2014年07月の新着記事一覧
DJビリーによるナイト・パーティ!
先週開催されたドッグキャンプは大成功のうちに幕を閉じたようですね。実際に参加した人がアップロードした動画を見つけましたので、ご紹介します。
撮影したのは、mike moroney さんという方。この人のYouTubeチャンネルには、ドッグキャンプの動画が他にも沢山アップされていましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。この方はギタープレイヤーみたいで、残念ながらクリニックの様子はリッチーのしかありませんでした。
いくつかご紹介します。
▼記念撮影
野外でのメンバーと参加者全員の記念撮影の模様です。タイトルによると、7/24(木)午後6:24に撮影されたようです。スケジュール表と照らし合わせてみると、4日目のディナーの直前のようですね。
Dog Camp Group Photo July 24 2014 624pm Full Moon Resort Big Indian NY
参加者、けっこうたくさんいますね。50人位でしょうか?みんな各々楽器を手にしているのが、すぐさっきまでセッションを楽しんでいた感じがして、面白いです。
▼コンサート
初日7/21(火)の夜に行われたThe Winery Dogsのコンサートの模様です。
The Winery Dogs Concert Full Moon Resort Big Indian NY July 24 2014 Part 7 Shy Boy Encore
この方のチャンネルでは、Part4の「Oblivian」とPart7の「Shy Boy」がアップされているのですが、その間はかなり抜けています。また残りもアップしてくれることを期待したいです。
途中のビリーとリッチーのソロの掛け合いのシーンは、絵としてはMR.BIGですね(笑)。ずっと長くツアーを続けているからか、メンバー全員とてもコンディションが良さそうです。
▼ビリーのDJパーティ
「DJビリーによるナイト・パーティ」の様子です!これは興味あったんですよねー。前述の7/24の記念撮影の後に催されたようです。
Billy Sheehan DJ Party Full Moon Resort Big Indian NY July 24 2014 Part 1 Yankee Rose
これ曲は「Yankee Rose」ですが、アルバムとはデイヴの歌い方や歌詞が違いますね!アルバムのオケを使って、デイヴがお遊びで歌ったとか?何にしても、ビリーならではのお宝音源ですね(笑)。
Billy Sheehan DJ Party Full Moon Resort Big Indian NY July 24 2014 Part 2 Im Gonna Miss Ur L
ムーディーな曲もかかってます。ビリーは、かなりご機嫌な様子(笑)。
動画の説明欄によると、ビリーは、デモ曲、カットされた未公開曲、オールディーズなどなど色んな種類の曲をかけてかけてかけまくり、パーティは午前2:30まで続いたとか(笑)。
みんなで飲んで歌って、とっても楽しそうです。もし、ここに自分がいたとしても、この盛り上がりについていけないでしょうね・・・それでも行きたいですが。(^^;)
▼YouTube検索のコツ
YouTubeでドッグキャンプの動画を探すときは、「winery dog full moon」とか「winery dog big indian」という感じに、場所のキーワードを加えて検索すると見つかりやすいですよ。「winery dog camp」だと色々ヒットしすぎて埋もれてしまいました。
ビリーが「来年は他の国でも何かできることがないか考えるよ」とツイートしていましたので、日本でのイベント開催も期待できるかもしれないですね。(^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
ドッグキャンプが開幕しました!
ついに始まりました。海の向こうニューヨークでは、昨日からドッグキャンプが開催されています。
どんな感じなのでしょうねー。
ビリーは、ほぼ毎日、TwitterとFacebookで近況をつぶやいてくれていますので、何かしら現地ならではの情報をコメントしてくれるのではないかと期待しています。
僕のFacebookページ「ビリーシーン語録」でも、関連情報をできるだけ遅れずに、訳してシェアしていきたいなと思っています。
Facebookをやっている方は、↓この「いいね!」ボタンを押していただくと、
貴方のタイムラインに、「ビリーシーン語録」からビリーの日々のツイート(を日本語に訳したもの!)が表示されるようになります。よろしければ、ぜひご登録くださいね。
でも初日は、ビリーもひとつツイートしただけでした・・・参加者との交流などに忙しくて、情報発信する時間はないのかもしれませんね。(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
ビリー本人によるEBSドライブの解説動画!
