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苦闘20年!スリーフィンガーによる超高速4音フレーズのコツ。
こんにちは、ぢゃっくです。
スリーフィンガーに関する新しい動画をアップしました!
一般的には、スリーフィンガーで4音フレーズを弾くのは難しいのですが、この奏法ができるようになれば、スーパー超高速でいくらでも弾けるようになります!
これぞビリーシーン!という雰囲気が出せるフレーズじゃないかなーと思っています。(^o^*)
普通は下降フレーズで使うレイキングと組み合わせているのですが、上手く連続して弾けるようになると上昇フレーズに聴こえてくるという点でも面白いフレーズです。
関連動画⇒高速上昇フレーズをレイキングで弾く!
タイトルに苦闘20年と書いてみました(笑)。
もちろん同じモチベーションでずっとずっと練習していたわけではなく、挫折を繰り返していたわけですが・・・それらしく弾けるようになるまでに、20年以上かかったのは事実です(^^;)。
僕がこのフレーズを知ったのは、16歳の時にクラスの友達からもらった「ビリーシーン・イン・ジャパン」というビデオでした。
関連記事⇒全ての始まりは一本のビデオでした
今回ピックアップした奏法は、ベース・クリニックのお客さんから「うちのベースが、ボトムラインのベースソロをどうやって弾いたらよいかわからないと言っている。彼に教えてほしい。」という質問に答えて実演してくれたものです。
ボトムラインとは、デヴィッド・リー・ロスの2ndアルバム「Skyscraper」に収録された「The Bottom Line」のことで、2:32から速弾きベースソロがあるんですね。確かにどう弾いているのか全く分からないようなのが(笑)。
ビデオでは、一瞬スローで弾いてくれたので、仕組みは何となく分かりました。ビリーも「簡単だろ?」って言ってます(苦笑)。
でも、いくら練習しても雰囲気が全く出なかったんです・・・そのうち試行錯誤する気力も減っていき、そして気づけば20年以上が経過・・・(T_T)。
だったんですが、ここ2年くらいで急にコツが掴めて、少しそれらしくなってきたんですよね(笑)。
ちなみに、今改めてYouTubeでそのシーンを確認すると、これはあくまで基本パターンで、さらに4フィンガーを駆使するパターンもやってたことが判明しました。
これはさすがに、あとプラス20年やっても出来る気がしませんね・・・(~_~;)。
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

