2014年08月の新着記事一覧
スマイリーマークはダメです!
ビリーの音作りノウハウ、今回はイコライジングについてです。
ビリーのイコライジングは、「音の輪郭をはっきりさせたい」「ウッディで温かみのある音色を出したい」という2点を目的としているようです。
そして、これを実現するためには、ミドルの音域を持ち上げることが重要になります。
ビリーは、アンプにベースをつないだら、まずミドルをフルまで上げて、ベースとトレブルをゼロにした状態から、音の輪郭がはっきりするようにベースとトレブルを加えていくというセッティングをするというような話をしていました。
現在、ビリーが愛用しているハートキーのアンプ・システムでは、リア・ピックアップの高音ライン出力用として「HA5500」というアンプヘッドを使っています。

イコライジングは、HA5500に内蔵されるグラフィック・イコライザーを使っていて、丸くなめらかな山型に設定されています。極端な高域と低域はカットして、中域をぐっと持ち上げているわけですね。

ビリー曰く、
「スマイリーマークではダメなんだ」
とのことです。
どういう事かというと、グラフィック・イコライザーでにっこりスマイルの形を作ってみるとわかります・・・・低域と高域を上げて、中域を下げることになりますよね。
いわゆる「ドンシャリ」という設定です。
スラップ系のベースでは定番のセッティングではありますが、ビリーサウンドを作ろうと思うなら全く「NG」ということですね。
ちなみに、HA5500のグラフィック・イコライザーは、青いLEDで光るので、ステージの写真でもセッティングをはっきり確認できます。セッティングとしては、シンプルですので、真似しやすいですね。
イコライザーがなかったとしても、アンプについているベース/ミドル/トレブルのツマミで、ミドルをブーストするように設定すれば、かなり雰囲気が出るのではないかと思いますよ。
▼参考動画
ビリーがハートキー・システムについて語っている動画をご紹介します。これ以外にパート4まであります。
Billy Sheehan Talking About His Hartke Rig. Part 1
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「Yankee Rose」の1分42秒からの速弾きはどう弾くの?
こちらも、みなもんさんからのリクエストです。ありがとうございます。
「Yankee Rose」も「Goin' Crazy」と同じく、デヴィッド・リー・ロスのアルバム「Eat 'Em And Smile」に収録されています。記念すべき1曲目ですね。聴くと、なぜかノリノリな気分になってしまう名曲です。
該当箇所を採譜してみました。4弦のチューニングは「D」に落としている前提ですので、ご注意ください。

スリーフィンガーと開放弦を組み合わせたフレーズになっています。
速いフレーズではありますが、スリーフィンガーで弾きやすい3連のパターンですので、取り組み易いのではないかと思います。まずは、3本の各指でしっかりと音が出せるようになっていることが大事ですね。
3拍目のウラから入る最初の3連符のタイミングがとりづらいかもしれません。1小節に「3連符x3個」を詰め込むという感覚で覚えても良いと思います。
左手は、フレットを押さえる時と離す(開放弦)時のタイミングを、右手のピッキングと合わせることを意識します。1弦開放の3連符をずっと弾いておいて、任意のタイミングで1音分だけフレットを押さえる練習を続けると、左右の手がシンクロしてくると思います。
ご参考までに、1998年に日本で開催されたベース・クリニックの様子を収めた「BILLY SHEEHAN IN JAPAN」の中で、ビリーが解説している箇所がありますので紹介しますね。8:50からお客さんの「YankeeRoseの途中の速いとこ」というリクエストに応えて、弾いてくれています。
Billy Sheehan JAPAN 9-12-1988 PART 2
こちらも「Goin' Crazy」のソロ同様に、ネックの上から手を出すのがポイントですね。
左手をネックの上から出して弾くのは、慣れれば難しくありません。見た目のインパクトは絶大ですので、出来そうなフレーズがあれば、練習中から積極的に試してみることをオススメします。(^o^*)
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タグ : ビリーシーンベースデヴィッドリーロススリーフィンガー
彼女の名前はミス・スプーキー。
以前、もっきんさんからこんなコメントをいただきました。
ビリーのベースによく貼ってある黒い猫のステッカーについて詳細をご存知無いですか?
これに対して、バッドビリーさんから
顔の形をしたスプーキーステッカーですよね? 以前はロフトに8枚くらいで1シートになって売っていましたが現在も販売されているかは申し訳ありませんがわかりません。
という返信がありました。
僕は、これを読んで、「スプーキー」というのは何かのキャラクターかな?位に思っていたのですが・・・昨日、偶然に↓の動画を見つけて、理解しました(笑)。
Billy Sheehan and Miss Spooky in The Kitchen
ビリーが飼っている愛猫の名前だったんですね。(^^;;

