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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



2014-06-27

薬指の活用法1【オクターヴ奏法】

こんにちは、ぢゃっくです。

スリーフィンガーは、速弾きだけではありません。

薬指が1本増えるだけで、ツーフィンガーには真似できない強力な武器になるんですね。

今回は、薬指を使ったオクターヴ奏法について紹介します。

これは、人差し指と中指のツーフィンガーでルート音を刻む間に、薬指で1オクターヴ上のルート音を付け加えるというテクニックです。

基本的には、ドラムのスネアやシンバルなどアクセントがつくタイミングや、コードが切り替わる瞬間にオクターヴ上を弾きます。

ビリーは、楽曲中で頻繁に使っていますね。いつでも弾けるようにしているといっても過言ではありません。これもあって、左手は常にコードフォームにしているのですね。

関連記事⇒左手は常にパワーコードを意識しよう!


コードが切り替わる瞬間に弾く時は、右手の人差し指と薬指でルート音とオクターヴ上を同時に弾くようにすると、よりビリーらしくなりますよ。

色々な場面で使えるのですが、一番のオススメは、ギターソロの裏です。

サイドギターやキーボードがいないバンド構成の場合、ギターソロの間はベースだけになるので、どうしても薄くなってしまいがちですよね。

そういうときに有効です!

薬指でオクターヴを弾くことで、ルート音の厚みを増すことができ、さらにアクセントも付けられるのでスカスカになることを防げます。

ビリーはよく「スリーピース・バンドではノイズを増やさなければいけない」と言っていますが、その対応のひとつですね。

アルバムだけならば、バッキングのギターをオーバーダビングすれば済む話ですが、ライヴではそうはいかないですよね。これも、ライヴで成長してきたビリーならではの工夫といえると思います。

▼参考動画


僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。参考になれば、嬉しいです。

ビリーシーンスタイル】薬指の活用法1(オクターヴ奏法)




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2014-06-26

Facebookページを作成してみました!

こんにちは、ぢゃっくです。

ちょっと勉強して、Facebookページなるものを作ってみました。

ビリーシーン語録 ~ 超絶技巧の裏に見る工夫と思考

コンセプトは、タイトルの通りですが、「ビリーの発言をまとめること」です。

ビリーの音楽やベースに対するマインドや、彼の人柄が感じられるような良いコメントをシェアできたらいいなあと思っています。

また、ビリーは、Twitterで近況を頻繁につぶやいてくれているので、その情報もシェアしていこうと思います。

ただ、それだと、単にビリーのFacebookページにいいね!したのと同じになってしまうので・・・

勉強を兼ねて、ツイートなどの英文記事は、日本語に訳して投稿してみようと思っています。

まあ、ツイートとかは短文なので、わざわざ訳す意味ないかもしれませんけど・・・。(^^;)

少しずつですが、継続して投稿していきたいと思っていますので、Facebookを利用されている方は、ぜひ「いいね!」してチェックしていただけたら嬉しいです。(^^*)



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2014-06-24

[Part3] The Winery Dogs Camp - Hear the details from Richie, Billy, & Mike

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグ・キャンプのメッセージ動画のディクテーション第3弾です。これが最後になります。



全員からのコメントがあるのですが、特にリッチーの言葉が聞き取れない部分が多かったです・・・意味もよく分からないし、難しいですね・・・。(--;)

今回は長いので、英文と日本語訳を交互に入れるようにしました。

▼まずはリッチーから


I know when I was four started doing this to the level on green(?) now.

僕は知っている。僕が4歳の時にこれをやり始めて、今グリーン上のレベル(?)にいることを。

I was so curious how... you know... the far process was, how each people got the point there are and

僕はすごく好奇心が強かったんだ。どのように・・えっと・・はるかなプロセスだったのか?皆それぞれがどのようにそこにあるポイントを掴んだのか?とかいうことにね。

that's something that is kind of fan talk about and

それは、ファンの会話みたいなものかな。

see someone to goals and help them kind of math out of plan.