スリーフィンガーに関する新しい動画をアップしました!
一般的には、スリーフィンガーで4音フレーズを弾くのは難しいのですが、この奏法ができるようになれば、スーパー超高速でいくらでも弾けるようになります!
これぞビリーシーン!という雰囲気が出せるフレーズじゃないかなーと思っています。(^o^*)
普通は下降フレーズで使うレイキングと組み合わせているのですが、上手く連続して弾けるようになると上昇フレーズに聴こえてくるという点でも面白いフレーズです。
関連動画⇒高速上昇フレーズをレイキングで弾く!
▼質問に答えて、さらっと実演
タイトルに苦闘20年と書いてみました(笑)。
もちろん同じモチベーションでずっとずっと練習していたわけではなく、挫折を繰り返していたわけですが・・・それらしく弾けるようになるまでに、20年以上かかったのは事実です(^^;)。
僕がこのフレーズを知ったのは、16歳の時にクラスの友達からもらった「ビリーシーン・イン・ジャパン」というビデオでした。
関連記事⇒全ての始まりは一本のビデオでした
今回ピックアップした奏法は、ベース・クリニックのお客さんから「うちのベースが、ボトムラインのベースソロをどうやって弾いたらよいかわからないと言っている。彼に教えてほしい。」という質問に答えて実演してくれたものです。
ボトムラインとは、デヴィッド・リー・ロスの2ndアルバム「Skyscraper」に収録された「The Bottom Line」のことで、2:32から速弾きベースソロがあるんですね。確かにどう弾いているのか全く分からないようなのが(笑)。
ビデオでは、一瞬スローで弾いてくれたので、仕組みは何となく分かりました。ビリーも「簡単だろ?」って言ってます(苦笑)。
でも、いくら練習しても雰囲気が全く出なかったんです・・・そのうち試行錯誤する気力も減っていき、そして気づけば20年以上が経過・・・(T_T)。
だったんですが、ここ2年くらいで急にコツが掴めて、少しそれらしくなってきたんですよね(笑)。
ちなみに、今改めてYouTubeでそのシーンを確認すると、これはあくまで基本パターンで、さらに4フィンガーを駆使するパターンもやってたことが判明しました。
これはさすがに、あとプラス20年やっても出来る気がしませんね・・・(~_~;)。
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ベースを使わないスリーフィンガー練習法
こんにちは、ぢゃっくです。
久しぶりに、ドッグキャンプ以外の話題を。
今回は、ベースを使わないスリーフィンガー練習法シリーズです。
YouTubeにはだいぶ前からアップしていたものですが、4本まとめてご紹介します!1~3はビデオカメラが古いので、画質も音声も酷くで恐縮なのですが・・・(^^;)。
どれもお金も一切かかりませんし、いつでもどこでもできますので、ぜひ一度、お試しください(´▽`*)。
テーブルなどを使って、指先を揃えるための練習です。
ビリーの右手は、常にリア・ピックアップの表面に触れてなぞるように弾いています。これにより、毎回、指の同じ場所に弦が当たるようになるので、音の粒が揃うんです!
長い中指を上手く曲げて、指先が一直線になるように身体に覚え込ませてください!
右手のフォームを確立するための練習です。
左手の指を弦に見立てて弾くのですが、音も全くしないので、本当にどこでもできる練習で、とてもオススメです!(´▽`*)
また、色々な角度から見られるので、正しいフォームになっているかを確認しながらやってくださいね!
テーブルなど平坦な面を使って、右手の各指の間隔を揃えるための練習です。
面を叩いた時に、各指から出る音の音量と、その間隔が均等になるように意識します。
これをやりこむと、3本の指で4の倍数を弾くときに、アタマの指が順番に変わっていくというスリーフィンガー永遠?のテーマを克服することができますよ。
どの指で弾いているのかわからない位になることを目指してください!
フリスクやミンティアなどのパッケージを使って、右手指の力を鍛える練習です。
特に弱くなりがちな薬指の力を込められるように練習すると良いです。
親指で裏側にしっかり壁を作って、パッケージが開いて壊れるくらいに力を込めましょう!\(^o^)/
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

久しぶりに、ドッグキャンプ以外の話題を。
今回は、ベースを使わないスリーフィンガー練習法シリーズです。
YouTubeにはだいぶ前からアップしていたものですが、4本まとめてご紹介します!1~3はビデオカメラが古いので、画質も音声も酷くで恐縮なのですが・・・(^^;)。
どれもお金も一切かかりませんし、いつでもどこでもできますので、ぜひ一度、お試しください(´▽`*)。
▼指先を揃える編
テーブルなどを使って、指先を揃えるための練習です。
ビリーの右手は、常にリア・ピックアップの表面に触れてなぞるように弾いています。これにより、毎回、指の同じ場所に弦が当たるようになるので、音の粒が揃うんです!
長い中指を上手く曲げて、指先が一直線になるように身体に覚え込ませてください!
▼左手指を使う編
右手のフォームを確立するための練習です。
左手の指を弦に見立てて弾くのですが、音も全くしないので、本当にどこでもできる練習で、とてもオススメです!(´▽`*)
また、色々な角度から見られるので、正しいフォームになっているかを確認しながらやってくださいね!
▼4音を均等に出す編
テーブルなど平坦な面を使って、右手の各指の間隔を揃えるための練習です。
面を叩いた時に、各指から出る音の音量と、その間隔が均等になるように意識します。
これをやりこむと、3本の指で4の倍数を弾くときに、アタマの指が順番に変わっていくというスリーフィンガー永遠?のテーマを克服することができますよ。
どの指で弾いているのかわからない位になることを目指してください!
▼指先に力を込める編
フリスクやミンティアなどのパッケージを使って、右手指の力を鍛える練習です。
特に弱くなりがちな薬指の力を込められるように練習すると良いです。
親指で裏側にしっかり壁を作って、パッケージが開いて壊れるくらいに力を込めましょう!\(^o^)/
もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

人差し指の爪が当たる意外な理由とは。
こんにちは、ぢゃっくです。
最近、もっぱら人差し指だけを使ったワンフィンガーの練習に時間を割くようにしています。
スリーフィンガーで、弦2本にまたがるレイキングをするとき、時々「ぴきん」と爪の音がしてしまうという悩みを抱えていました。人差し指が犯人なのはわかっていたのですが、原因がよく分からなかったんです。
最初は「爪の切り方かな?」と思って、かなり短く切り揃えてみたのですが、改善しません。
「タッピングしていることで、他の指より皮が固くなってるから?」とも思ったのですが、いうほど固くなっていませんでした(苦笑)。
で、最近、やっと原因らしきものが分かりました。
それは、人差し指のカタチだったんです。
僕の場合、人差し指を真横から見ると、中指、薬指と比べて、指先の肉のカーブの形が違うんですね。

中指と薬指は、カーブの形が「厚く丸っこい」ので、爪よりも肉の方が前にでています。
でも、人差し指は、カーブの形が「薄くなだらか」なので、爪の方が先に出てる感じなんです。
このため、いくら爪を切っても
力を入れて弦を弾く
↓
指先の肉がつぶれる
↓
爪が当たってしまう。
という状態だったのです。。。
指を弦に深く潜らせれば、人差し指でも分厚い肉の部分が当たるので、改善します。なので、弾く弦のすぐ上に親指を置く場合は、問題にならなかったわけです。
しかし、2本弦レイキングでは、親指を3弦に置いて1弦を弾くので、すこし距離が遠くなるために、あまり潜らせることができません。また、人差し指だけ深く当てようとすると、右手フォームのバランスが崩れて、スムーズに弾けなくなってしまいました。
色々と試行錯誤してみたのですが、やはり一番理想的な対策、指先にタコを作って分厚くすることを目指すことにしました。それには、「ワンフィンガーで徹底的に特訓だ!」というわけです。
人差し指なのでライトハンドでも良かったんですが、ワンフィンガーのほうが弦との摩擦が大きそうなので、早く鍛えられるかなと(笑)。
ワンフィンガーは、粒が揃った強い音が出せますし、ハンマリング&プリング・レイキング・スライドを使えば大抵のフレーズが弾けますし、すごく好きです。(^^*)
最近、もっぱら人差し指だけを使ったワンフィンガーの練習に時間を割くようにしています。
▼悩んでいました
スリーフィンガーで、弦2本にまたがるレイキングをするとき、時々「ぴきん」と爪の音がしてしまうという悩みを抱えていました。人差し指が犯人なのはわかっていたのですが、原因がよく分からなかったんです。
最初は「爪の切り方かな?」と思って、かなり短く切り揃えてみたのですが、改善しません。
「タッピングしていることで、他の指より皮が固くなってるから?」とも思ったのですが、いうほど固くなっていませんでした(苦笑)。
で、最近、やっと原因らしきものが分かりました。
それは、人差し指のカタチだったんです。
▼人差し指だけ違っていた
僕の場合、人差し指を真横から見ると、中指、薬指と比べて、指先の肉のカーブの形が違うんですね。

中指と薬指は、カーブの形が「厚く丸っこい」ので、爪よりも肉の方が前にでています。
でも、人差し指は、カーブの形が「薄くなだらか」なので、爪の方が先に出てる感じなんです。
このため、いくら爪を切っても
力を入れて弦を弾く
↓
指先の肉がつぶれる
↓
爪が当たってしまう。
という状態だったのです。。。
▼カタチ改造中
指を弦に深く潜らせれば、人差し指でも分厚い肉の部分が当たるので、改善します。なので、弾く弦のすぐ上に親指を置く場合は、問題にならなかったわけです。
しかし、2本弦レイキングでは、親指を3弦に置いて1弦を弾くので、すこし距離が遠くなるために、あまり潜らせることができません。また、人差し指だけ深く当てようとすると、右手フォームのバランスが崩れて、スムーズに弾けなくなってしまいました。
色々と試行錯誤してみたのですが、やはり一番理想的な対策、指先にタコを作って分厚くすることを目指すことにしました。それには、「ワンフィンガーで徹底的に特訓だ!」というわけです。
人差し指なのでライトハンドでも良かったんですが、ワンフィンガーのほうが弦との摩擦が大きそうなので、早く鍛えられるかなと(笑)。
ワンフィンガーは、粒が揃った強い音が出せますし、ハンマリング&プリング・レイキング・スライドを使えば大抵のフレーズが弾けますし、すごく好きです。(^^*)
無料で作れるスリーフィンガー練習ツール!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、無料で誰でも作れるスリーフィンガー練習ツールをご紹介します。これさえあれば、ベースがなくても、外出先でも、いつでもスリーフィンガーを練習することができますよ。
材料は、アルミの空き缶1個だけです。これが完成形になります。

「なんやしょぼいなあ・・・」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)・・・これでも十分役に立つんですよ。(^^;;
別に500mlのロング缶でもかまいませんが、ちょっと持ちにくいかもしれません。手で缶の形を変えますので、スチール缶は避けたほうが良いと思います。
作り方について説明します。(見たまんまですが・・・)
1.指で缶の真ん中あたりを縦方向にへこませます。
2.へこみの左右の両サイドが山になるように、外側をへこませます。
3.山の頂点部分が鋭角になるように整形します。
4.二つの山の間隔がちょうど弦の間隔くらいになるように整形します。
これで完成です!\(^o^)/
缶の二つの山を2本の弦にみたてて、カラカラカラ~と弾きます。片方の山に親指を、もう片方の山に3本の指を置きます。

フォームはこうですね。
関連記事⇒右手の指先を揃えよう!

3本の指から出るカラカラ音が均一になるように弾きます。缶の空洞が音を増幅させることにより、音粒のバラつきがあると顕著にわかると思います。
音が気になる場合は、左手の手のひらで飲み口をふさぐか、ティッシュなどをつめてやると消音できますよ。場所に応じて工夫してみてくださいね。
山部分をくりかえし擦ることで、摩擦で指先が固くなる効果もあります。ただし、あまり鋭角にしすぎると、指を怪我する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
今回は、無料で誰でも作れるスリーフィンガー練習ツールをご紹介します。これさえあれば、ベースがなくても、外出先でも、いつでもスリーフィンガーを練習することができますよ。
▼完成形
材料は、アルミの空き缶1個だけです。これが完成形になります。

「なんやしょぼいなあ・・・」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)・・・これでも十分役に立つんですよ。(^^;;
別に500mlのロング缶でもかまいませんが、ちょっと持ちにくいかもしれません。手で缶の形を変えますので、スチール缶は避けたほうが良いと思います。
▼作り方
作り方について説明します。(見たまんまですが・・・)
1.指で缶の真ん中あたりを縦方向にへこませます。
2.へこみの左右の両サイドが山になるように、外側をへこませます。
3.山の頂点部分が鋭角になるように整形します。
4.二つの山の間隔がちょうど弦の間隔くらいになるように整形します。
これで完成です!\(^o^)/
▼使い方
缶の二つの山を2本の弦にみたてて、カラカラカラ~と弾きます。片方の山に親指を、もう片方の山に3本の指を置きます。

フォームはこうですね。
関連記事⇒右手の指先を揃えよう!

3本の指から出るカラカラ音が均一になるように弾きます。缶の空洞が音を増幅させることにより、音粒のバラつきがあると顕著にわかると思います。
音が気になる場合は、左手の手のひらで飲み口をふさぐか、ティッシュなどをつめてやると消音できますよ。場所に応じて工夫してみてくださいね。
山部分をくりかえし擦ることで、摩擦で指先が固くなる効果もあります。ただし、あまり鋭角にしすぎると、指を怪我する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
薬指の活用法その2【プル奏法】
こんにちは、ぢゃっくです。
以前、薬指の活用法として【オクターヴ奏法】をご紹介しました。今回は、もうひとつご紹介しますね。
関連記事⇒薬指の活用法1【オクターヴ奏法】
それはプル奏法です。
一般的に「プル」といえば、スラップ・スタイルでお馴染みですね。
右手の人差し指を1弦か2弦の下にもぐりこませて、勢いよく外にはじくテクニックです。ペンッ!いう小気味よい音が気持ちいいですね。
薬指プル奏法も同じなのですが、ツーフィンガーで弾いている間にしれっと薬指でプルを入れるという所がポイントです。
これも薬指が自由に動かせる「スリーフィンガーならでは」の使い方といえると思います。
オクターヴ奏法よりも強いアクセントを瞬間的に入れることができますので、スタッカートの効いたキメ・フレーズで使うと効果的です。特に、ドラムがシンバルを叩いて、すぐ手でミュートするような(笑)フレーズは狙いどころです。
ハンマリング・プリングを合わせればスラップ・スタイルのプルと同様のメロディックな雰囲気も出せます。
聴いている人は、「今の音、どこからしたんだ?この人スラップじゃないのに!」とビックリしてくれるかもしれませんよ。(笑)
僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。例として、MR.BIGの「Merciless」からのフレーズを弾いています。
【ビリーシーンスタイル】薬指の活用法2(プル奏法)
ちなみに、親指で弦をはじく【親指プル】という応用テクがあります。
薬指プルと比べて、親指プルは4弦から1弦までどの弦でもできるというメリットがあります。
実際には、ビリーもこっちの方をよく使っているように思いますね。
以前、薬指の活用法として【オクターヴ奏法】をご紹介しました。今回は、もうひとつご紹介しますね。
関連記事⇒薬指の活用法1【オクターヴ奏法】
それはプル奏法です。
▼薬指プル奏法とは
一般的に「プル」といえば、スラップ・スタイルでお馴染みですね。
右手の人差し指を1弦か2弦の下にもぐりこませて、勢いよく外にはじくテクニックです。ペンッ!いう小気味よい音が気持ちいいですね。
薬指プル奏法も同じなのですが、ツーフィンガーで弾いている間にしれっと薬指でプルを入れるという所がポイントです。
これも薬指が自由に動かせる「スリーフィンガーならでは」の使い方といえると思います。
オクターヴ奏法よりも強いアクセントを瞬間的に入れることができますので、スタッカートの効いたキメ・フレーズで使うと効果的です。特に、ドラムがシンバルを叩いて、すぐ手でミュートするような(笑)フレーズは狙いどころです。
ハンマリング・プリングを合わせればスラップ・スタイルのプルと同様のメロディックな雰囲気も出せます。
聴いている人は、「今の音、どこからしたんだ?この人スラップじゃないのに!」とビックリしてくれるかもしれませんよ。(笑)
▼参考動画
僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。例として、MR.BIGの「Merciless」からのフレーズを弾いています。
【ビリーシーンスタイル】薬指の活用法2(プル奏法)
▼応用テクニック
ちなみに、親指で弦をはじく【親指プル】という応用テクがあります。
薬指プルと比べて、親指プルは4弦から1弦までどの弦でもできるというメリットがあります。
実際には、ビリーもこっちの方をよく使っているように思いますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |