんか上手くなった気がしちゃうんです。
完全に気のせいなのですが、そんな気がしてくるのは共感いただけるのではと思います。
前述した通り、鏡に映った姿というのは、自分の目線ではなく、客観的な目線になりますよね。つまり、それは別の人から見た時の自分の姿なんですよね。
すると、あたかも自分の教則ビデオを見ているような気になるんじゃないかと(笑)。
「あ!今の動きはビリーっぽいぞ?」「けっこう雰囲気でてきたな」「もしかしてオレ結構上手いんちゃう?」とか好き勝手なことを思いながらやるわけです。
やっぱり、基本はナルシストということがバレてしまいましたね(笑)。
ただ、これを繰り返していると、自己暗示によって本当にそんな気がしてきて、実際に上達も早いんじゃないかなー?と思いながらやっています。
色々と新しい発見があって、練習が楽しくなりますよ。参考になれば、嬉しいです。
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「ああ!もう!ぜんっぜん弾けねえ!」と叫んで寝ましょう(笑)
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、練習のコツについてご紹介します。
難しいフレーズを練習していると、「ああ、全然弾けないよぅ・・・」とヘコみますよね。
ビリーの場合は、特に「無理やろ?」と思うのが沢山ありますし(笑)。
でも、ある時から急に弾けるようになるという経験ってないでしょうか。
僕は、よく感じます。
猛練習の成果といえば、もちろんそうなのですが、その中でも劇的な進歩を感じることが多いケースがあるんです。それが・・・
とにかく弾きまくって「指イタイ!」「こんなん無理!」と挫折して、すぐに寝たときの翌日
なんです。
「寝て起きると出来るようになる」というのは、日頃、本当によく感じるんですよね。
皆さんは、いかがでしょうか? (^^;)
素人考えで何の根拠もありませんが、ちょっと考察してみます。
この現象は、寝ている間に、脳が内部の神経回路の学習を進めているのではないかと考えています。
下記の記事でご紹介した脳のフィードバック誤差学習というメカニズムは、基本的には運動しながら並行して学習していくというものです。
関連記事⇒とにかく薬指を使うようにしよう!
しかし、実際に運動していないとき(寝ている間など)も、脳内に記憶されている運動指令と誤差のデータから学習が進んでいるのではないか?と思っています。
ベースを弾くという運動に関しては、動かす対象は「左右の指」になります。
また、今まで生きてきた中で色々な運動をしてきた経験から、どういう運動指令(入力)を筋肉に送れば、左右の指がどう動くか?(出力)というのは、脳はだいたい知っているはずですよね。
つまり、脳の中には「左右の指」の運動を再現する神経回路モデル、すなわちシミュレータがあると考えられます。
また一方で、寝る直前にベースを弾きまくることで、運動指令とその結果、つまり入力と出力の新鮮なデータが大量に脳内に蓄積されることになるのではないかと思います。
脳は、この蓄積データを左右の指のシミュレータに入れることで、結果を予想できます。そうすると、望ましい結果(これも記憶に残っていると仮定)とのズレ(誤差)を知ることができるので、それを使って「指の動かし方」を担う神経回路モデルを学習させてくれるのではないかと考えています。寝ている間に。
つまり、その日は弾けるようにならなくてもいいんです。
とにかく限界まで弾きまくってから「ダメだ!できひん!」と叫んで寝る
ことが、体に覚えこませる早道だったりするかも・・・と思っています。
まあ、学術的な根拠はありませんので、あくまで僕の個人的な見解です。(^o^;)
でも、スポーツ選手がイメージトレーニングをすることで、より良い結果を出せるのと似ているような気がしませんか?
騙されたと思って、試してみてもらえると嬉しいです(笑)。
今回は、練習のコツについてご紹介します。
難しいフレーズを練習していると、「ああ、全然弾けないよぅ・・・」とヘコみますよね。
ビリーの場合は、特に「無理やろ?」と思うのが沢山ありますし(笑)。
でも、ある時から急に弾けるようになるという経験ってないでしょうか。
僕は、よく感じます。
猛練習の成果といえば、もちろんそうなのですが、その中でも劇的な進歩を感じることが多いケースがあるんです。それが・・・
とにかく弾きまくって「指イタイ!」「こんなん無理!」と挫折して、すぐに寝たときの翌日
なんです。
「寝て起きると出来るようになる」というのは、日頃、本当によく感じるんですよね。
皆さんは、いかがでしょうか? (^^;)
▼寝ている間に脳が学習する?
素人考えで何の根拠もありませんが、ちょっと考察してみます。
この現象は、寝ている間に、脳が内部の神経回路の学習を進めているのではないかと考えています。
下記の記事でご紹介した脳のフィードバック誤差学習というメカニズムは、基本的には運動しながら並行して学習していくというものです。
関連記事⇒とにかく薬指を使うようにしよう!
しかし、実際に運動していないとき(寝ている間など)も、脳内に記憶されている運動指令と誤差のデータから学習が進んでいるのではないか?と思っています。
ベースを弾くという運動に関しては、動かす対象は「左右の指」になります。
また、今まで生きてきた中で色々な運動をしてきた経験から、どういう運動指令(入力)を筋肉に送れば、左右の指がどう動くか?(出力)というのは、脳はだいたい知っているはずですよね。
つまり、脳の中には「左右の指」の運動を再現する神経回路モデル、すなわちシミュレータがあると考えられます。
また一方で、寝る直前にベースを弾きまくることで、運動指令とその結果、つまり入力と出力の新鮮なデータが大量に脳内に蓄積されることになるのではないかと思います。
脳は、この蓄積データを左右の指のシミュレータに入れることで、結果を予想できます。そうすると、望ましい結果(これも記憶に残っていると仮定)とのズレ(誤差)を知ることができるので、それを使って「指の動かし方」を担う神経回路モデルを学習させてくれるのではないかと考えています。寝ている間に。
つまり、その日は弾けるようにならなくてもいいんです。
とにかく限界まで弾きまくってから「ダメだ!できひん!」と叫んで寝る
ことが、体に覚えこませる早道だったりするかも・・・と思っています。
まあ、学術的な根拠はありませんので、あくまで僕の個人的な見解です。(^o^;)
でも、スポーツ選手がイメージトレーニングをすることで、より良い結果を出せるのと似ているような気がしませんか?
騙されたと思って、試してみてもらえると嬉しいです(笑)。
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ベースの人のキーワードはドラムなんだ!
こんにちは、ぢゃっくです。
引き続き、ヤマハHPのビリーロングインタビューについてのコメントです。ビリーはどんなインタビューでも落ち着いた口調で対応していて、その雰囲気から彼の確固たるスタンスが感じられます。まあ、年の功ということもあると思いますが(笑)。
ヤマハ:アーティストインタービュー:Billy Sheehan(ビリー・シーン)
NEWシグネチャーモデルとベースへの想いを語る
ベースソロについてという章で、ビリーはこう言っています。
うーん、素晴らしい。色々な音楽を学んで、自分の中に吸収することがいかに大事かわかります。
また、この中で、ビリーは、エディヴァンヘイレンが弾いたマイケルジャクソンの「Beat It」のソロについて、「あのソロがあるから、あの曲が成り立っているんだ」と言及しています。僕もこのソロはすごく好きなのですが、ビリーがこのことを言うとは思っていなかったので、正直ビックリしました。
最後の「ベーシストへのアドバイス」という章では、再度ドラマーとのコンビネーションの重要性について語っています。
よーし、もっとドラムを研究するぞー!
というか、アティテュードがめっちゃ欲しくなってしまいます・・・。
引き続き、ヤマハHPのビリーロングインタビューについてのコメントです。ビリーはどんなインタビューでも落ち着いた口調で対応していて、その雰囲気から彼の確固たるスタンスが感じられます。まあ、年の功ということもあると思いますが(笑)。
ヤマハ:アーティストインタービュー:Billy Sheehan(ビリー・シーン)
NEWシグネチャーモデルとベースへの想いを語る
ベースソロについてという章で、ビリーはこう言っています。
Music is a language and you build your vocabulary.
音楽は言語だ。自分のボキャブラリーを増やしていくんだ。
うーん、素晴らしい。色々な音楽を学んで、自分の中に吸収することがいかに大事かわかります。
また、この中で、ビリーは、エディヴァンヘイレンが弾いたマイケルジャクソンの「Beat It」のソロについて、「あのソロがあるから、あの曲が成り立っているんだ」と言及しています。僕もこのソロはすごく好きなのですが、ビリーがこのことを言うとは思っていなかったので、正直ビックリしました。
最後の「ベーシストへのアドバイス」という章では、再度ドラマーとのコンビネーションの重要性について語っています。
For bass players, it's that drummer is the key! (間違ってるかも)
だから、ベースの人のキーワードはドラムなんだ!
よーし、もっとドラムを研究するぞー!
というか、アティテュードがめっちゃ欲しくなってしまいます・・・。
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