綺麗な黒猫ちゃんで、まさしくシール通りの顔ですね(^o^*)。
猫が好きなのは知っていましたが、この動画、ビリーが本当に可愛がっているのがよく伝わってきて、何回も観てしまいました。
スプーキーが「ニャー」と鳴くと、ビリーも必ず返答しますし、「すぷー」とか「すぷーく」とか呼んでいるのがなんとも微笑ましいです。(^o^*)
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「Goin' Crazy」の2分16秒からのベース・ソロはどう弾くの?
「みなもん」さんからリクエストをいただきました。ありがとうございます。
「Goin' Crazy」はデヴィッド・リー・ロスのアルバム「Eat 'Em And Smile」に収録されています。ギターソロの後から始まるこの部分、ちょっとぶっ飛んだような感じの勢いがあって、カッコいいですよね。(^o^)
これは、タッピング・ハーモニクスを使ったプレイになります。採譜してみました。

それでは、段階を追って練習する方法を解説していきますね。
▼まずはハーモニクスなしで
まずは、右手のタッピング・ハーモニクスは出さずに、左手の動きだけを確認すると良いと思います。このときは、右手は普通に実音をピッキングします。
左手のフレットだけを書くと、こういうフレーズになっています。まず、これを覚えましょう。

1小節目と3小節目は、それぞれ最初に休符があって、ウラから入りますので注意してください。
3小節目の16分音符のフレーズは複雑に見えますが、5個の音をひとかたまりと捉えると覚えやすいと思います。
ポリリズムになっているので、単に同じフレーズを繰り返しているだけなのに、4拍子とズレて別のフレーズに聴こえるので面白いですね。
▼右手のタッピングを加える
全体の構成を覚えたら、右手のタッピングで音を出すようにします。
タッピングする場所は、とりあえず1弦12フレットにしましょう。ただし、12フレットの実音を出すのではなく、あくまで、タッピング・ハーモニクスをきれいに出すことを意識します。
関連記事⇒簡単!タッピングハーモニクスを試してみて
1~2小節は、全て右手のタッピングで叩いてハーモニクスを出していきます。
3小節目からは、少し複雑ですね。最初は、ゆっくりとやると良いと思います。左手人差し指による7フレットのハンマリング以外は、右手のタッピングで叩いてハーモニクスを出します。
右手だけを見ると「タンタタタン」みたいなリズムで叩くことになります。連続して3回叩くのがちょっと難しいですが、右腕に力をいれて固くするとやりやすいですよ。
▼ハーモニクスの音程調整
全体をタッピングで叩けるようになったら、音程を調節します。
基本的には、以下の場所で叩けばよいと思います。1オクターブ上の同じ音程のハーモニクスが出ます。
左手5フレット ⇒ 12フレットを叩く
左手7フレット ⇒ 14フレットを叩く
ただ、1小節目の前半は左手は7フレット固定ですが、右手で叩くフレットを変えて、音程に変化をつけているように思います。12フレットを叩くと、14フレットよりも高い音程のハーモニクスが出ます。
3~4小節目は、リズムの方が大事ですので、音程は気にする必要はないかもしれません。全部14フレットを叩くのでも良いと思います。
7フレットを弾くタイミングでヴィブラートをかけると、より雰囲気がでると思いますよ。
▼左手はネックの上から
最後に、教則ビデオ「Billy Sheehan On Bass」の中で、ビリーがちょうど該当箇所を解説していましたので、ご紹介しておきますね。0:44あたりからです。
Bass lesson - Billy Sheehan - 7b/8
ビリーは、左手をネックの上から出してプレイしていますので、ぜひとも真似しましょう(笑)。1弦5フレットを小指で、7フレットを人差し指で押さえるようにします。
最後の4小節目の実音フレーズの部分で、5フレットからプリングして開放弦が鳴っている間に、左手をネックの下側に戻して、2弦3フレットを押さえるという感じにすると、スムーズに戻ってこられると思います。
(おことわり)
実は、今、事情でベースを弾ける環境にないので、現時点では、ちょっと確証がないです。すみません。実際にベースで確認できたら、またアップデートさせてもらいますね。
▼リクエスト募集します!
他にも「ここはどうやって弾いてるの?」という所がありましたら、どしどし(死語?)リクエストを送ってくださいね。僕のできる範囲で、解析してみます。
コチラからどうぞ⇒メールフォーム
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タグ : ビリーシーンベースデイヴィッドリーロス
誰かディーの音をくれないか?
今回ご紹介するのは、ビリーが「Shy Boy」でスティーヴ・ヴァイと共演している動画です。今年1月にカリフォルニア州アナハイムで開催された「Metal Masters 5」というイベントの一場面です。
DAVID LEE ROTH - Shyboy (Live Cover at METAL MASTERS 2014)
スティーヴは言わずとしれたディヴィッド・リー・ロス時代の盟友ですね。その当時の「Shy Boy」の動画はみたことがありませんので、これは貴重ではないでしょうか。また、アップかつ高画質なので、2人の超絶プレイを堪能できます。
この動画では、正直なところ、ビリーよりもスティーヴの変態プレイにかなり衝撃を受けました。(^^;;
特にギターソロは、アルバム「Eat'Em And Smile」のバージョンにかなり忠実で、あの音はこうやって出してたのか・・・すげぇ・・・と釘付けになってしまいました。
▼ビリーの小芝居

(引用元:DAVID LEE ROTH - Shyboy (Live Cover at METAL MASTERS 2014))
さて、動画の冒頭部分でビリーが小芝居をやっていますので、ご紹介しますね。
ビリー:えーと、僕はベースをチューニングし直さないといけない。チューナーを持っていないんで、ちょっと「D」の音が必要なんだ。もしこの辺にギタープレイヤーがいたら、ちょっと「ディー」の音をくれないかな・・「ディーー」だけでいいんだけど。
ビリー:どういう事かというと、今「D♭」なんで、半音1つ分だけあげたいんだ・・・(弾く)・・・その後で・・・(弾く)・・・の音になるようにね。だからその音が正しく聴こえるように誰か手伝ってほしいんだけど。
マイク・ポートノイ:あそこに誰か「D」を使っているのがいるぞ!
スティーヴ・ヴァイ:(D音を弾きながら登場)
直前にドリームシアターの「A Change Of Season Part 1」という曲をプレイしていたため、半音下げチューニングになっていたようですね。(ビリーはこれとShy Boyの2曲で参加)
やたら「D」を強調しているのは、ディヴィッド・リー・ロスの頭文字「D」を示唆しているのかなと思います。
あ、そういえば「Shy Boy」のキーも「Dm」ですね。
ビリー曰く、「コメディは難しい!ベースは簡単だよ!」だそうです(笑)。
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ピアースG1からミックスについて考える
かつて、ビリーの歪みと言えば、ピアースG1というプリアンプが生み出していたことは有名なお話です。
僕は、知識としては知っていましたが、本物を見た事も使った事もありません。ネットで少し勉強をしましたので、シェアさせていただきますね。
▼ピアースG1とは
G1は、ピアース社が製造していたギター用のプリアンプです。のちに、ベース向けのビリー・シグネチャー・モデルとして、BC1という製品もリリースされました。
平べったい形状でラックに格納して使用します。けっこう分厚さがあり、大きいです。

(引用元:Billy Sheehan & EBS Sheehan Drive pedal - di Simone Sello)
この写真は、現在はビリー自宅に置いてあるラックです。ツマミが2段でたくさんついているのがG1です。
G1には、2系統のチャンネルがあり、それぞれ
CH1:チューブ(真空管)アンプ
CH2:ソリッド(トランジスタ)アンプ
をシミュレートした音を出すことができます。
入力ジャックは左端に、CH1 / CH1+CH2 / CH2 の3つがあります。
真ん中の「CH1+CH2」に繋ぐと、CH1とCH2の特性をミックスして出力するという機能を持っています。まず、これがポイントです。
それぞれのチャンネルを
CH1:ディストーション重視
CH2:クリーン重視
のセッティングにしたうえで、ベースを「CH1+CH2」のジャックに挿せば、ビリーサウンドの特徴の1つであるディストーションとクリーンをミックスした音が出せるという仕組みです。
さらに、ビリーは、フロントPUとリアPUの出力を別々のG1に入れていましたので、ラックには2台のG1が入っていました。(実際には、スペアを含めて、たくさん入っていたみたいですね)
使用ラックの詳細については、ビリーの公式サイト(古い方?)に写真つきで載っています。タラス、ディヴィッド・リー・ロス、MR.BIGと各時代ごとの変遷がわかり、興味深いですね。

(引用元:PHOTOS - EQUIPMENT- page 05)
この写真は、MR.BIGのファースト・アルバムの頃のラックだそうですが、これを見ると、
【高音】リアPU ⇒ G1-A(CH1/CH2ミックス)
【低音】フロントPU ⇒ G1-B(CH2クリーン)
というように接続していたようです。
ちなみに、現在はピアース社もなく、G1は中古でも入手困難なのだとか。壊れたら困るので、もう使わないという人もいるそうです。
最初に貼りつけたビリー自宅にあるラックの写真でも、左側に「G1が何台も積まれている」のが見えます。これも全部壊れたものということなのかもしれないですね。
▼2種類のミックス
ここで重要なことは、ビリーのサウンドに関して、ミックスの概念は2種類あるということです。
【MIX-1】
リアPUに関するディストーション+クリーン
【MIX-2】
フロントPUの低音+リアPUの高音
ディストーションは絶対に欠かせませんので、この2つのミックスの優先度は、
【MIX-1】>【MIX-2】
となるはずです。
逆にいえば、出力が1系統しかない一般的なベースであっても、論理的には 【MIX-1】システムを再現できればビリーサウンドに近づけるはずということになります。
▼ついに救世主あらわる
この【MIX-1】の機能を提供してくれるのが、2013年4月に登場した「EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal」(以下、EBSドライブと略)というわけです。
最近の小規模なクリニックやインタビューでは、リアPUの出力をEBSドライブに通すだけのシンプルな構成の場合もあるようです。それだけでも【MIX-1】はクリアできているので、ちゃんとビリーの音になるわけです。
このEBSドライブを使えば、僕たちでも手軽にビリー・サウンドを再現することができます。まさに、「救世主」といっても過言ではない画期的なエフェクターだと思います。
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タグ : ビリーシーンベースEBSドライブディストーションエフェクター
感激!ビリー本人から返信が来ました!
以前、Facebookでビリーのツイートにコメントをつけたことがあったのですが、なんと!
ビリー本人から返信をもらえました! \(^o^)/

