ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> リズム・トレーニング
リズム・トレーニング関連の新着記事一覧
スティーヴ・ヴァイの魔法リフ2
こんにちは、ぢゃっくです。
スティーヴ・ヴァイが仕掛けたリズム・トリックの第2弾をご紹介します。
前回記事⇒スティーヴ・ヴァイの魔法リフ
今回は、David Lee Roth Bandの1stアルバム「Eat'Em And Smile」から「Goin' Crazy!」のイントロです。
これは、本当に良いアルバムだと思います。超一流メンバーの個性が、奇跡的に融合して生まれた傑作ですね。
バッドビリーさんもコメント欄に書いてくださっていましたが、この時期のDavid Lee Roth Bandは、稀代のスーパーグループと言っても過言ではないと思います。
ライブの動画(ビデオ持っていたのですが、行方不明・・・)を見ても、まさしく自由奔放という感じで、全員が本当に楽しそうにプレイしています。
ご存じない方は、ぜひぜひ聴いてみてください。本当にオススメです!
2作目の「Skyscraper」も好きなのですが、直後にビリーが脱退してしまうことから、楽曲からもどうしてもデイヴとの確執が感じられてしまう気がします・・・。
さて、スティーヴ・ヴァイの魔法リフに話を戻します。
「Goin' Crazy!」のイントロを聴こえるままに譜面にしたものと、実際の譜面を以下に示します。

基本的には、前回ご紹介した「Knuckle Bones」と同じなのですが、今回は「実は、最初に休符が入っているんだよ」というのがトリックになります。
つまり、前回は前でしたが、今回は「後ろにずれている」のです。
聴こえる音をオモテだと感じてしまったが最後、0:14あたりから入るドラムとベースに全然合わないんですね。
これについては、フレージングの妙もあるように思いますね。オモテと感じた時にしっくりくるように逆に計算されているような気がします(日本人にとっては・・・かもしれませんが)。
頭で分かってから聴いても、僕には、どうしても1拍目のウラから始まっているようには聴こえないですね。完全にお手上げです(T.T)。
参考までに、イントロ全体(歌が始まるまで)も掲載しておきますね。

実は、今回のトリックにはヒントがあり、曲の途中で気づけるチャンスがあります。
それは、ギターソロの後、イントロと同じリフに戻る瞬間(2:09あたり)です。明確に休符が入っていますね。
で、そのあとドラムが入るのですが・・・。
ここでまた「ええ?」と違和感を感じてしまわないでしょうか。
僕はいまだに毎回感じます(笑)。
ソロ中から惑わされずに一心不乱にカウントしていくと分かりますが、実は、ドラムはそのまま継続したタイミングで普通に入っているだけなのですね。
でも感じてしまう違和感・・・。
これは、おそらくイントロと同じリフが始まったことにより、途中で、覚えている(間違った)フレーズに脳が勝手に補正してしまうためではないか?と勝手に考えています。
その結果、ドラムの入るタイミングがずれるように感じてしまう・・・と。
もし本当にそこまで意識していたとすると、その緻密な計算に驚くほかありません。(--;)
ビリーも異次元ですが、スティーヴもやっぱりタダ者じゃあないです。
バンドで演奏するのはとんでもなく難しいでしょうね、この曲。
スティーヴ・ヴァイが仕掛けたリズム・トリックの第2弾をご紹介します。
前回記事⇒スティーヴ・ヴァイの魔法リフ
今回は、David Lee Roth Bandの1stアルバム「Eat'Em And Smile」から「Goin' Crazy!」のイントロです。
これは、本当に良いアルバムだと思います。超一流メンバーの個性が、奇跡的に融合して生まれた傑作ですね。
バッドビリーさんもコメント欄に書いてくださっていましたが、この時期のDavid Lee Roth Bandは、稀代のスーパーグループと言っても過言ではないと思います。
ライブの動画(ビデオ持っていたのですが、行方不明・・・)を見ても、まさしく自由奔放という感じで、全員が本当に楽しそうにプレイしています。
ご存じない方は、ぜひぜひ聴いてみてください。本当にオススメです!
2作目の「Skyscraper」も好きなのですが、直後にビリーが脱退してしまうことから、楽曲からもどうしてもデイヴとの確執が感じられてしまう気がします・・・。
解説
さて、スティーヴ・ヴァイの魔法リフに話を戻します。
「Goin' Crazy!」のイントロを聴こえるままに譜面にしたものと、実際の譜面を以下に示します。

基本的には、前回ご紹介した「Knuckle Bones」と同じなのですが、今回は「実は、最初に休符が入っているんだよ」というのがトリックになります。
つまり、前回は前でしたが、今回は「後ろにずれている」のです。
聴こえる音をオモテだと感じてしまったが最後、0:14あたりから入るドラムとベースに全然合わないんですね。
これについては、フレージングの妙もあるように思いますね。オモテと感じた時にしっくりくるように逆に計算されているような気がします(日本人にとっては・・・かもしれませんが)。
頭で分かってから聴いても、僕には、どうしても1拍目のウラから始まっているようには聴こえないですね。完全にお手上げです(T.T)。
参考までに、イントロ全体(歌が始まるまで)も掲載しておきますね。

もうひとつのトリック?
実は、今回のトリックにはヒントがあり、曲の途中で気づけるチャンスがあります。
それは、ギターソロの後、イントロと同じリフに戻る瞬間(2:09あたり)です。明確に休符が入っていますね。
で、そのあとドラムが入るのですが・・・。
ここでまた「ええ?」と違和感を感じてしまわないでしょうか。
僕はいまだに毎回感じます(笑)。
ソロ中から惑わされずに一心不乱にカウントしていくと分かりますが、実は、ドラムはそのまま継続したタイミングで普通に入っているだけなのですね。
でも感じてしまう違和感・・・。
これは、おそらくイントロと同じリフが始まったことにより、途中で、覚えている(間違った)フレーズに脳が勝手に補正してしまうためではないか?と勝手に考えています。
その結果、ドラムの入るタイミングがずれるように感じてしまう・・・と。
もし本当にそこまで意識していたとすると、その緻密な計算に驚くほかありません。(--;)
ビリーも異次元ですが、スティーヴもやっぱりタダ者じゃあないです。
バンドで演奏するのはとんでもなく難しいでしょうね、この曲。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |
スポンサーサイト
スティーヴ・ヴァイの魔法リフ
こんにちは、ぢゃっくです。
リズムは、ほんのちょっとした工夫で、全く異なる印象を与えることができます。
今日は、聴いている人を一瞬「え?あれ?」と惑わせるようなリズム・トリックについて、ご紹介します。
David Lee Roth Band のセカンドアルバム「Skyscraper」の1曲目「Knuckle Bones」におけるスティーヴ・ヴァイのプレイから。
ご存じない方は、ぜひ一度、聴いてみていただきたいです。
再生して、カウントを取りながら聴いていくと・・・。
まず、0:09あたり(ドラムとベースが入るところ)で「おや?」となります。
さらに、0:14あたりからギターリフが安定すると、自分が明らかに曲とずれていることに気づきます。
「え?なんで?!」と思いました。何回やってみても、0:14からの小気味よいバンドのグルーヴに気持ちよく合わせられないのです。
途中に変拍子がある?いやそんなことは・・・カウントのテンポ自体は合ってるし・・・なのに、フワッとリフの雰囲気が変わって、グッとドライブする感じになるんだよなあ。
この曲をスンナリ聴けた方はスゴイと思います。
僕は、不思議で仕方ありませんでした。まさに魔法にかけられたような感じです。
それで長年ずっと悩んでいたのですが、最近ようやっと理解することができましたので、以下に解説しますね。
聴こえるままに冒頭のギターリフを譜面にすると、こんな感じになります。

でも!
この感覚でリズムをとってしまうと、もうダメなんですね。
一番最初に聴こえてくる5弦1フレットのB♭・・・この音を小節の始まり、つまり、拍のオモテだと感じてしまったらアウトなんです。
実は、このB♭は前の小節の最後にある音なんです。
つまり、拍のアタマは、2個目の5弦3フレットのC音で感じなければいけないんです!
これを譜面にすると、以下のようになります。分かりやすいように、最初の小節は休符を入れています。

いかがでしょうか。
このタイミングで取ると、0:09からのギターリフにもピッタリ合いますし、0:14からも気持ちよく入っていけるんですね。
同じ音が同じように並ぶリフなのに、始まりを半拍ずらすだけで、ガラッと雰囲気の違うリフになるのが、すごく面白いと思いました。
スティーヴのトリックは、ハイハット等のリズムの目安になるものが何もない所に、ゴーストノートも何も入れずにB♭から入ることで、あたかもそこが小節の始まりであるかのように感じさせたことにあったんですね。
頭では分かっても、実際に音源を聴いて、この譜面の構成でカウントするのはやっぱり難しいです。
コツとしては、意図的にウラ拍でカウントするようにすると良いです。0:09あたりからそこがオモテに感じるようになって辻褄があいます(笑)。
このオモテにひっくり返るように錯覚する部分がグッと加速するようなドライブ感を生んでいるのではないかなと思っています。
同じく David Lee Roth Band のアルバム「Eat'em And Smile」に含まれる「Goin' Crazy」でも同様のトリックを聴くことができます。
Van Halen の曲にもあったような気がします。またご紹介していきますね。
リズムは、ほんのちょっとした工夫で、全く異なる印象を与えることができます。
今日は、聴いている人を一瞬「え?あれ?」と惑わせるようなリズム・トリックについて、ご紹介します。
David Lee Roth Band のセカンドアルバム「Skyscraper」の1曲目「Knuckle Bones」におけるスティーヴ・ヴァイのプレイから。
ご存じない方は、ぜひ一度、聴いてみていただきたいです。
再生して、カウントを取りながら聴いていくと・・・。
まず、0:09あたり(ドラムとベースが入るところ)で「おや?」となります。
さらに、0:14あたりからギターリフが安定すると、自分が明らかに曲とずれていることに気づきます。
「え?なんで?!」と思いました。何回やってみても、0:14からの小気味よいバンドのグルーヴに気持ちよく合わせられないのです。
途中に変拍子がある?いやそんなことは・・・カウントのテンポ自体は合ってるし・・・なのに、フワッとリフの雰囲気が変わって、グッとドライブする感じになるんだよなあ。
この曲をスンナリ聴けた方はスゴイと思います。
僕は、不思議で仕方ありませんでした。まさに魔法にかけられたような感じです。
それで長年ずっと悩んでいたのですが、最近ようやっと理解することができましたので、以下に解説しますね。
解説
聴こえるままに冒頭のギターリフを譜面にすると、こんな感じになります。

でも!
この感覚でリズムをとってしまうと、もうダメなんですね。
一番最初に聴こえてくる5弦1フレットのB♭・・・この音を小節の始まり、つまり、拍のオモテだと感じてしまったらアウトなんです。
実は、このB♭は前の小節の最後にある音なんです。
つまり、拍のアタマは、2個目の5弦3フレットのC音で感じなければいけないんです!
これを譜面にすると、以下のようになります。分かりやすいように、最初の小節は休符を入れています。

いかがでしょうか。
このタイミングで取ると、0:09からのギターリフにもピッタリ合いますし、0:14からも気持ちよく入っていけるんですね。
同じ音が同じように並ぶリフなのに、始まりを半拍ずらすだけで、ガラッと雰囲気の違うリフになるのが、すごく面白いと思いました。
スティーヴのトリックは、ハイハット等のリズムの目安になるものが何もない所に、ゴーストノートも何も入れずにB♭から入ることで、あたかもそこが小節の始まりであるかのように感じさせたことにあったんですね。
タイミングの取り方のコツ
頭では分かっても、実際に音源を聴いて、この譜面の構成でカウントするのはやっぱり難しいです。
コツとしては、意図的にウラ拍でカウントするようにすると良いです。0:09あたりからそこがオモテに感じるようになって辻褄があいます(笑)。
このオモテにひっくり返るように錯覚する部分がグッと加速するようなドライブ感を生んでいるのではないかなと思っています。
同じく David Lee Roth Band のアルバム「Eat'em And Smile」に含まれる「Goin' Crazy」でも同様のトリックを聴くことができます。
Van Halen の曲にもあったような気がします。またご紹介していきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |
指ドラムのオススメ練習曲はコレ!
こんにちは、ぢゃっくです。
前回は、リズムの基本パターンの聴き分け方についてご紹介しました。
前回記事⇒基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?
指ドラムは、お試しいただけましたでしょうか?
まず、僕が指ドラムについて解説しているYouTubeの動画をご紹介します。この動画の後半で、マイケルジャクソンとMR.BIGの楽曲に合わせて、実際に指ドラムをやっています。
Billie Jean
Smooth Criminal
How Can You Do What You Do
Wind Me Up
Voodoo Kiss
Addicted To That Rush
いかがでしたでしょうか?
ドラムの雰囲気がでていましたでしょうか? (^-^;)
所々間違ってたりしますが、ご容赦ください。
人目のない場所でしたのでおおっぴらに手で叩いていますが、あくまで「右手でバスドラ、左手でスネア」というものが指ドラムだとお考えください。この次に紹介する手ドラムは、これにハイハットの要素を入れたものになります。
さて、初めて指ドラムをやる方に、練習曲として特にオススメなのは・・・
マイケルジャクソンの「Billie Jean」です!
昔、ビリーシーンと紛らわしいと思っていました(笑)。
動画の中でも一番最初にやっていますが、とにかく究極にシンプルな8ビートです。
ドン タン ドン タン ・・・延々とこれが続きます。
まずは、これにあわせて、右手と左手を叩けるようになってください。
あまりに簡単すぎて「バカにするな!」とお叱りを受けそうですが、この曲はそれだけではありません。
両手で叩きながら、同時にベースラインをよく聴いてください。
ベースラインは、8分音符で淡々と刻んでいます。各小節「4音+4音」のパターンを繰り返している・・・とも言えますが、僕は「3音+3音+2音」のフレーズと捉えるべきではないかと思っています。
それは、シンセが1拍目オモテと2拍目のウラに入っているためです。
ベースラインは、シンセのフレーズと同期しているのですね。
これはポリリズムの一種ではないかと思います。
独自の見解です。僕は音楽理論の専門家ではないので間違っていたらスミマセン。
ポリリズムの例として、4拍子のリズムに「3+3+2」「1+3+3+1」「2+3+3」という3拍子のメロディを乗せるというのがありますが、これの1小節目を繰り返していることになります。
1小節だけとはいえ、メロディが3音で区切られることによって、下降フレーズの切れ目が小節の中心より前になるので、少し前のめりにドライブする効果を出しているように思います。
シンプルなドラムの上に、ベース、シンセ、そしてマイケルの歌が乗る・・・それぞれが絶妙なリズムで重なることにより、全体として、すごくノリを感じる曲になっています。
さらにマイケルのリズムがまたカッコイイんですよね・・・
このように、ドラムパターンとベースラインを一緒に聴くことで、シンプルな「ドン タン ドン タン」の音の隙間に存在するリズムを感じることができるようになると考えています。
これがベースの存在意義というか醍醐味ですよね。
一番は、実際にベースをコピーしたことがある楽曲でやってみることです。
曲構成とドラムパターンは把握できているでしょうから、取っつきやすいはずです。もちろん、洋楽でも邦楽でもロックでもポップスでも何でもかまいません。テンポは、比較的ゆっくりした曲から始めるのが良いと思います。
ベースラインとドラムパターンを両方知ると、新しい発見があるかもしれませんよ。
あ!くれぐれもナイアシンの楽曲は止めておきましょう(笑)。
前回は、リズムの基本パターンの聴き分け方についてご紹介しました。
前回記事⇒基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?
指ドラムは、お試しいただけましたでしょうか?
まず、僕が指ドラムについて解説しているYouTubeの動画をご紹介します。この動画の後半で、マイケルジャクソンとMR.BIGの楽曲に合わせて、実際に指ドラムをやっています。
Billie Jean
Smooth Criminal
How Can You Do What You Do
Wind Me Up
Voodoo Kiss
Addicted To That Rush
いかがでしたでしょうか?
ドラムの雰囲気がでていましたでしょうか? (^-^;)
所々間違ってたりしますが、ご容赦ください。
人目のない場所でしたのでおおっぴらに手で叩いていますが、あくまで「右手でバスドラ、左手でスネア」というものが指ドラムだとお考えください。この次に紹介する手ドラムは、これにハイハットの要素を入れたものになります。
初めての方はコレで練習
さて、初めて指ドラムをやる方に、練習曲として特にオススメなのは・・・
マイケルジャクソンの「Billie Jean」です!
昔、ビリーシーンと紛らわしいと思っていました(笑)。
動画の中でも一番最初にやっていますが、とにかく究極にシンプルな8ビートです。
ドン タン ドン タン ・・・延々とこれが続きます。
まずは、これにあわせて、右手と左手を叩けるようになってください。
あまりに簡単すぎて「バカにするな!」とお叱りを受けそうですが、この曲はそれだけではありません。
両手で叩きながら、同時にベースラインをよく聴いてください。
ベースラインは、8分音符で淡々と刻んでいます。各小節「4音+4音」のパターンを繰り返している・・・とも言えますが、僕は「3音+3音+2音」のフレーズと捉えるべきではないかと思っています。
それは、シンセが1拍目オモテと2拍目のウラに入っているためです。
ベースラインは、シンセのフレーズと同期しているのですね。
これはポリリズムの一種ではないかと思います。
独自の見解です。僕は音楽理論の専門家ではないので間違っていたらスミマセン。
ポリリズムの例として、4拍子のリズムに「3+3+2」「1+3+3+1」「2+3+3」という3拍子のメロディを乗せるというのがありますが、これの1小節目を繰り返していることになります。
1小節だけとはいえ、メロディが3音で区切られることによって、下降フレーズの切れ目が小節の中心より前になるので、少し前のめりにドライブする効果を出しているように思います。
シンプルなドラムの上に、ベース、シンセ、そしてマイケルの歌が乗る・・・それぞれが絶妙なリズムで重なることにより、全体として、すごくノリを感じる曲になっています。
さらにマイケルのリズムがまたカッコイイんですよね・・・
このように、ドラムパターンとベースラインを一緒に聴くことで、シンプルな「ドン タン ドン タン」の音の隙間に存在するリズムを感じることができるようになると考えています。
これがベースの存在意義というか醍醐味ですよね。
慣れてきたら
一番は、実際にベースをコピーしたことがある楽曲でやってみることです。
曲構成とドラムパターンは把握できているでしょうから、取っつきやすいはずです。もちろん、洋楽でも邦楽でもロックでもポップスでも何でもかまいません。テンポは、比較的ゆっくりした曲から始めるのが良いと思います。
ベースラインとドラムパターンを両方知ると、新しい発見があるかもしれませんよ。
あ!くれぐれもナイアシンの楽曲は止めておきましょう(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |
基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、基本となる5つのリズムパターンのどれに当てはまるのか?を判別する方法について書いてみます。
前回の記事で、基本パターンとは下記の5種類であるとお伝えしました。
1.8ビート(4/4拍子)
2.8ビート・シャッフル(4/4拍子)
3.16ビート(4/4拍子)
4.16ビート・シャッフル(4/4拍子)
5.ロッカ・ブルース(6/8拍子)
関連記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です
ぱっと曲を聴いたときに、このうちどれに該当するのか?を判別するようになることが重要だと考えています。これができないと、見当違いのベースを弾いてしまうことになって、ノリを出すことができません。
判別する方法は、曲のテンポに合わせて、以下のフレーズを声に出して言ってみることです。言ってみて、どれが一番しっくりくるかで判断してみてください。赤い部分は強めに言います。大きくて太字の部分は、さらに強くアクセントをつけて言います。
1.ツクタク ツクタク
2.ツックタック ツックタック
3.ツクツクタクツク ツクツクタクツク
4.ツックツックタックツック ツックツックタックツック
5.ツ ツ ツ タ ツ ツ ツ ツ ツ タ ツ ツ
1~5は、基本パターンの番号と一致しています。
曲に合わせて、この5種類のパターンを順番に口ずさんでみてください。
どれか一番しっくりくるものがあるのではないでしょうか?
コツは、ハイハットとスネアの音に集中して聴くことです。
チンチンというハイハットの金属音と、タン!というスネアの破裂音がどういうパターンで鳴っているか・・・それが、すなわち上述のフレーズで表現しているリズムになります。
もう少し具体的にイメージしていただくために、次回、各パターンについて練習になる曲をご紹介したいと思います。
色々なアーティストの色々なタイプの曲を聴いて、この練習を繰り返すことで、基本パターンのリズムの特徴や雰囲気の違いがつかめてくると思います。
余談
ここまで読んで、「あれ?これってボイパできるんちゃうん?」と思われた方もいると思います。
その通りです(笑)。「ボイス・パーカッション」略して「ボイパ」の基本フレーズと考えてもらってOKです。すなわち、このパターンさえ覚えれば、なんちゃってボイパは完成なんです(笑)。
ただ、ボイパというと、打ち込みというかディスコっぽい音色が多いですよね。
僕が取り組んでいる声ドラムでは、一般的なボイス・パーカッションより、よりリアルなドラムの音に近づけたいなーと思って音色を工夫しています。また、声ドラムの回でご紹介しますね。
今回は、基本となる5つのリズムパターンのどれに当てはまるのか?を判別する方法について書いてみます。
前回の記事で、基本パターンとは下記の5種類であるとお伝えしました。
1.8ビート(4/4拍子)
2.8ビート・シャッフル(4/4拍子)
3.16ビート(4/4拍子)
4.16ビート・シャッフル(4/4拍子)
5.ロッカ・ブルース(6/8拍子)
関連記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です
ぱっと曲を聴いたときに、このうちどれに該当するのか?を判別するようになることが重要だと考えています。これができないと、見当違いのベースを弾いてしまうことになって、ノリを出すことができません。
判別する方法は、曲のテンポに合わせて、以下のフレーズを声に出して言ってみることです。言ってみて、どれが一番しっくりくるかで判断してみてください。赤い部分は強めに言います。大きくて太字の部分は、さらに強くアクセントをつけて言います。
1.ツクタク ツクタク
2.ツックタック ツックタック
3.ツクツクタクツク ツクツクタクツク
4.ツックツックタックツック ツックツックタックツック
5.ツ ツ ツ タ ツ ツ ツ ツ ツ タ ツ ツ
1~5は、基本パターンの番号と一致しています。
曲に合わせて、この5種類のパターンを順番に口ずさんでみてください。
どれか一番しっくりくるものがあるのではないでしょうか?
コツは、ハイハットとスネアの音に集中して聴くことです。
チンチンというハイハットの金属音と、タン!というスネアの破裂音がどういうパターンで鳴っているか・・・それが、すなわち上述のフレーズで表現しているリズムになります。
もう少し具体的にイメージしていただくために、次回、各パターンについて練習になる曲をご紹介したいと思います。
色々なアーティストの色々なタイプの曲を聴いて、この練習を繰り返すことで、基本パターンのリズムの特徴や雰囲気の違いがつかめてくると思います。
余談
ここまで読んで、「あれ?これってボイパできるんちゃうん?」と思われた方もいると思います。
その通りです(笑)。「ボイス・パーカッション」略して「ボイパ」の基本フレーズと考えてもらってOKです。すなわち、このパターンさえ覚えれば、なんちゃってボイパは完成なんです(笑)。
ただ、ボイパというと、打ち込みというかディスコっぽい音色が多いですよね。
僕が取り組んでいる声ドラムでは、一般的なボイス・パーカッションより、よりリアルなドラムの音に近づけたいなーと思って音色を工夫しています。また、声ドラムの回でご紹介しますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |
リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、リズムの基本パターンについて書いてみますね。
「8ビート」という言葉を聞いたことがあると思います。これが最も代表的なものです。
自分が弾きたい曲が、どの基本パターンに該当するのかを知ることは、とても重要だと思います。
今回紹介する基本パターンは、本当に基本的なものなので、それぞれのパターンごとに独特の雰囲気というか特徴が出ます。ですので、間違ったパターンで弾いてしまうと、ベースだけ完全に浮いてしまって、曲の雰囲気を壊してしまうこと受け合いです。バンドであれば、もめてしまいかねません。(^^;)
逆に言うと、それぞれの特徴をつかめば、誰でも判別することができると思います。例えば、カフェの店内で流れる曲を少し聴いただけで、「ああ、これは16ビートシャッフルだな」という感じに瞬時にわかるようになれば、完璧です。
このブログは、いちおうビリーシーンをフィーチャーしていますので、ロックあるいはポップスが好きなベーシストの方を想定しますね。そうすると、下記の5種類の基本パターン(ビート)の違いを知っておくべきと考えています。
ロックやポップスというカテゴリであれば、ほとんどの曲がこの5種類のどれかに該当するといっても過言ではないと思います。それぞれの特徴については、次回に詳しく説明しますね。
6/8拍子をロッカ・ブルースというんですね。今回、調べて初めて知りました・・・。
他にも、ジャズなどで使われる「4ビート」というのもあるのですが、僕自身がよく理解していないので、ここでは触れないことにします。ビリーが参加した曲では、David Lee Roth Band の「I'm Easy」がこれにあたると思いますが、MR.BIGになってからは聴いたことがないような。詳しい方、情報求む!
恥を忍んで申し上げますが、僕はベースを始めた当初「ゆっくりとした曲が8ビートで、速い曲が16ビート」というトンデモナイ誤解をしていました・・・(苦笑)。
テンポとビートは全く別モノなんですね。
その違いに気づいたのは、X JAPANの「紅」が8ビートだったこと、ドリカムの「未来予想図II」が16ビートだったこと、を知ったときです。Σ(゚д゚lll)ガーンという感じです(笑)。その後、理解するまでには、さらにかなりの時間を要しました。
次回以降で、その違いを聞き分けるコツを紹介していきますので、お楽しみに。
ちなみに、僕が一番好きなリズムは「16ビート・シャッフル」です。
自然と体が揺れるような跳ねたリズムで、とても気持ちがいいんですね。
「弾いてみました♪」のカテゴリで最初に弾いた「Merciless」もそうです。16分音符の3連フレーズがバッチリはまるので、スリーフィンガーとの相性もいいんです。まあ、ノリを出すのは、難しいんですけども・・・。
「聴くは易し、行うは難し」です。(^^;)
次の記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です
今回は、リズムの基本パターンについて書いてみますね。
「8ビート」という言葉を聞いたことがあると思います。これが最も代表的なものです。
自分が弾きたい曲が、どの基本パターンに該当するのかを知ることは、とても重要だと思います。
今回紹介する基本パターンは、本当に基本的なものなので、それぞれのパターンごとに独特の雰囲気というか特徴が出ます。ですので、間違ったパターンで弾いてしまうと、ベースだけ完全に浮いてしまって、曲の雰囲気を壊してしまうこと受け合いです。バンドであれば、もめてしまいかねません。(^^;)
逆に言うと、それぞれの特徴をつかめば、誰でも判別することができると思います。例えば、カフェの店内で流れる曲を少し聴いただけで、「ああ、これは16ビートシャッフルだな」という感じに瞬時にわかるようになれば、完璧です。
このブログは、いちおうビリーシーンをフィーチャーしていますので、ロックあるいはポップスが好きなベーシストの方を想定しますね。そうすると、下記の5種類の基本パターン(ビート)の違いを知っておくべきと考えています。
- 8ビート(4/4拍子)
- 8ビート・シャッフル(4/4拍子)
- 16ビート(4/4拍子)
- 16ビート・シャッフル(4/4拍子)
- ロッカ・ブルース(6/8拍子)
ロックやポップスというカテゴリであれば、ほとんどの曲がこの5種類のどれかに該当するといっても過言ではないと思います。それぞれの特徴については、次回に詳しく説明しますね。
6/8拍子をロッカ・ブルースというんですね。今回、調べて初めて知りました・・・。
他にも、ジャズなどで使われる「4ビート」というのもあるのですが、僕自身がよく理解していないので、ここでは触れないことにします。ビリーが参加した曲では、David Lee Roth Band の「I'm Easy」がこれにあたると思いますが、MR.BIGになってからは聴いたことがないような。詳しい方、情報求む!
恥を忍んで申し上げますが、僕はベースを始めた当初「ゆっくりとした曲が8ビートで、速い曲が16ビート」というトンデモナイ誤解をしていました・・・(苦笑)。
テンポとビートは全く別モノなんですね。
その違いに気づいたのは、X JAPANの「紅」が8ビートだったこと、ドリカムの「未来予想図II」が16ビートだったこと、を知ったときです。Σ(゚д゚lll)ガーンという感じです(笑)。その後、理解するまでには、さらにかなりの時間を要しました。
次回以降で、その違いを聞き分けるコツを紹介していきますので、お楽しみに。
ちなみに、僕が一番好きなリズムは「16ビート・シャッフル」です。
自然と体が揺れるような跳ねたリズムで、とても気持ちがいいんですね。
「弾いてみました♪」のカテゴリで最初に弾いた「Merciless」もそうです。16分音符の3連フレーズがバッチリはまるので、スリーフィンガーとの相性もいいんです。まあ、ノリを出すのは、難しいんですけども・・・。
「聴くは易し、行うは難し」です。(^^;)
次の記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です
最後までお読みいただき、ありがとうございます。もし共感していただけましたら、応援クリックをお願いします。![]() 人気ブログランキングへ お問い合わせは、コチラからお気軽にどうぞ。 |