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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> リズム・トレーニング
2014-03-17

スティーヴ・ヴァイの魔法リフ2

こんにちは、ぢゃっくです。

スティーヴ・ヴァイが仕掛けたリズム・トリックの第2弾をご紹介します。

前回記事⇒スティーヴ・ヴァイの魔法リフ

今回は、David Lee Roth Bandの1stアルバム「Eat'Em And Smile」から「Goin' Crazy!」のイントロです。



これは、本当に良いアルバムだと思います。超一流メンバーの個性が、奇跡的に融合して生まれた傑作ですね。

バッドビリーさんもコメント欄に書いてくださっていましたが、この時期のDavid Lee Roth Bandは、稀代のスーパーグループと言っても過言ではないと思います。

ライブの動画(ビデオ持っていたのですが、行方不明・・・)を見ても、まさしく自由奔放という感じで、全員が本当に楽しそうにプレイしています。

ご存じない方は、ぜひぜひ聴いてみてください。本当にオススメです!

2作目の「Skyscraper」も好きなのですが、直後にビリーが脱退してしまうことから、楽曲からもどうしてもデイヴとの確執が感じられてしまう気がします・・・。

解説


さて、スティーヴ・ヴァイの魔法リフに話を戻します。

「Goin' Crazy!」のイントロを聴こえるままに譜面にしたものと、実際の譜面を以下に示します。

Steve Vai's trick in

基本的には、前回ご紹介した「Knuckle Bones」と同じなのですが、今回は「実は、最初に休符が入っているんだよ」というのがトリックになります。

つまり、前回は前でしたが、今回は「後ろにずれている」のです。

聴こえる音をオモテだと感じてしまったが最後、0:14あたりから入るドラムとベースに全然合わないんですね。

これについては、フレージングの妙もあるように思いますね。オモテと感じた時にしっくりくるように逆に計算されているような気がします(日本人にとっては・・・かもしれませんが)。

頭で分かってから聴いても、僕には、どうしても1拍目のウラから始まっているようには聴こえないですね。完全にお手上げです(T.T)。

参考までに、イントロ全体(歌が始まるまで)も掲載しておきますね。

Introduction of

もうひとつのトリック?


実は、今回のトリックにはヒントがあり、曲の途中で気づけるチャンスがあります。

それは、ギターソロの後、イントロと同じリフに戻る瞬間(2:09あたり)です。明確に休符が入っていますね。

で、そのあとドラムが入るのですが・・・。

ここでまた「ええ?」と違和感を感じてしまわないでしょうか。

僕はいまだに毎回感じます(笑)。

ソロ中から惑わされずに一心不乱にカウントしていくと分かりますが、実は、ドラムはそのまま継続したタイミングで普通に入っているだけなのですね。

でも感じてしまう違和感・・・。

これは、おそらくイントロと同じリフが始まったことにより、途中で、覚えている(間違った)フレーズに脳が勝手に補正してしまうためではないか?と勝手に考えています。

その結果、ドラムの入るタイミングがずれるように感じてしまう・・・と。

もし本当にそこまで意識していたとすると、その緻密な計算に驚くほかありません。(--;)

ビリーも異次元ですが、スティーヴもやっぱりタダ者じゃあないです。

バンドで演奏するのはとんでもなく難しいでしょうね、この曲。

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2014-03-04

スティーヴ・ヴァイの魔法リフ

こんにちは、ぢゃっくです。

リズムは、ほんのちょっとした工夫で、全く異なる印象を与えることができます。

今日は、聴いている人を一瞬「え?あれ?」と惑わせるようなリズム・トリックについて、ご紹介します。

David Lee Roth Band のセカンドアルバム「Skyscraper」の1曲目「Knuckle Bones」におけるスティーヴ・ヴァイのプレイから。



ご存じない方は、ぜひ一度、聴いてみていただきたいです。

再生して、カウントを取りながら聴いていくと・・・。

まず、0:09あたり(ドラムとベースが入るところ)で「おや?」となります。

さらに、0:14あたりからギターリフが安定すると、自分が明らかに曲とずれていることに気づきます。

「え?なんで?!」と思いました。何回やってみても、0:14からの小気味よいバンドのグルーヴに気持ちよく合わせられないのです。

途中に変拍子がある?いやそんなことは・・・カウントのテンポ自体は合ってるし・・・なのに、フワッとリフの雰囲気が変わって、グッとドライブする感じになるんだよなあ。

この曲をスンナリ聴けた方はスゴイと思います。

僕は、不思議で仕方ありませんでした。まさに魔法にかけられたような感じです。

それで長年ずっと悩んでいたのですが、最近ようやっと理解することができましたので、以下に解説しますね。

解説


聴こえるままに冒頭のギターリフを譜面にすると、こんな感じになります。

knucklebones_intro_bad

でも!

この感覚でリズムをとってしまうと、もうダメなんですね。

一番最初に聴こえてくる5弦1フレットのB♭・・・この音を小節の始まり、つまり、拍のオモテだと感じてしまったらアウトなんです。

実は、このB♭は前の小節の最後にある音なんです。

つまり、拍のアタマは、2個目の5弦3フレットのC音で感じなければいけないんです!

これを譜面にすると、以下のようになります。分かりやすいように、最初の小節は休符を入れています。

knucklebones_intro_good

いかがでしょうか。

このタイミングで取ると、0:09からのギターリフにもピッタリ合いますし、0:14からも気持ちよく入っていけるんですね。

同じ音が同じように並ぶリフなのに、始まりを半拍ずらすだけで、ガラッと雰囲気の違うリフになるのが、すごく面白いと思いました。

スティーヴのトリックは、ハイハット等のリズムの目安になるものが何もない所に、ゴーストノートも何も入れずにB♭から入ることで、あたかもそこが小節の始まりであるかのように感じさせたことにあったんですね。

タイミングの取り方のコツ


頭では分かっても、実際に音源を聴いて、この譜面の構成でカウントするのはやっぱり難しいです。

コツとしては、意図的にウラ拍でカウントするようにすると良いです。0:09あたりからそこがオモテに感じるようになって辻褄があいます(笑)。

このオモテにひっくり返るように錯覚する部分がグッと加速するようなドライブ感を生んでいるのではないかなと思っています。


同じく David Lee Roth Band のアルバム「Eat'em And Smile」に含まれる「Goin' Crazy」でも同様のトリックを聴くことができます。

Van Halen の曲にもあったような気がします。またご紹介していきますね。

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2014-02-04

指ドラムのオススメ練習曲はコレ!

こんにちは、ぢゃっくです。

前回は、リズムの基本パターンの聴き分け方についてご紹介しました。

前回記事⇒基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?

指ドラムは、お試しいただけましたでしょうか?

まず、僕が指ドラムについて解説しているYouTubeの動画をご紹介します。この動画の後半で、マイケルジャクソンとMR.BIGの楽曲に合わせて、実際に指ドラムをやっています。



Billie Jean
Smooth Criminal
How Can You Do What You Do
Wind Me Up
Voodoo Kiss
Addicted To That Rush

いかがでしたでしょうか?

ドラムの雰囲気がでていましたでしょうか? (^-^;)

所々間違ってたりしますが、ご容赦ください。

人目のない場所でしたのでおおっぴらに手で叩いていますが、あくまで「右手でバスドラ、左手でスネア」というものが指ドラムだとお考えください。この次に紹介する手ドラムは、これにハイハットの要素を入れたものになります。

初めての方はコレで練習


さて、初めて指ドラムをやる方に、練習曲として特にオススメなのは・・・

マイケルジャクソンの「Billie Jean」です!

昔、ビリーシーンと紛らわしいと思っていました(笑)。

動画の中でも一番最初にやっていますが、とにかく究極にシンプルな8ビートです。

ドン タン ドン タン ・・・延々とこれが続きます。

まずは、これにあわせて、右手と左手を叩けるようになってください。

あまりに簡単すぎて「バカにするな!」とお叱りを受けそうですが、この曲はそれだけではありません。

両手で叩きながら、同時にベースラインをよく聴いてください。

ベースラインは、8分音符で淡々と刻んでいます。各小節「4音+4音」のパターンを繰り返している・・・とも言えますが、僕は「3音+3音+2音」のフレーズと捉えるべきではないかと思っています。

それは、シンセが1拍目オモテと2拍目のウラに入っているためです。

ベースラインは、シンセのフレーズと同期しているのですね。

これはポリリズムの一種ではないかと思います。

独自の見解です。僕は音楽理論の専門家ではないので間違っていたらスミマセン。

ポリリズムの例として、4拍子のリズムに「3+3+2」「1+3+3+1」「2+3+3」という3拍子のメロディを乗せるというのがありますが、これの1小節目を繰り返していることになります。

1小節だけとはいえ、メロディが3音で区切られることによって、下降フレーズの切れ目が小節の中心より前になるので、少し前のめりにドライブする効果を出しているように思います。

シンプルなドラムの上に、ベース、シンセ、そしてマイケルの歌が乗る・・・それぞれが絶妙なリズムで重なることにより、全体として、すごくノリを感じる曲になっています。

さらにマイケルのリズムがまたカッコイイんですよね・・・

このように、ドラムパターンとベースラインを一緒に聴くことで、シンプルな「ドン タン ドン タン」の音の隙間に存在するリズムを感じることができるようになると考えています。

これがベースの存在意義というか醍醐味ですよね。

慣れてきたら


一番は、実際にベースをコピーしたことがある楽曲でやってみることです。

曲構成とドラムパターンは把握できているでしょうから、取っつきやすいはずです。もちろん、洋楽でも邦楽でもロックでもポップスでも何でもかまいません。テンポは、比較的ゆっくりした曲から始めるのが良いと思います。

ベースラインとドラムパターンを両方知ると、新しい発見があるかもしれませんよ。

あ!くれぐれもナイアシンの楽曲は止めておきましょう(笑)。

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2014-01-31

基本パターンの違いを聴き分けるコツとは?

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、基本となる5つのリズムパターンのどれに当てはまるのか?を判別する方法について書いてみます。

前回の記事で、基本パターンとは下記の5種類であるとお伝えしました。

1.8ビート(4/4拍子)
2.8ビート・シャッフル(4/4拍子)
3.16ビート(4/4拍子)
4.16ビート・シャッフル(4/4拍子)
5.ロッカ・ブルース(6/8拍子)

関連記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です

ぱっと曲を聴いたときに、このうちどれに該当するのか?を判別するようになることが重要だと考えています。これができないと、見当違いのベースを弾いてしまうことになって、ノリを出すことができません。

判別する方法は、曲のテンポに合わせて、以下のフレーズを声に出して言ってみることです。言ってみて、どれが一番しっくりくるかで判断してみてください。赤い部分は強めに言います。大きくて太字の部分は、さらに強くアクセントをつけて言います。

1.ク 

2.ックック ックック

3.クツククツク クツククツク

4.ックツックックツック ックツックックツック

5.ツ ツ ツ ツ  ツ ツ ツ ツ

1~5は、基本パターンの番号と一致しています。

曲に合わせて、この5種類のパターンを順番に口ずさんでみてください。

どれか一番しっくりくるものがあるのではないでしょうか?

コツは、ハイハットとスネアの音に集中して聴くことです。

チンチンというハイハットの金属音と、タン!というスネアの破裂音がどういうパターンで鳴っているか・・・それが、すなわち上述のフレーズで表現しているリズムになります。

もう少し具体的にイメージしていただくために、次回、各パターンについて練習になる曲をご紹介したいと思います。

色々なアーティストの色々なタイプの曲を聴いて、この練習を繰り返すことで、基本パターンのリズムの特徴や雰囲気の違いがつかめてくると思います。

余談

ここまで読んで、「あれ?これってボイパできるんちゃうん?」と思われた方もいると思います。

その通りです(笑)。「ボイス・パーカッション」略して「ボイパ」の基本フレーズと考えてもらってOKです。すなわち、このパターンさえ覚えれば、なんちゃってボイパは完成なんです(笑)。

ただ、ボイパというと、打ち込みというかディスコっぽい音色が多いですよね。

僕が取り組んでいる声ドラムでは、一般的なボイス・パーカッションより、よりリアルなドラムの音に近づけたいなーと思って音色を工夫しています。また、声ドラムの回でご紹介しますね。

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2014-01-26

リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、リズムの基本パターンについて書いてみますね。

「8ビート」という言葉を聞いたことがあると思います。これが最も代表的なものです。

自分が弾きたい曲が、どの基本パターンに該当するのかを知ることは、とても重要だと思います。

今回紹介する基本パターンは、本当に基本的なものなので、それぞれのパターンごとに独特の雰囲気というか特徴が出ます。ですので、間違ったパターンで弾いてしまうと、ベースだけ完全に浮いてしまって、曲の雰囲気を壊してしまうこと受け合いです。バンドであれば、もめてしまいかねません。(^^;)

逆に言うと、それぞれの特徴をつかめば、誰でも判別することができると思います。例えば、カフェの店内で流れる曲を少し聴いただけで、「ああ、これは16ビートシャッフルだな」という感じに瞬時にわかるようになれば、完璧です。

このブログは、いちおうビリーシーンをフィーチャーしていますので、ロックあるいはポップスが好きなベーシストの方を想定しますね。そうすると、下記の5種類の基本パターン(ビート)の違いを知っておくべきと考えています。

  • 8ビート(4/4拍子)
  • 8ビート・シャッフル(4/4拍子)
  • 16ビート(4/4拍子)
  • 16ビート・シャッフル(4/4拍子)
  • ロッカ・ブルース(6/8拍子)

ロックやポップスというカテゴリであれば、ほとんどの曲がこの5種類のどれかに該当するといっても過言ではないと思います。それぞれの特徴については、次回に詳しく説明しますね。

6/8拍子をロッカ・ブルースというんですね。今回、調べて初めて知りました・・・。

他にも、ジャズなどで使われる「4ビート」というのもあるのですが、僕自身がよく理解していないので、ここでは触れないことにします。ビリーが参加した曲では、David Lee Roth Band の「I'm Easy」がこれにあたると思いますが、MR.BIGになってからは聴いたことがないような。詳しい方、情報求む!

恥を忍んで申し上げますが、僕はベースを始めた当初「ゆっくりとした曲が8ビートで、速い曲が16ビート」というトンデモナイ誤解をしていました・・・(苦笑)。

テンポとビートは全く別モノなんですね。

その違いに気づいたのは、X JAPANの「紅」が8ビートだったこと、ドリカムの「未来予想図II」が16ビートだったこと、を知ったときです。Σ(゚д゚lll)ガーンという感じです(笑)。その後、理解するまでには、さらにかなりの時間を要しました。

次回以降で、その違いを聞き分けるコツを紹介していきますので、お楽しみに。

ちなみに、僕が一番好きなリズムは「16ビート・シャッフル」です。

自然と体が揺れるような跳ねたリズムで、とても気持ちがいいんですね。

「弾いてみました♪」のカテゴリで最初に弾いた「Merciless」もそうです。16分音符の3連フレーズがバッチリはまるので、スリーフィンガーとの相性もいいんです。まあ、ノリを出すのは、難しいんですけども・・・。

「聴くは易し、行うは難し」です。(^^;)

次の記事⇒リズムの基本パターンは5つ!この違いが大事です

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プロフィール

ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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YouTube動画やインタビュー記事、ビリー本人のTwitterなど、様々なメディアにおける、ビリーのコメントや最新情報をシェアしていきたいと思って作成しました。英文記事の日本語訳も投稿していきます。ゆるい意訳ですが。(^^;)
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ドッグキャンプへの道
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渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

Part.1 いよいよ出発
Part.2 まずは香港へ
Part.3 長い一日でした
Part.4 いよいよ初日の朝
Part.5 空港バスに乗る
Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
english_lecture_pat_torpey
動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。