ツアー終わったばかりで疲れているでしょうに、ちゃんと読んでくれているんだなあーと感激しました。昨日は、なんか一日ふわふわして、何も手につきませんでした(笑)。
あの家って?
やりとりを簡単にご紹介します。
ワイナリードッグスのツアーで、アミティヴィル(Amityville)という町に来たときのビリーのツイートに「僕らはあの家の近くにいるんじゃないかな?」とあったんです。
「あの家」は「that house」と書かれていたのですが、何を指すのかわからなかったんですね。
ネットで調べてみると、どうも実話をもとにした「悪魔の棲む家」という映画があることがわかりました。Wikipediaより、引用します。
『悪魔の棲む家』(The Amityville Horror)は、1974年にロングアイランドのアミティヴィルで起きたと言われる超常現象を題材にしたジェイ・アンソン著のベストセラー『アミティヴィルの恐怖』を映画化した1979年のアメリカ合衆国のホラー映画。(Wikipediaより引用)
なるほど・・と思ったのですが、確信はなかったので、「あの家って映画の家のことですか?」とコメントしてみたんです。
米国の人からすれば、「アミティヴィル」と聞けば、100人中100人が知ってるような周知の事実なのかもしれないですが、日本人には分からないですもんね。
膨大なコメントの中から、どうやってビリーの目に止まったのかは分かりませんが、日本からきた意外?な質問に、返信してくれたのかもしれないですね。とても嬉しい出来事でした。(^^*)
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タグ : ビリーシーンワイナリードッグス映画Facebook
タラス時代のライヴ・ベース・ソロの動画を発見!
前回記事で紹介したタラス時代のライヴにおけるベース・ソロ「(7718)3A17」ですが、なんと!その当時のビリーの動画が見つかりました。
Bass lesson - Billy Sheehan - 8/8
僕が持っている「Bass Secret」より前の教則ビデオ「Billy Sheehan On Bass」に収録されていた映像のようですね。
それにしても、これは、本当に感涙モノです。こんなものが観られるとは・・・本当に良い世の中になったものです。本物のワイフ・ベースのサウンドを楽しめるという意味でも大変貴重です。
![Billy Sheehan - Bass Solo - Talas from YouTube[16-43-40]](http://blog-imgs-69.fc2.com/b/i/l/billysheehanstyle/20140806212740072.jpg)
フラジオレット・ハーモニクスを使ってメロディを弾くアプローチも多いですね。1:45あたりからは、ちょっとジャコ・パストリアスを彷彿とさせるようなハーモニーで、すごくオシャレです。
![Billy Sheehan - Bass Solo - Talas from YouTube[16-25-56]](http://blog-imgs-69.fc2.com/b/i/l/billysheehanstyle/20140806212738fe4.jpg)
また、NV43345の第3楽章(と勝手に呼んでますが)のライトハンド・アルペジオも登場します。2:20あたりです。
アルバム版と違って、左手ですべての音を短く切るようにしているのがポイントです。
部屋で一人でやる分には押さえ続けてコードが響いたほうがキレイなのですが、ステージで大音量かつ歪んでいる中では、コードが鳴り続けてしまうと発散してしまうための工夫だと思われます。
この左手ミュートは、右手をプリングして発音した直後に、左手の指をわずかに浮かせてミュートするのですが・・・とても難しくて、僕はまだできません・・・。
![Billy Sheehan - Bass Solo - Talas from YouTube[15-55-50]](http://blog-imgs-69.fc2.com/b/i/l/billysheehanstyle/201408062127378bc.jpg)
また、(7718)3A17でやっているフレーズもたくさん登場します。
特に、4:02あたりからの流れがすごく好きです。この頃は、結構クラシカルなアプローチのフレーズが多くて、カッコいいんですよねー。聴いてもサッパリわからなかったので、この機会に気合入れて、コピーしてみようかなと思います。
ビリーの背後(向かって左後ろ)には、ピアースG1などを入れている巨大なラックが見えます。途中で、操作して音色を変える様子も映っていますね。たしか当時は、ハーモナイザーというのを使っていたようなので、キーボードのような不思議なキラキラ音はそれの働きなのでしょうか。
特筆すべきは、これだけ爆音で歪んでいるにも関わらず、意外とノイズが少なくて、音の輪郭がはっきり聴こえることです。
例えば、5:40あたりでは、ヴァン・ヘイレンの「Mean Street」のタッピングを披露していますが、ミュートできてなかったら大変なことになるはず(笑)。
やはり、左手(特に親指)で基本的なミュートができており、右手で弦がしっかり鳴るよう力強く弾いているからこそだと思います。
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「NV43345」に隠された秘密
以前、「NV43345」というベース・ソロの実演動画をご紹介しました。
関連記事⇒あのベース・ソロ「NV43345」を弾いてみました♪
さて、この「NV43345」という意味不明なタイトル。一見、無秩序な文字の羅列のようですが・・・実は【ある秘密】が隠されているんです。
とても有名な話なので、古くからビリーを知る方は、
( ̄ー ̄)ニヤリ
とされていることでしょう。(笑)
ヒントは「デジタル電光表示板」です。時計や温度計などでよく見かける8の字のタテ・ヨコ・ナナメの棒で、文字や数字を表現するアレです。
あんな感じで「NV43345」の文字を書いてみます。
手書きで汚いですが、こんな感じですね。

そして、くるっと回転させます。

お分かりですね。なんとSHEEHANになるんです!(^o^*)
「V」を「A」と読ませる所や小文字「h」を使うのがミソですね。こういうビリーの知的なお遊びセンスもすごく好きなところです。
▼おまけ:ライヴ版
実はもう一つあるので、ついでにご紹介しますね。
タラスのライヴにおけるビリーのベース・ソロを録音した「7718(3A17)」という曲で、「NV43345」と同じくアルバム「Billy Sheehan Talas Years」に収録されています。
7718(3A17)・・・これもなんだか意味不明ですが、同じように手書きで書いてみます。
.png)
これを、くるっと回転させると・・・

そうです、(LIVE)BILLになるんです!
いかがでしたでしょうか?
ちなみに、このソロの内容は「圧巻」の一言です。
MR.BIGのステージでみせるソロと印象がだいぶ違って、ハウリング気味の強烈なディストーション、怒涛の速弾き、さらに色んな音が出ていて、訳が分かりません(笑)。
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