今日は、ビリー本人による「EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal」の解説動画をご紹介します。セッティングもバッチリ確認できますので、とても参考になります。
Billy Sheehan & EBS Sheehan Drive pedal - di Simone Sello
どうやらイタリアの記者の方がEBSドライブペダルについてインタービューしたものみたいですね。iPhoneで撮影しているそうです(笑)。
昔、使っていたピアースのプリアンプが入ったラックが最初の方(00:11:06辺り)でちらっと映ります。ということは、おそらくビリーの自宅の部屋なんですよね。初めて観ました。興味深いですね(笑)。

最初のツマミ設定は、こんな感じでした。ドライブ側ループは、何も接続されていません。白いのは、MXRのコンプレッサーで、クリーン側ループの中とEBSペダルの次段に繋いでいるようです。

動画の後半では、ドライブ側ループにEWSのBMC(ベース・ミッド・コントロール)を接続しています。ギターのディストーションとぶつからないように歪みの周波数帯域を調整するためのようです。

ちなみに、この動画ではベースの出力は2チャンネルではなく、赤コネクタのシールドの1チャンネルだけです。青コネクタのシールドは、アティテュードのジャックには挿入されていますが、浮いています。つまり、普通の一般的なベースでもこのサウンドが出せるということですね。
この動画でビリーが話している内容もリスニングと翻訳にトライしてみますので、また楽しみにしていてくださいね。
▼読者プレゼント
メルマガの読者さんで希望される方には、この動画で確認できたエフェクターの構成図とツマミ設定をまとめた資料をプレゼントしようと思います。(僕の分かる範囲で・・・ですが)
配信されたメルマガに返信すると、直接、僕にメールが届きます。ご希望の方は、件名を「EBSドライブ配線図希望」として返信してください。折り返し、メール添付でPDFファイルをお送りします。
この機会に、ぜひメルマガにも登録くださいね!(笑)
▼謝辞
いなっちさんに頂いたコメントから、この動画を発見することができました。ありがとうございました!勉強になりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
ワイフ・ベースの解説を和訳してみた。
ビリーの公式サイトにあった「ワイフ」ベースについての解説文を翻訳してみました。ユーモア溢れる内容で面白いです。
引用元⇒Fender P-Bass "The Wife"
ちなみに、この機材のページは、古いようですね。「Billy Sheehan wife」等でググると見つかりますが、現在の公式サイトからはリンクされていないようです。
(↓ここから始まります)
Here it is - the bass I started on. It was featured in a Guitar World magazine a few years ago as a centerfold. I guess I could say my wife was a centerfold now!
どうぞ、僕が仕事を始めたベースだよ。2,3年前に、Guitar Worldマガジンで見開きで特集されたんだ。まさに僕の奥さんが見開きページになってる!と言えたと思う。
I've played literally THOUSANDS of shows on this bass, from the very first gig ever in 1971, to it's retirement in the late 80's.
このベースで、文字通り、数千回のショウをやったよ。1971年の本当に最初のギグから80年代の後半にリタイアするまでね。
All the modifications I did on it were pretty much "Hotel Room" mods - in that they were a hack job done with improper tools!
僕が施した改造は全部、ほとんど「ホテルの寝室」の改修みたいなもので・・・ふさわしくない道具でやったヒドイ仕事だったよ!
I added the Gibson EBO style Humbucker neck position pick-up and separate output jack for it in my Moms living room in '72 (she had to vacuum up the wood chips!)
僕は、ネック側ピックアップとしてギブソンEBOスタイル・ハムバッカーを追加して、そのためにアウトプット・ジャックを分離した。72年に僕の母親のリビングルームでね。(彼女は掃除機で木屑を吸わなくちゃならなかった!)
I put a Telecaster Bass neck on it in the 70's because I saw a photo of Tim Bogert with one on his bass. I found out later it wasn't a Tele neck, but I loved the huge thick chunk of wood that Tele necks are known for (It's a '68 neck).
70年代に、テレキャスター・ベースのネックをつけた。理由は、それがついたベースを持ったティム・ボガードの写真を見たからだよ。後で気づいたんだけど、それはテレキャスター・ネックじゃなかったんだよ。でも、僕はその大きくて太い木の塊を愛しているんだ。68年ネックとして知られるテレキャスター・ネックをね。
I added the hipshot D-Tuner the moment they became available (early 80's), and I scalloped the upper frets on the Yngwie tour of '85 (Talas was the opening act).
ヒップショットのDチューナーを追加した。売られ始めてすぐ(80年代前半)にね。そして、85年のイングヴェイ・ツアーで、上位のフレットをスキャロップ加工したんだ(タラスはオープニング・アクトだった)。
This bass spent so much time with me I began to refer to her as "My wife".
このベースは、僕と一緒に膨大な時間を過ごしてきて・・・僕は彼女を「奥さん」と呼び始めたんだ。
I retired her due to too much wear and tear and started playing my Yamaha's full time ever since.
僕は彼女をリタイアさせた・・・あまりにもすり切れてしまったものでね。そして、それ以降、ヤマハのフルタイム契約でプレイし始めたんだ。
The only original parts left on this bass are the body, some of the pick-guard and the ground wire.
このベースのオリジナルのパーツで残っているのは、ボディ、いくつかのピックガード、そしてアース線だけだよ。
We've incorporated all the modifications and more onto the new Yamaha basses -done in the proper way of course!
僕らは、全ての改造とプラスアルファを新しいヤマハ・ベースに組み入れたんだ・・・もちろん適切な方法でね!
I still love this bass and take her out to play once in a while. The wood is still salty from all the sweat! Ugh! I love her anyway.
僕は、未だにこのベースを愛している。そして、ときどき彼女を連れ出して弾くんだ。木はまだしょっぱいよ、全部の汗が染み込んでるからね!ウグッ!(^▽^;) とにかく僕は彼女が好きなんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
どうもピックアップが丸っこいんですが。
昔、MR.BIGのライヴ映像を見ていて、「ビリーが使っているベースのリア・ピックアップって、なんだか丸っこく見えるなあ・・・」とぼんやり思っていました。
ご存じの通り、ヤマハのAttitude Limitedベースには、2種類のピックアップが搭載されていますが、リア・ピックアップというのは、プレシジョン(P)タイプのことです。
どうも角が取れて、丸みを帯びてるような感じがするのですよね。
David Lee Roth 時代に使っていたショッキングピンクのBB3000改でも同じように丸っこくなっていますし、単なる光の当たり具合?というわけではなさそうです。
もしかして、ディマジオのピックアップにはそういうデザインが多いのかも?とか勝手に思っていました。
でも、最近になって、その理由がわかったんです。
▼改めて脱帽
手元にあったビリー本のインタヴュー記事に答えがありました。
弦とピックアップの間隔を、なるべく狭くしているんだ。そしてピックアップに触れながらピッキングしている。そうすればポジションが安定するからね。
(引用元:リットーミュージック・ムック「Ultimate BILLY SHEEHAN」)
つまり、強いピッキングの摩擦によって、ピックアップの角が削れたということだったんですね。とはいっても、相当な頻度で強く弾きまくらないとあんなふうにはならないと思うんですけども・・・。
さらに、アティテュードも世代交代していってるし、カラーバリエーションも含めて各世代ごとに何本かあると思われますが、だいたいどのベースも同じように削れているんですよね。
ビリーの練習好きは有名な話ですが・・・これには驚くほかありません。1本をあんなふうにするだけでも大変です。
もっともっと指を鍛えなあかんな・・・と再認識させられました。
また、常にピックアップに触れながら弾くのは、音の粒がそろう効果があると別の動画で話していました。指の当たり方が均一になるからですね。なるほどです。
ちなみに、Attitude Limited LTD3ベースのリア・ピックアップは、1弦付近が極端に低くなるように斜めに設定されていますね。上記インタヴュー記事のコメントとは少し矛盾しますが、1弦を弾く際に、より深く指が入るようにする新たな工夫かもしれないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
いつかは・・・ではありますが。
1980年代に「いつかはクラウン」というキャッチコピーが流行しました。
今でこそ、プリウスやレクサスの登場で影が薄くなったクラウンですが、当時は、トヨタの高級車ブランドとして圧倒的な知名度がありました。
あのクラウンをいつかは自分のものにしたい・・・
という憧れを表現したこのコピーは多くの人々の心を掴んだはずです。
当時、僕はまだ小学生でしたが、すでに働き盛り世代だった人の中には、今でもクラウンに特別な感情を持つ人が多いと聞きます。
▼いつかはアティテュード
僕にとってのクラウンは、もちろんビリーのシグネチャー・モデルであるヤマハの「アティテュード・リミテッド」です。
学生時代には、
ふーん、28万円(当時)かあー
社会人になったら買おうかなー
というような全く根拠のない「妄想」を抱いていました。(^^;)
しかし、もちろん現実はそんなに甘いはずはなく、「いつかはアティテュード」という想いを胸に秘めながらも、仕事やらなんやらで忙しい日々が続き・・・ベースにも触らなくなり・・・
気づくと、20年以上も経っていました。既にアティテュードも第3世代です。(笑)
お恥ずかしい話ですが、実は、僕は未だにアティテュードに触ったことがありません。YouTubeの動画でアティテュードを弾いてる方、けっこうたくさんいますよね。とっても羨ましいです。
しかし、最近は、ビリースタイルの80%位は、どんなベースでも再現できるはずだと思うようになりました。
はい。単なる負け惜しみです。(^^;)
まあ、冗談はさておき、僕がお伝えしたいのは・・・
貴方がビリースタイルを始めるにあたっては、とりあえずベースは何でも良いということです。
スキャロップ、ヒップショットDチューナー、ウーファーピックアップ、ステレオ出力、などなど・・・
アティテュードならではのスペシャル仕様を追求していく前にできることがたくさんあると思うからです。
まずは、ぜひ手元にある貴方が今愛用しているベースで、気軽にビリースタイルに取り組んでみていただきたいなーと思います。
このブログでご紹介する情報も、半ば必然的(笑)にアティテュードに依存しないビリースタイルの練習法やコツになりますので、きっと参考にしてもらえると思っています。
▼とはいいつつも
僕も不惑の40歳を迎えまして、念願だったビリースタイルのブログ・メルマガ・動画配信などを始められたので、
ここらで思い切るべきちゃうんか・・・(--;)ごくり
と思い始めました(笑)。
ですが、最後の一歩(ワンクリック?)がなかなか踏み出せないですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
あのベース・ソロ「NV43345」を弾いてみました♪
先日、ついに長年の目標をひとつ達成することができました。
それは、ビリーの有名なベース・ソロ曲である「NV4 3345」の【フルカヴァー動画】を公開することです。
ご存じの通り、「NV4 3345」は、1983年のタラスのアルバム「Sink Your Teeth Into That」に収録されていたベース・ソロです。ビリーシーンの名を一躍世界に知らしめた伝説の一曲といっても過言ではないですよね。
この曲を、最初から最後まで通して弾けるようになること。
そして、その姿を誰かに見てもらえるようにすること。
YouTubeがあるおかげで、2点とも一気にクリアできました。インターネットって素晴らしいですね。(^^*)
[Bass] NV4 3345 / Billy Sheehan Bass Solo (Full cover) #1
別アングルに変えたバージョンもアップしました。
[Bass] NV4 3345 / Billy Sheehan Bass Solo (Full cover) #2
いかがでしたでしょうか?
16歳でタラスのアルバム「Billy Sheehan Talas Years」を入手して、初めて聴いたとき、どのように弾いているのか全く見当がつきませんでした・・・。
途中のアルペジオ・タッピングのパートだけは、資料も多く、比較的早くマスターできたので、高専の学園祭ライヴでやったりもしました。
しかし、それからが遠い道のりだったです・・・まあ、社会人になってからブランクもありましたし・・・ orz
ビリーの教則ビデオを見たり、関連書籍などを調べたり、最近ではYouTubeで色々な人のカヴァーを見たり・・・ずっと試行錯誤を重ねてきました。
TAB譜もいくつか存在するのですが、無理があるというか「これはちょっと違うよなー」というのが多く、結局、ほとんどの部分を自分で解析するしかありませんでした。
全編を通して、繰り返し弾けるようになったのは、つい最近のことです。
まだまだ完ぺきとは言えませんが、弾き方、ポジション移動、フィンガリングも現実的なところに整理できてきたので、だいぶ雰囲気は近くなってきたかも?と勝手に自画自賛しています。(^^*)
とりあえず、僕のビリー研究の「成果」と呼べるものをやっとひとつ作ることができたかなーと思っています。
気に入っていただけたら嬉しいです。(^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
タグ : ビリーシーンタッピングハーモニクスソロNV43345
薬指の活用法その2【プル奏法】
以前、薬指の活用法として【オクターヴ奏法】をご紹介しました。今回は、もうひとつご紹介しますね。
関連記事⇒薬指の活用法1【オクターヴ奏法】
それはプル奏法です。
▼薬指プル奏法とは
一般的に「プル」といえば、スラップ・スタイルでお馴染みですね。
右手の人差し指を1弦か2弦の下にもぐりこませて、勢いよく外にはじくテクニックです。ペンッ!いう小気味よい音が気持ちいいですね。
薬指プル奏法も同じなのですが、ツーフィンガーで弾いている間にしれっと薬指でプルを入れるという所がポイントです。
これも薬指が自由に動かせる「スリーフィンガーならでは」の使い方といえると思います。
オクターヴ奏法よりも強いアクセントを瞬間的に入れることができますので、スタッカートの効いたキメ・フレーズで使うと効果的です。特に、ドラムがシンバルを叩いて、すぐ手でミュートするような(笑)フレーズは狙いどころです。
ハンマリング・プリングを合わせればスラップ・スタイルのプルと同様のメロディックな雰囲気も出せます。
聴いている人は、「今の音、どこからしたんだ?この人スラップじゃないのに!」とビックリしてくれるかもしれませんよ。(笑)
▼参考動画
僕が解説しているYouTube動画をご紹介しますね。例として、MR.BIGの「Merciless」からのフレーズを弾いています。
【ビリーシーンスタイル】薬指の活用法2(プル奏法)
▼応用テクニック
ちなみに、親指で弦をはじく【親指プル】という応用テクがあります。
薬指プルと比べて、親指プルは4弦から1弦までどの弦でもできるというメリットがあります。
実際には、ビリーもこっちの方をよく使っているように思いますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
とんでもないモノを作った人がいました!
YouTubeでリサーチ(笑)していたら、すごい動画を見つけましたのでシェアしますね。
▼ある人が作ったとんでもないモノ
それは・・・
あの「ワイフ」ベースの超精密レプリカなんです!
「ワイフ」と言えば、ビリーがTalas時代からDavid Lee Roth時代に愛用していたもので、ビリー本人が「他の何物にも代えがたい」というほど大切にしているベースです。
ビリーの公式サイトに画像がありました。
●Fender P-Bass "The Wife"
元はフェンダー・プレシジョンなのですが、ネックから何から改造しまくっている上に、かなり使い込まれているので、見た目はボロボロですね。(^^;)
で、こちらの動画をご覧ください。
●Billy Sheehan Wife Bass Replica Movie
いかがでしょうか?
シールや古傷など汚れまで再現されたその半端ないクオリティには、ただただ驚くばかり・・・信じられないです。
BGMが「NV43345」なのがまたイイですね。(^^*)
作者は Jon Willis という方。
彼のYouTubeチャンネルには、他にも制作過程の動画などもアップされていて、興味深いです。
▼まだまだスゴイです
このレプリカ・ベースですが、凄いのは見た目だけではありません。
ピックアップなども完全に合わせてあり、サウンド面も完璧なのです。
実際、ヤマハのクリニックで、ビリー本人に弾いてもらっている動画もあります!
●Yamaha Attitude Day Sept. 15th 2012, Billy Sheehan trying a Copy Bass of his famous "Wife" bass.
0:57あたりから始まるDavid Lee Rothの名曲「Yankee Rose」の間奏リフがカッコいいです。当時のライヴを彷彿とさせますね。(このリフ好きなんですけど、4弦をDに落とすので練習したことない・・・)
ビリー本人曰く、「フィーリングも音も似ている」のだとか。
いやはや。本当にスゴイ人がいるものですね。(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●メールマガジンも始めました! ⇒ ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |