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目立てる!ハーモニクス関連の新着記事一覧
タッピング・ハーモニクスを綺麗に出すコツとは。
こんにちは、ぢゃっくです。
新しい動画をアップしました。
タッピング・ハーモニクスで「コーン!」という抜けるようなキレイなハーモニクス音を得るには、右手の叩き方がポイントです。
できるだけ弦に触れる時間を短くして、軽やかに叩くんですね。
この軽く叩くニュアンスを習得するにはどうしたらいいかなーと考えて、思いついたのが、鎖骨を叩くという練習です。
机や壁ではなく、自分自身が響きを感じられるところ、というのがポイントです。例えば、こめかみとか、頬骨なんかも良いと思います。
ゴンゴンと叩くのではなく、手首を柔らかく使って、一瞬だけコッと当てるようにします。できるだけ叩いた余韻(響き)が残るような叩き方を工夫してみてください。
過去記事もありましたので、こちらも合わせてご覧くださいね。
関連記事⇒鎖骨をトントンと叩いてみよう!
ビリーは、ドッグキャンプの講義で、タッピング・ハーモニクスのやり方について、こう言っていました。
右手の薬指を使っている。第一関節の固いところを当てるんだよ。
つまり、弦に当てるのは指先ではない!ということなんですね。
前述の鎖骨を叩く練習では、指先を使いますが、これはあくまで「響く叩き方」を習得するのが目的ですので、実際にベースでやるときには、第一関節を当てるように意識してみてくださいね。
1弦を叩く時などは、指先がネックの下から結構出ることになるはずですよ。(^_-)-☆
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。
8/27に、東京・表参道GROUNDで、プロアマ混合セッションのイベント【KICK THE BORDERLINE!】東京VOL.1に出演します!
関連記事⇒初東京!8/27に表参道GROUNDでベース弾きます!
頑張りますので、東京近郊の方、良かったらぜひ観にきてくださいね!(∩´∀`)∩

新しい動画をアップしました。
▼鎖骨で練習!?
タッピング・ハーモニクスで「コーン!」という抜けるようなキレイなハーモニクス音を得るには、右手の叩き方がポイントです。
できるだけ弦に触れる時間を短くして、軽やかに叩くんですね。
この軽く叩くニュアンスを習得するにはどうしたらいいかなーと考えて、思いついたのが、鎖骨を叩くという練習です。
机や壁ではなく、自分自身が響きを感じられるところ、というのがポイントです。例えば、こめかみとか、頬骨なんかも良いと思います。
ゴンゴンと叩くのではなく、手首を柔らかく使って、一瞬だけコッと当てるようにします。できるだけ叩いた余韻(響き)が残るような叩き方を工夫してみてください。
過去記事もありましたので、こちらも合わせてご覧くださいね。
関連記事⇒鎖骨をトントンと叩いてみよう!
▼指先ではない!
ビリーは、ドッグキャンプの講義で、タッピング・ハーモニクスのやり方について、こう言っていました。
右手の薬指を使っている。第一関節の固いところを当てるんだよ。
つまり、弦に当てるのは指先ではない!ということなんですね。
前述の鎖骨を叩く練習では、指先を使いますが、これはあくまで「響く叩き方」を習得するのが目的ですので、実際にベースでやるときには、第一関節を当てるように意識してみてくださいね。
1弦を叩く時などは、指先がネックの下から結構出ることになるはずですよ。(^_-)-☆
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。
▼イベント告知
8/27に、東京・表参道GROUNDで、プロアマ混合セッションのイベント【KICK THE BORDERLINE!】東京VOL.1に出演します!
関連記事⇒初東京!8/27に表参道GROUNDでベース弾きます!
頑張りますので、東京近郊の方、良かったらぜひ観にきてくださいね!(∩´∀`)∩

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○○で揺らすハーモニクス・ヴィブラートとは?
こんにちは、ぢゃっくです。
ハーモニクス・ヴィブラート。ビリーの数ある超絶ワザの中でも、絶大な視覚的インパクトを誇ります(笑)。
僕が初めてビリーのビデオを観たときに、なによりも目を見張ったのがこれでした。
やり方については、下記記事で紹介していますので、こちらも参照くださいね。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
この記事では、ビリー仕様のストラップのピンを支点にする方法と、ストラップが長い人のために右手で押さえて支点を作る方法の2つを紹介しました。
中には、ビリーが、こんなフォームでハーモニクス・ヴィブラートをしているのを観たことがある人もいるのではと思います。これは、2009年の武道館でのベース・ソロのワンシーンですが、先日のMR.BIGライブでも何度もやっていました。

(引用元:Billy Sheehan - Bass Solo)
今回は、この「第3」のハーモニクス・ヴィブラートのやり方について、ご紹介します。
結論から言うと、これはネックとヘッドの重さから生じる慣性を利用しているんです。
解説動画を作りましたので、まずはこちらをご覧くださいね。
慣性を利用してヴィブラートをかける方法
ボディを身体に固定して小刻みに振ると、「慣性の法則」によってヘッドが若干遅れて揺れるという現象を利用しているんですね。ネックの付け根が動いても、ヘッドはその場所にとどまろうとするからですね。
ヘッドが遅れて揺れると、当然、ネックが弓状にしなりますので、その結果としてヴィブラートがかかるという仕組みです。
僕は「慣性ヴィブラート」と呼んでいます。そのまんまなのですが(笑)。
慣性力は、動かす加速度と質量に比例しますので、ネックが太くてヘッドの大きなベースの方が、小さな振り幅で大きなヴィブラートをかけることができます。そういう意味でも、ビリーのAttitudeベースは、まさに最適だと言えますね。フェンダーなどもやりやすいと思います。
でも、僕のベースのようにヘッドが小さくても、そこそこに揺れてくれますので、どんなベースでも使えるお手軽テクだと思います。
ハーモニクス・ヴィブラートの注意点は、ベースが壊れる危険性をはらんでいるということです。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
最初の2つの方法では、ネックを前に押す力を加減できるようにならないと、ネックが折れたりするリスクがあります。
しかし、今回の第3の方法では、ネックとヘッドの自重から生じる慣性力によってネックをしならせますので、よほど急激に大きく振らない限り、壊れるところまでは至らないと思います。
そういう意味では、安全かつ簡単という一番オススメのやり方なので、ぜひ実際にお試しいただきたいです(^^*)。
ベースが壊れるリスクは低いですが、第3の方法ならではの注意点があります。
それは、ヘッドを人・モノにぶつける恐れがあるということです。
ボディの振り幅は小さくても、長いネックの先にあるヘッドは、思いのほか大きく横に揺れている可能性があります。
ベースのヘッドは、いわば硬くて重い木片ですので、十分凶器になりえます。
このため、特に近くに人がいるときにはやらないという心構えも必要です。ライブのステージでやるときは、メンバーの身体はもちろん、マイクスタンドやアンプなどにも注意してくださいね。
ボディの振り幅は、かなり小さくてもヴィブラートはちゃんとかかりますので、ボディをガッチリ固定して、細かく震えるように振るのがコツです。
周囲に気を付けつつ、楽しんでくださいね。
ハーモニクス・ヴィブラート。ビリーの数ある超絶ワザの中でも、絶大な視覚的インパクトを誇ります(笑)。
僕が初めてビリーのビデオを観たときに、なによりも目を見張ったのがこれでした。
やり方については、下記記事で紹介していますので、こちらも参照くださいね。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
この記事では、ビリー仕様のストラップのピンを支点にする方法と、ストラップが長い人のために右手で押さえて支点を作る方法の2つを紹介しました。
中には、ビリーが、こんなフォームでハーモニクス・ヴィブラートをしているのを観たことがある人もいるのではと思います。これは、2009年の武道館でのベース・ソロのワンシーンですが、先日のMR.BIGライブでも何度もやっていました。

(引用元:Billy Sheehan - Bass Solo)
今回は、この「第3」のハーモニクス・ヴィブラートのやり方について、ご紹介します。
▼物理現象を利用する
結論から言うと、これはネックとヘッドの重さから生じる慣性を利用しているんです。
解説動画を作りましたので、まずはこちらをご覧くださいね。
慣性を利用してヴィブラートをかける方法
ボディを身体に固定して小刻みに振ると、「慣性の法則」によってヘッドが若干遅れて揺れるという現象を利用しているんですね。ネックの付け根が動いても、ヘッドはその場所にとどまろうとするからですね。
ヘッドが遅れて揺れると、当然、ネックが弓状にしなりますので、その結果としてヴィブラートがかかるという仕組みです。
僕は「慣性ヴィブラート」と呼んでいます。そのまんまなのですが(笑)。
慣性力は、動かす加速度と質量に比例しますので、ネックが太くてヘッドの大きなベースの方が、小さな振り幅で大きなヴィブラートをかけることができます。そういう意味でも、ビリーのAttitudeベースは、まさに最適だと言えますね。フェンダーなどもやりやすいと思います。
でも、僕のベースのようにヘッドが小さくても、そこそこに揺れてくれますので、どんなベースでも使えるお手軽テクだと思います。
▼簡単・安全なのでオススメ
ハーモニクス・ヴィブラートの注意点は、ベースが壊れる危険性をはらんでいるということです。
関連記事⇒ハーモニクスにビブラートをかける
最初の2つの方法では、ネックを前に押す力を加減できるようにならないと、ネックが折れたりするリスクがあります。
しかし、今回の第3の方法では、ネックとヘッドの自重から生じる慣性力によってネックをしならせますので、よほど急激に大きく振らない限り、壊れるところまでは至らないと思います。
そういう意味では、安全かつ簡単という一番オススメのやり方なので、ぜひ実際にお試しいただきたいです(^^*)。
▼周囲に十分注意すること!
ベースが壊れるリスクは低いですが、第3の方法ならではの注意点があります。
それは、ヘッドを人・モノにぶつける恐れがあるということです。
ボディの振り幅は小さくても、長いネックの先にあるヘッドは、思いのほか大きく横に揺れている可能性があります。
ベースのヘッドは、いわば硬くて重い木片ですので、十分凶器になりえます。
このため、特に近くに人がいるときにはやらないという心構えも必要です。ライブのステージでやるときは、メンバーの身体はもちろん、マイクスタンドやアンプなどにも注意してくださいね。
ボディの振り幅は、かなり小さくてもヴィブラートはちゃんとかかりますので、ボディをガッチリ固定して、細かく震えるように振るのがコツです。
周囲に気を付けつつ、楽しんでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
鎖骨をトントンと叩いてみよう!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、タッピング・ハーモニクスで綺麗な音を出すコツについてご紹介します。
関連記事⇒簡単!タッピングハーモニクスを試してみて
タッピング・ハーモニクスは、左手でフレットを押さえた状態で、右手で指板を叩いてハーモニクスを出すテクニックですね。
もうお試しになりましたでしょうか?
試してみたけど、「どうも綺麗なハーモニクスが出ないよ」という方は、おそらく右手の叩き方に原因があるのではないかと思います。以下の要領で、見直してみてくださいね。
タッピング・ハーモニクスのコツは、「フレットの真上を瞬間的に叩く」ことです。
右手で使う指は、中指がオススメです。
まず、右手首の力を抜いて、手をブラブラ~とさせます。
そして、その右手中指で、ご自分の鎖骨をトントンと叩いてみてください。
手首のスナップを効かせて、瞬間的に中指を当てるようにします。
鎖骨って叩くと、けっこう身体に響きますよね。鎖骨に触れる時間をできるだけ短くして、コッコッという感じになれば、OKです。
(全くの余談ですが、鎖骨をトントンと叩くのは、不安を和らげる心理作用があったり、花粉症が治ると言われたりしているそうですね。ベースを弾いていない時でも叩いてみると良いかもしれません。)
その要領で、ベースのフレットの真上を叩いてみてください。
このとき、左手で押さえたフレットの実音そのものが鳴っていないか?がチェックするポイントになります。
右手が弦に触れる時間が長かったり、フレットの真上から外れていたりすると、ハーモニクス音ではなく、スラッピング・スタイルで右手親指のサムピングで弾いた時のようになってしまうんです。
タッピング・ハーモニクスの場合は、右手でフレットを叩きつつも、弦に触れたことで実音成分はミュートし、倍音成分(これがハーモニクス)だけを鳴らす・・・という感じにする必要があるんですね。
とは言っても、叩く場所がよく分からないということもあると思いますので、分かりやすい場所をご紹介しますね。
最初は、以下のような手順で練習をするとよい思います。
左手で、2弦5フレットのG音を押さえてください。
そして、右手で、2弦17フレットの真上を叩いてみてください。
次に、1弦12フレットを普通にボーンと弾いてみてください。
これは同じG音になるはずです。つまり、2弦17フレットをタッピングして出たハーモニクス音は、1オクターブ上のG音になっているんですね。
今度は、同じく、2弦の5フレットのG音を押さえた状態で、右手で2弦12フレットの真上を叩いてみてください。
ハーモニクス音がでましたか?これは何の音でしょうか。
これは、1弦19フレットのD音になるんです。つまり、G音をルートとしたときの5度の音にあたるんですね。
ちなみに、左手で押さえていた2弦5フレットで、フラジオレット(ナチュラル)・ハーモニクスを出してみてください。これも同じ音程になるはずです。ハーモニクスって、面白いですね。
では、左手を2弦7フレットに移動すると、どうすればよいでしょうか?
そうです。右手で叩くフレットも2フレットずらせば良いのですね。
つまり、
2弦19フレットを叩けば、1オクターブ上の同じ音程。
2弦14フレットを叩けば、1オクターブ上の5度の音程。
のハーモニクス音が出るということなんですね。
まあ、実際のところ、音程はあまり気にしなくて良いと思います。
でも、フレットによって、綺麗なハーモニクス音が出やすい場所があることは確かです。
この要領で、上手く出る叩き方を探してみてくださいね。
今回は、タッピング・ハーモニクスで綺麗な音を出すコツについてご紹介します。
関連記事⇒簡単!タッピングハーモニクスを試してみて
タッピング・ハーモニクスは、左手でフレットを押さえた状態で、右手で指板を叩いてハーモニクスを出すテクニックですね。
もうお試しになりましたでしょうか?
試してみたけど、「どうも綺麗なハーモニクスが出ないよ」という方は、おそらく右手の叩き方に原因があるのではないかと思います。以下の要領で、見直してみてくださいね。
▼鎖骨をトントンと叩いてみる
タッピング・ハーモニクスのコツは、「フレットの真上を瞬間的に叩く」ことです。
右手で使う指は、中指がオススメです。
まず、右手首の力を抜いて、手をブラブラ~とさせます。
そして、その右手中指で、ご自分の鎖骨をトントンと叩いてみてください。
手首のスナップを効かせて、瞬間的に中指を当てるようにします。
鎖骨って叩くと、けっこう身体に響きますよね。鎖骨に触れる時間をできるだけ短くして、コッコッという感じになれば、OKです。
(全くの余談ですが、鎖骨をトントンと叩くのは、不安を和らげる心理作用があったり、花粉症が治ると言われたりしているそうですね。ベースを弾いていない時でも叩いてみると良いかもしれません。)
▼叩き方のチェックポイント
その要領で、ベースのフレットの真上を叩いてみてください。
このとき、左手で押さえたフレットの実音そのものが鳴っていないか?がチェックするポイントになります。
右手が弦に触れる時間が長かったり、フレットの真上から外れていたりすると、ハーモニクス音ではなく、スラッピング・スタイルで右手親指のサムピングで弾いた時のようになってしまうんです。
タッピング・ハーモニクスの場合は、右手でフレットを叩きつつも、弦に触れたことで実音成分はミュートし、倍音成分(これがハーモニクス)だけを鳴らす・・・という感じにする必要があるんですね。
▼まずはココを叩いてみよう
とは言っても、叩く場所がよく分からないということもあると思いますので、分かりやすい場所をご紹介しますね。
最初は、以下のような手順で練習をするとよい思います。
左手で、2弦5フレットのG音を押さえてください。
そして、右手で、2弦17フレットの真上を叩いてみてください。
次に、1弦12フレットを普通にボーンと弾いてみてください。
これは同じG音になるはずです。つまり、2弦17フレットをタッピングして出たハーモニクス音は、1オクターブ上のG音になっているんですね。
今度は、同じく、2弦の5フレットのG音を押さえた状態で、右手で2弦12フレットの真上を叩いてみてください。
ハーモニクス音がでましたか?これは何の音でしょうか。
これは、1弦19フレットのD音になるんです。つまり、G音をルートとしたときの5度の音にあたるんですね。
ちなみに、左手で押さえていた2弦5フレットで、フラジオレット(ナチュラル)・ハーモニクスを出してみてください。これも同じ音程になるはずです。ハーモニクスって、面白いですね。
では、左手を2弦7フレットに移動すると、どうすればよいでしょうか?
そうです。右手で叩くフレットも2フレットずらせば良いのですね。
つまり、
2弦19フレットを叩けば、1オクターブ上の同じ音程。
2弦14フレットを叩けば、1オクターブ上の5度の音程。
のハーモニクス音が出るということなんですね。
まあ、実際のところ、音程はあまり気にしなくて良いと思います。
でも、フレットによって、綺麗なハーモニクス音が出やすい場所があることは確かです。
この要領で、上手く出る叩き方を探してみてくださいね。
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ピンチ・ハーモニクスをやってみよう!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、ビリーが使うハーモニクスの三番目、ピンチ・ハーモニクスについてご紹介します。
1.フラジオレット・ハーモニクス
2.タッピング・ハーモニクス
3.ピンチ・ハーモニクス ★コレ
関連記事⇒2フレット少し手前のハーモニクス
ピンチハーモニクスという言い方は、一般的ではないかもしれません。もしかしたらビリーしか使っていないかもしれませんね(笑)。
ギターでいうピッキングハーモニクスと同じことをベースでやるというとイメージしやすいでしょうか。人工ハーモニクスという方が馴染みがあるかもしれません。
右手のフォームは以下のようになります。

ピンチ(pinch)というのは、「つまむ」という意味の単語です。親指と人差し指で弦をつまむように見えるので、そう呼んでいるのだと思います。
でも、実際には、ピンチ・ハーモニクスは「親指と中指」を使って出すのです!
実は、人差し指は何も仕事をしていないんですね(笑)。というのは少し言い過ぎだと思いますが、以下のように人差し指を離しても出すことができます。

左手は、どこかのフレットを押さえておきます。弦はどれでもかまいませんが、1弦か2弦がやりやすいでしょう。
親指で弦に触れた状態で、中指の爪で弦を弾き、すぐに親指を離します。
上手くいくと「ピューウ」という感じの高音が出ます。これがピンチ・ハーモニクスです!
エフェクターで歪ませると、より出やすくなります。
このハーモニクスの音程を決めるのは、親指の位置です。
ピンチ・ハーモニクスで音を出すには、親指がハーモニクス・ポイントに触れている必要があります。
ハーモニクス・ポイントは、左手で押さえたフレットからブリッジまでの距離によって決まりますので、「ここ!」というのが上手く説明できません・・・。
まずは、ピックアップのあたりをあちこち探してみるのが良いと思います。
1センチ位の間隔でずらしながらピューピュー鳴らしていくと、所々で色々なハーモニクス音がでる場所があることがわかると思います。
つまり、ピンチ・ハーモニクスで難しいのは、この親指の位置を決めるところなんですよね。
その場所を覚えておく・・ことができれば一番良いのですが、これは左手で押さえるフレットにも依存するので、けっこう難しいです。
ただ、どこのハーモニクス・ポイントも結局は左手で押さえたフレットに関係するなにかしらの倍音になっているはずなので、どの音が出ても外れることはないはず・・・と思っています。
メロディを弾くというよりは効果音的な使い方がメインになりますので、タッピング・ハーモニクスと同じで、音程はあまり気にしなくてもいいのではないかと(笑)。
ビリーも良く使いますが、気が向くままに弾いているように思えますね。(^^;)
ぶっちゃけた話、「このへんかな?」位でよいと思います。
ポイントからずれていたら上手く高音がでませんので、綺麗なハーモニクス音を出す感覚をつかんでおけば大丈夫だと思います。
ちなみに、押弦した音と同じ音程のハーモニクスを出したいときは、押さえたフレットとブリッジの間を4等分してブリッジ側から1/4のところがポイントになります。
人工ハーモニクスを、以下のようなフォームでも出す方もおられると思います。ようは、親指でハーモニクス・ポイントを押さえていれば良く、爪で弾くのは必須ではないのですね。

しかし、爪を使った方が明らかに出やすいので、僕はオススメします!
ちなみに、僕がベースで爪を積極的に使うのは、このピンチ・ハーモニクスのときだけです。
スリーフィンガーで音粒を揃えるために、爪は短く切り揃えているので、いざピンチ・ハーモニクスを出そうとすると、食い込んで痛かったりします(笑)。
皆さんもちょうど良い爪の長さを見つけてくださいね。
今回は、ビリーが使うハーモニクスの三番目、ピンチ・ハーモニクスについてご紹介します。
1.フラジオレット・ハーモニクス
2.タッピング・ハーモニクス
3.ピンチ・ハーモニクス ★コレ
関連記事⇒2フレット少し手前のハーモニクス
ピンチハーモニクスという言い方は、一般的ではないかもしれません。もしかしたらビリーしか使っていないかもしれませんね(笑)。
ギターでいうピッキングハーモニクスと同じことをベースでやるというとイメージしやすいでしょうか。人工ハーモニクスという方が馴染みがあるかもしれません。
ピンチ・ハーモニクスの出し方
右手のフォームは以下のようになります。

ピンチ(pinch)というのは、「つまむ」という意味の単語です。親指と人差し指で弦をつまむように見えるので、そう呼んでいるのだと思います。
でも、実際には、ピンチ・ハーモニクスは「親指と中指」を使って出すのです!
実は、人差し指は何も仕事をしていないんですね(笑)。というのは少し言い過ぎだと思いますが、以下のように人差し指を離しても出すことができます。

左手は、どこかのフレットを押さえておきます。弦はどれでもかまいませんが、1弦か2弦がやりやすいでしょう。
親指で弦に触れた状態で、中指の爪で弦を弾き、すぐに親指を離します。
上手くいくと「ピューウ」という感じの高音が出ます。これがピンチ・ハーモニクスです!
エフェクターで歪ませると、より出やすくなります。
▼音程のポイント
このハーモニクスの音程を決めるのは、親指の位置です。
ピンチ・ハーモニクスで音を出すには、親指がハーモニクス・ポイントに触れている必要があります。
ハーモニクス・ポイントは、左手で押さえたフレットからブリッジまでの距離によって決まりますので、「ここ!」というのが上手く説明できません・・・。
まずは、ピックアップのあたりをあちこち探してみるのが良いと思います。
1センチ位の間隔でずらしながらピューピュー鳴らしていくと、所々で色々なハーモニクス音がでる場所があることがわかると思います。
つまり、ピンチ・ハーモニクスで難しいのは、この親指の位置を決めるところなんですよね。
その場所を覚えておく・・ことができれば一番良いのですが、これは左手で押さえるフレットにも依存するので、けっこう難しいです。
ただ、どこのハーモニクス・ポイントも結局は左手で押さえたフレットに関係するなにかしらの倍音になっているはずなので、どの音が出ても外れることはないはず・・・と思っています。
メロディを弾くというよりは効果音的な使い方がメインになりますので、タッピング・ハーモニクスと同じで、音程はあまり気にしなくてもいいのではないかと(笑)。
ビリーも良く使いますが、気が向くままに弾いているように思えますね。(^^;)
ぶっちゃけた話、「このへんかな?」位でよいと思います。
ポイントからずれていたら上手く高音がでませんので、綺麗なハーモニクス音を出す感覚をつかんでおけば大丈夫だと思います。
ちなみに、押弦した音と同じ音程のハーモニクスを出したいときは、押さえたフレットとブリッジの間を4等分してブリッジ側から1/4のところがポイントになります。
▼ここは爪を使いましょう!
人工ハーモニクスを、以下のようなフォームでも出す方もおられると思います。ようは、親指でハーモニクス・ポイントを押さえていれば良く、爪で弾くのは必須ではないのですね。

しかし、爪を使った方が明らかに出やすいので、僕はオススメします!
ちなみに、僕がベースで爪を積極的に使うのは、このピンチ・ハーモニクスのときだけです。
スリーフィンガーで音粒を揃えるために、爪は短く切り揃えているので、いざピンチ・ハーモニクスを出そうとすると、食い込んで痛かったりします(笑)。
皆さんもちょうど良い爪の長さを見つけてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |
ハーモニクスにビブラートをかける
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、ハーモニクスにビブラートをかけるテクニック「ネックビブラート」について紹介します。
通常は、押弦している左手の指で弦を動かすことでビブラートをかけますよね。
しかし、ハーモニクスの場合は、弦を押さえていないので、この方法が使えません。
そこで使うのが、ネックビブラートというテクニックです。
ライブで、ビリーがハーモニクスを弾いたあとに、ベースのボディを持ち上げて前後に揺らすプレイをしているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。あれがそうです。
頻繁にやるのはビリーくらいなので、これをやるだけで、ビリーシーンっぽさが一気にアップしますよ!
見た目にとてもインパクトがあるので、ライブでやると盛り上がります。特に、初めて見る人は「いま何やったの?」とビックリされること確実です。
基本は、ネックベンドというテクニックで、それを繰り返すことで音を揺らすビブラートの効果を出しています。また、開放弦を弾いたあとにやれば、ギターのアームダウンのような効果を出すこともできます。
さて、やり方について説明します。
1.左手でネックの首部分、右手でボディを持って、ベースを持ち上げます。
2.ネック側のストラップの端が伸びきる位置まで、ベースを前に出します。
3.その状態で、もう少しだけ「ぐっ」とネックとボディを前に押します。
ぐっと押すと、アームダウンのように、弦が指板から離れるのがわかると思います。これがベンドです。力加減としては、通常状態よりも弦が2~3ミリ離れるくらいがちょうど良いと思います。
ここで、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、一番のポイントは支点を作るストラップの長さです。
つまり、ビリーと同じスタイルでネックビブラートをするためには、ストラップを短くして、ベースの位置を高くするのが必須ということなんですね。
【関連記事】ベースを高くする意味とは
ご参考までに、僕が実演しているYouTube動画を紹介します。ベースを低い位置で構える方でもネックビブラートができる方法も紹介しています。
ネックベンドは、無理をするとベースを壊してしまう恐れがあるので注意してください。チューニングがずれる程度であれば良いのですが、ネックがずれる、変形する、最悪折れるという可能性もあると思います。
特に、力が集中するのが、支点となるストラップです。このため、ストラップがちぎれて、ベースが吹っ飛んでしまうことがありました。最初は、自分の前にクッションや布団など柔らかいものがあり、人がいない場所で練習するようにしてください。
僕は、ちぎれたストラップの先を切って、元々穴のなかった分厚い部分に穴を開け、さらにワンタッチで着脱できる金属のパーツを入れています。これは、かなり頑丈で気に入っています。ストラップの素材も伸びにくいものを選ぶとよいと思います。
ヤマハのアティテュードは、ビリーのリクエストで、ネックとボディの接合部が非常に強固な設計になっているそうです。だから、ビリーもあれだけ思い切ったプレイができるのでしょうね。
ちょっと気をつけつつ、ネックビブラート楽しんでみてくださいね。
今回は、ハーモニクスにビブラートをかけるテクニック「ネックビブラート」について紹介します。
通常は、押弦している左手の指で弦を動かすことでビブラートをかけますよね。
しかし、ハーモニクスの場合は、弦を押さえていないので、この方法が使えません。
そこで使うのが、ネックビブラートというテクニックです。
ライブで、ビリーがハーモニクスを弾いたあとに、ベースのボディを持ち上げて前後に揺らすプレイをしているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか。あれがそうです。
頻繁にやるのはビリーくらいなので、これをやるだけで、ビリーシーンっぽさが一気にアップしますよ!
見た目にとてもインパクトがあるので、ライブでやると盛り上がります。特に、初めて見る人は「いま何やったの?」とビックリされること確実です。
基本は、ネックベンドというテクニックで、それを繰り返すことで音を揺らすビブラートの効果を出しています。また、開放弦を弾いたあとにやれば、ギターのアームダウンのような効果を出すこともできます。
さて、やり方について説明します。
1.左手でネックの首部分、右手でボディを持って、ベースを持ち上げます。
2.ネック側のストラップの端が伸びきる位置まで、ベースを前に出します。
3.その状態で、もう少しだけ「ぐっ」とネックとボディを前に押します。
ぐっと押すと、アームダウンのように、弦が指板から離れるのがわかると思います。これがベンドです。力加減としては、通常状態よりも弦が2~3ミリ離れるくらいがちょうど良いと思います。
ここで、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、一番のポイントは支点を作るストラップの長さです。
つまり、ビリーと同じスタイルでネックビブラートをするためには、ストラップを短くして、ベースの位置を高くするのが必須ということなんですね。
【関連記事】ベースを高くする意味とは
ご参考までに、僕が実演しているYouTube動画を紹介します。ベースを低い位置で構える方でもネックビブラートができる方法も紹介しています。
●注意していただきたいこと
ネックベンドは、無理をするとベースを壊してしまう恐れがあるので注意してください。チューニングがずれる程度であれば良いのですが、ネックがずれる、変形する、最悪折れるという可能性もあると思います。
特に、力が集中するのが、支点となるストラップです。このため、ストラップがちぎれて、ベースが吹っ飛んでしまうことがありました。最初は、自分の前にクッションや布団など柔らかいものがあり、人がいない場所で練習するようにしてください。
僕は、ちぎれたストラップの先を切って、元々穴のなかった分厚い部分に穴を開け、さらにワンタッチで着脱できる金属のパーツを入れています。これは、かなり頑丈で気に入っています。ストラップの素材も伸びにくいものを選ぶとよいと思います。
ヤマハのアティテュードは、ビリーのリクエストで、ネックとボディの接合部が非常に強固な設計になっているそうです。だから、ビリーもあれだけ思い切ったプレイができるのでしょうね。
ちょっと気をつけつつ、ネックビブラート楽しんでみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、右のメールフォームからお気軽にどうぞ。 |