誰かをゴールまで見送って、数学みたいな計画をやめさせる手伝いをする。

how (they) get to where they wanna go.

どうすれば彼らの行きたい所に到達できるか。

and... you know... for me, a lot of concept:

そして、ええと・・僕には、たくさんコンセプトがあるよ。

Why... why are you learning music? What are your objectives? What do you wanna?

君はなぜ音楽を学んでいるの?君の目的は何なの?君は何をしたいの?

I've been, find a way for them, get there.

僕がそうだったように、それらに道が開けて、達成できるよ。


▼するとビリーが


I uh... I got jillion proprietary things that I do... that I've learned over 40 years playing.

ええと、僕は、膨大な「所有物」を得たんだ。僕がすること・・・40年以上プレイして学んできたことをね。

But I'm an open book and I'm happy to show anybody anything I can do.

でも、僕は何も隠さない人間なんでね。誰にでも何もかも見せることが幸せなんだよ。できる事は何でもね。


▼再びリッチーが


and also uh... this gonna be opportunity to jam with us and play songs, cover songs, maybe complete a couple of Winery Dogs songs...

それと、これは僕らとジャムする機会が得られるということでもあるね。曲をプレイして、曲をカバーして、もしかしたら完璧なWinery Dogsの曲もいくつか。

so uh... I'm looking forward to and I hope to see you there at Dog Camp.

だから僕は楽しみにしている。ドッグ・キャンプの場で君と会えることを望んでいるよ。


▼再びビリーが


I hope you can join. Myself, Mike Portnoy, Richie Kotzen, for the Dog Camp..

君が参加できることを望んでいるよ。僕自身、マイク・ポートノイ、リッチー・コッツェン、ドッグ・キャンプのために・・・


▼最後はマイクで締め!


Come on down! It's gonna be a very very unique experience and something that you will only be able to experience with us here at the Dog Camp.

さっさと降りて来いよ!とてもとてもユニークな経験になるだろう。君が俺たちとここドッグ・キャンプでしか経験できないであろう何かにね。


3回に渡って、ディクテーションやってみました。思いのほか、色々なことを話していて、面白かったですね。ここまで読んでくださって、ありがとうございました。



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2014-06-23

[Part2] The Winery Dogs Camp - Hear the details from Richie, Billy, & Mike

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグ・キャンプのメッセージ動画のディクテーション第2弾です。



今回は、ビリーからのメッセージの部分です。

以下、聴き取った英文と日本語訳です。間違い等ありましたら、ご指摘をお願いします。再生スピードを半分にしても聴き取れないトコがありました・・・。(--;)

▼英文


Tour is everything to see someone come in on one level.

and watch them graduate up to different level, higher level.

As they begin to understand, comprehend things they need to know.

Understand what the priority should be.

Sometimes straight enough for the players want the best things we can do for them

'cause they're young... player... doesn't always know what's the most important thing that should be concentrating at.

We can... we can... we can steel on the right direction, I think.

You would be... will see soon improvement.

and people who go there play, you look people and bands, (someone else?)

I enjoy the scene now.


▼日本語訳


ツアーは、あるレベルでやってきた誰かと会うことが全てだよ。

そして、違うレベル、より高いレベルに卒業する彼らをじっと見守るんだ。

彼らが理解し始めるにつれて、知る必要のある事柄がわかってくる。

優先されるべきは何かを理解することだ。

ときどきは、十分にストレートにやるよ。僕らがしてあげられる最高のモノを望むプレーヤーたちのためにね。

なぜなら、彼らは若い。(若い)プレイヤーはいつも知らないんだ。集中し続けるべき一番大事なことが何かをね。

僕らは・・僕らは・・・正しい方向に心を結束できると思っている。

君はきっと・・・すぐに目に見えて上達するよ。

そこに来る人々がプレイして、君が人々やバンドを見ている。

今はそんな光景を楽しんでいるよ。


訳もだいぶ適当です。(汗)

ビリーは「優先すべきものを知れ」ということを強調していますね。

きっと、「超絶テクニックばかりに一喜一憂するのではなく、まずはベース・プレイヤーとして押さえておくべき大事なモノを理解せよ」ということかなーと思いました。基本を重んじるビリーらしいメッセージですね。

いいなあ、直接レクチャー受けたいです。(^^;)

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2014-06-22

[Part1] The Winery Dogs Camp - Hear the details from Richie, Billy, & Mike

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグ・キャンプの公式トップページにメンバー3人からのメッセージ動画がアップされていました。



ということで、早速ディクテーションに挑戦してみました。間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。まずはマイク・ポートノイのメッセージの部分です。

Hey, what's up?

This is Mike Portnoy from The Winery Dogs, and

I'd like to invite YOU to a very special week with The Winery Dogs

We're doing a thing called the "Dog Camp" and

What is this? It's a couple of days of education, entertainment, and an intimate few days with us:

hanging, playing, talking about music, talking about business, playing bass, playing drums, playing guitar,

and basically this, getting to know you, getting to know what we do.



和訳してみました。自信ありませんが、こんな感じでしょうかね・・・。

よう、最近はどうだい?

ワイナリードッグスのマイク・ポートノイだ。

俺は君を招待したい。ワイナリードッグスと一緒に過ごす、とても特別な1週間に。

俺たちは「ドッグ・キャンプ」と呼ばれるモノに取り組んでいるんだ。

これが何かって?それは、2,3日間の教育、エンターテインメント、そして俺たちとの親密な数日間だ。

コツをつかむ、プレイする、音楽について語る、ビジネスについて語る、ベースを弾く、ドラムを叩く、ギターを弾く、

基本的にこれは、君を知ること、俺たちがやることを知ることになる。



hangingというのがちょっと意味がわからないのですが、hangに「コツ」という意味があるらしいので、「コツをつかむ」にしてみました。

マイクの話す英語は明瞭なので、比較的、聴き取りやすいと思います。ビリーは・・・ホント難しいです。(^^;)

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2014-06-21

ドッグ・キャンプの詳細スケジュールが判明!

こんにちは、ぢゃっくです。

The Winery Dogsの目玉企画である「ドッグ・キャンプ」ですが、開催までちょうど1か月になりました。

参加するわけでもないのに、なんだか楽しみです。(笑)

最新情報は知っておきたいなーと思い、「News & Updates」に登録しておいたのですが、先日、初めてメールが届きました。

詳細なスケジュールが掲載されていましたので、引用しますね。

MONDAY
3:00-5:00pm: Sign In
4:30-5:15pm: Meet and Greet with The Winery Dogs and Counselors
5:30-6:30pm: Question and Answer seminar with all members of The Winery Dogs
6:30-8:00pm: Dinner
9:15pm: Full Winery Dogs Concert

TUESDAY
8:00-10:00am: Breakfast
10:15-11:15am: Billy Sheehan Master Class
11:30am-12:45pm: Dave Wood ‘Jazz Funk Guitar 101’
12:45-2:15pm: Lunch
2:30-5:00pm: Open Discovery rooms.Counselors will have rooms set up for small group sessions-discussions-jams.Campers will have a chance to ask questions, Jam with counselors, and get individual one on one attention as it relates to any aspect of music they want to discuss. Everything from Finger Picking to mixing a record.
6:30-8:00pm: Dinner
9:15pm: Full Richie Kotzen concert

WEDNESDAY
8:00-10:00am: Breakfast
10:30-11:30am: *Mike Bennett ‘Demystifying Drumming’
11:45am-12:45pm: Richie Kotzen Master Class
12:45-2:15pm: Lunch
2:30-6:45pm: Discovery Rooms Open!
7:00-8:30pm: Dinner
9:00pm: Live concert featuring the Bennett, Wilson, Wood Jazz Trio

THURSDAY
8:00-10:00am: Breakfast
10:15-11:15am: * John Moyer ‘live performance do's and don'ts.’
11:30-12:45pm: * Dylan Wilson ‘Bass For Hire’
12:45-2:15pm: Lunch
2:30-3:30pm: Mike Portnoy Master Class
3:40-6:15pm: Discovery Rooms Open!
6:30-8:00pm: Dinner
8:30pm: Last Night Party led by ‘DJ’ Billy Sheehan and all counselors listen to rare bootleg recordings and hear stories from Billy’s early days in Talas, David Lee Roth and More!

FRIDAY
8:00-10:00am: Breakfast and Final Hang with The Winery Dog band members and councilors
11:00am: Check Out


イベント盛り沢山ですね。特に、木曜日の「DJ」ビリーによって語られる話は、面白そうです。

まあ、その場にいたとしても、ほとんど聞き取れないと思いますが・・・。(^^;)

ちなみに、REGISTRATIONページを見ると、一番高い「風呂付シングル」だけが SOLD OUT でしたので、まだ空きがあるようです。申込みが殺到するんじゃないかと思っていましたが、そうでもないんですね・・。

日本で開催したら、あっという間に埋まりそうですけど。(^^;)

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2014-06-13

「Player」誌のビリーの動画レクチャーがスゴイです!

こんにちは、ぢゃっくです。

「Player」誌のサイトでビリーの動画レクチャーが公開されていました!

Player ON-LINE
ビリー・シーンが直伝するスペシャル・ビデオ・エクササイズ!


↓こんな感じのビリー本人によるレクチャー動画がなんと7本もあります!

Player/Billy Sheehan Video Exercise 1


今年3月中旬のナイアシン公演で来日したときに撮影されたもののようですね。

Attitude Limited ベースのソニック・ブルーとお揃いのシャツが爽やかです。(^^*)

特筆すべきは、それぞれの動画に日本語訳がついていること!

これはとっても助かります。英語リスニングの勉強にもなりますね。(^^;)

他はタイトルだけご紹介してリンクを貼っておきますね。

Ex1 BOX EXCERCISE

Ex2 FLAMENCO PICKING

Ex3 ROCK SLAPPING

Ex4 BOTH HAND TAPPING

Ex5 FAST FROM SLOW-1

Ex6 FAST FROM SLOW-2

Ex7 FAST FROM SLOW-3

色々な練習法やテクニックについて、詳しく語ってくれています。まだサラっと一通りしか観れていませんが、何度もじっくり見なければ!と思わせる内容でした。

僕にとっては、初めてみるものも多かったです。Ex4の両手タッピングも全然知らないパターンでしたね・・・。(早速、練習してます)

また、Ex3のスラッピングも興味深かったです。

同じ弦をサムピング+プルすることで、ピックのオルタネイト・ピッキングみたいな音を出していました。サムピングのアップ+ダウンで同じ弦の音を出すのは一般的ですが、サムピング+プルというのは目からウロコでした。

最近ビリーがスラップをやっているのは知っていましたが、やっぱり何か独自のアイディアを加えて自分のものにしているのですね。

Ex5からは場所が変わって、ナイアシン本番前のバック・ステージだそうです。

ビリーの練習熱心さと音楽に対する飽くなき探求心が本当に良く伝わってきますね。

しかし、ナイアシンの難解すぎるフレーズには唖然とするしかありません・・・。(--;)

▼驚きのビッグ・ニュースが!


(Ex6の邦訳より引用)

そして今年の終わりにはMR.BIGのレコードの制作に入り、MR.BIGのツアーをやることになるね。今年のほとんどはワイナリー・ドッグスのツアーをやっているけど、MR.BIGの活動も控えているので、また来日して皆に会えると思うよ。それが諸君にとってグッドニュースであればいいな。そして(MR.BIGで来日の際には)是非僕らに会いに来て欲しい。


なんですと!?(@@;)

MR.BIGで新アルバム作って来日ツアーですと!

やったー!ばんざーい! (/ ^^)/

これはなんとしても絶対に行かねば!

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2014-06-11

「Shy Boy」の追いかけっこライトハンドは勉強になります。

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、ちょっと面白いライトハンド・プレイについて紹介しようと思います。元ネタは、タラス時代から演奏されているビリーの代表曲「Shy Boy」です。

【ビリーシーンスタイル】ShyBoy追いかけっこライトハンド


実際のビリーのプレイは、MR.BIGのライヴ動画などで見ることができます。右手と左手が追いかけっこするように入れ替わりながら下がっていくという摩訶不思議?なプレイです。(笑)

▼見せ方を変えれば印象も変わる


一見とてもトリッキーに見えるのですが、実は、弾いているフレーズ自体はさほど難しいものではありません。(テンポは速いですが)

つまり、見せ方を工夫しているのですね。

初めて観たときは何をどうしているのやら全く見当がつきませんでした。(^^;)

しかし、試行錯誤の末に弾き方が分かったとき、シンプルなフレーズがこうもインパクトのあるプレイに変わるのか・・・と感心したのを覚えています。

ビリーの柔軟な発想が光る「技あり」のプレイだと思います。

また、これを練習することで、ライトハンドのポジション移動の秘密を学べることに気づきました。

以下、具体的に説明しますね。

▼素早いポジション移動の秘密


ビリーのライトハンドは、ポジションを素早く移動しながら滑らかに弾くのが特徴ですよね。

このようなスムーズなポジション移動を行うためには、ある「重要な秘密」があるんです!

それは・・・

片方の手が弦を押さえている間に、空いている手を移動させる

ということです。右手/左手どちらも当てはまります。

押さえている間に次のフレーズの準備をするというわけですね。

どこかのフレットで弦を押さえている間は、それより下位のフレットをいくら押さえても音は出ないですよね。

なので、次のフレットを先に押さえてしまうんです!

そして、準備したフレットの音を実際に出すのはプリングしたときになります。つまり、プリングでしっかりした音が出せることも重要なポイントになります。

この秘密を上手く利用したのが、今回紹介した「Shy Boy」のプレイなんですねー。

動画の中ではゆっくり弾いている場面があります。やり方を覚えて、ぜひ一度トライしてみてください。

「あーなるほどね!」と思ってもらえたら嬉しいです。(^^*)

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2014-06-10

ベース・ソロでお馴染みの両手タッピングに挑戦しよう!

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、ビリーのベース・ソロでお馴染みの両手オクターブ・タッピングの練習法について紹介した動画をアップしました。調子にのって、ちょっと長くなってしまいました。9分超あります。

【ビリーシーンスタイル】両手オクターブ・タッピングの練習法


▼ドラムのパラディドルを勉強しよう


この両手タッピングは、独特なフォームなので、見た目のインパクトも非常に◎です。ほぼ毎回披露されますので、きっとビリーも気に入っているのだと思います(笑)。

動画の中でも解説していますが、これは「いかにリズミカルに叩けるか」がポイントです。

そのために、ドラムのパラディドルというテクニックを勉強してみてください。

「パラディドル」でネット検索すると、解説ページや動画など、たくさんヒットすると思います。ただ、ドラム専門用語が多くて、ちょっと難しい内容が多いですね。とても奥の深いテクニックのようです・・・。

僕が調べた中で、こちらが一番分かりやすいかなと思いました。

ドラム初心者の為のゼロから始めるWEBレッスン

とても乱暴な言い方をすると、「両手を使った叩き方の一種で、時折どっちかを2回叩くことで、よりカッコ良いリズムを生み出すもの」と覚えてもらえれば十分かと思います。(^^;)

ビリーの両手オクターブ・タッピングでは、このパラディドルをベースの指板上で行うと考えれば良いと思います。

ですので、まずは、膝やテーブルなどを使ってパラディドルが叩けるようになる練習をすることから始めてくださいね。

▼オススメ練習パターン


パラディドルのパターンには多くの種類があるのですが、僕が気に入っているパターンをご紹介します。(R:右手 L:左手)

RRLR RLRR LRRL RRLR

RRLR RLRR LRLR LRRL

RLRR LRRL RLRR LRLR

RLRR LRLR LRRL RLRL


これらは、そのまま両手オクターブ・タッピングに応用できるものばかりです。また、色々組み合わせると、さらに面白くなりますので、試してみてくださいね。

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2014-06-07

同弦3音パターンで速弾きの練習をしよう!

こんにちは、ぢゃっくです。

今回は、スケール構成音を使った速弾きの練習法について紹介した動画をアップしました。

速弾きにも、弦を移動していく縦方向の動きと、同じ弦でポジション移動していく横方向の動きとがありますよね。今回の動画は、後者に特化したエクササイズになります。

【ビリーシーンスタイル】同弦3音の速弾きパターン練習法


▼スケールは3種類のパターンの組み合わせ


ビリーは、同じ弦で3つの音を弾く場合、その音の組み合わせとして下記3種類のパターンがあり、このパターンを組み合わせることでスケールを弾くことができると言っていますね。

1)全音 + 全音

2)半音 + 全音

3)全音 + 半音

実際、一般的なメジャー/マイナースケールであれば、このパターンの組み合わせで全て弾くことができます。

ハーモニック・マイナーとかブルースとか1弦3音のペンタトニックとか難しいスケールの場合は、当てはまらないですが・・・

▼弾き方のパターンは4種類


さらに、3音x2=6音で1セットとした場合の弾き方として、下記の4種類を考えます。

A)上昇↑ + 上昇↑

B)下降↓ + 下降↓

C)上昇↑ + 下降↓

D)下降↓ + 上昇↑

これを、それぞれのパターンごとに順番に弾きます。つまり、3x4=12種類のパターンを弾いていくという練習になります。

▼キーを決めてスケール構成音から選択する


次に、練習に使う音ですが、何かキーを決めて、それに含まれるスケールの構成音から選択するのが良いと思います。

同時に、キーで使えるスケール構成音を頭と身体に染み込ませることができるからです。今の僕のお気に入りは、Gメジャー/Eマイナーのキーです。

例えば、2弦上でやる場合に、最初のフレットを固定して

1)全音+全音  7   9    11
2)半音+全音  7 8   10
3)全音+半音  7   9 10

としてしまうと、これらの3つのパターンには何の関連もなくなってしまいます。

しかし、これをGメジャー/Eマイナーのキーに含まれる

1)全音+全音      10  12  14

2)半音+全音    9 10  12

3)全音+半音 7  9 10

を使うようにすると、単なる練習フレーズにもかかわらず、なんとなく曲の中に「あり得そう」なフレーズになるので、弾いてて心地よくなってくるんですね。

▼最初は3連符で、慣れてきたら6連符で


メトロノームのカウントに合わせて、順番に3x4種類のパターンを弾いていきます。

最初は、1カウント3音の3連符として弾きます。

慣れてきたら、同じBPMのままで、1カウント6音の6連符で弾いてみましょう。

ちょっとしんどいのですが、かなり音の密度が高まって、速弾きの雰囲気がでてくると思います。(僕の動画では、BPM=130です)

このとき、注意していただきたい点は、

・右手は、常に「薬指→中指→人差し指」の同じ動きを繰り返す。
・左手は、1フレット1指で押さえる。

ということです。特に3)の全音+半音のパターンは、左手の薬指と小指を鍛えるのにオススメです。

▼横方向に素早くポジション移動する


同弦3音の練習では、いかに素早く横方向のポジション移動ができるかというのがポイントになります。

ベースは、基本的に弦が4本しかないので、フレーズの音域を広げようとすると、横方向に展開するしかないのですね。

慣れてきたら、同じキーのスケール構成音をもっと調べて、どんどん横展開していくと良いです。

そうすると、さらに遠距離のポジション移動の練習もできますので、少なくとも1本の弦については、指板上を縦横無尽に弾けるようになるはずですよ。(^^*)

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Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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ドッグキャンプへの道
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渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

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Part.3 長い一日でした
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Part.5 空港バスに乗る
Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
english_lecture_pat_torpey
動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。