ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> 2014年09月
2014年09月の新着記事一覧
「バック・トゥ・武道館」でのポールギルバートとのデュエット・ソロを弾いてみました♪
こんにちは、ぢゃっくです。
2009年のMR.BIG再結成。
僕は観には行けませんでしたが、オリジナルメンバーでの再結成に、とても興奮したのを覚えています。
そのときのライヴの模様を収めた「バック・トゥ・武道館」からポールギルバートとのデュエット・ソロのベース・パートを弾いてみました。
【ビリーシーンスタイル】Billy Sheehan & Paul Gilbert Duet Solo cover / MR.BIG "Back To Budokan"
まだまだ粗くて恐縮なのですが、思いのほか雰囲気がでたかな・・・と個人的には思っています。もしよろしければ、このブログでもYouTubeでもコメントいただけたりすると嬉しいです。(^^*)
この曲やってみて思ったのは、チューニングが面白いということです。
ビリーもポールもわざわざダブルネックを使っているので、変則チューニングであることは予想がつきました。
何かのオープン・チューニングなのかしら?と思って試行錯誤してみると・・・どうやら、
1~3弦をオクターブ違いのE♭にする
というものみたいです。
つまり、どの弦を弾いてもフレットと音階が同じになるんですね。こういうのあるんだ(@@;)・・と目からウロコでした。
ネット検索すれば、ビリー(あるいはポール)のダブルネック下側のチューニング詳細がすぐ分かるのかもしれませんが、せっかくなので、勉強もかねて調べずにやりました。確証はないです。間違ってたら、すみません。(^^;
「よしわかった、早速練習するぞ!」と思ったのですが、いきなりつまづきました。いま張っている弦だけでは、どうにも無理だったんですね。
◆4弦
曲中では使っていないのですが、ないと親指が置けなくて困ったので、代わりに元の3弦を張りました。
◆3弦
3弦のままでは無理だったので、元の4弦を張りました。元々Eなので、半音下げるだけでOK。
◆2弦
元々Dなので、半音上げるだけでOK。
◆1弦
問題はこれです。ペグをぐりぐり巻いたのですが、E♭までは到底あがりません。(←そらそうだろ)
弦に触れるだけで、はじけそうにキンキンになって、本当に怖かったです。(;_;)
なんとかオクターブ下のE♭にはできますが、これでは2弦と同じ音程になってしまいます。
そこで、買ったのが6弦ベース用のHi-C弦です!
5弦ベースも使ったことないのに、まさかHi-C弦を買う日が来るとは思いませんでした。(^^;
とにかく、これなら普通に張ってCなので、そこから1音半上げればOKです。
これで、なんとか3本ともE♭にできました。1弦はちょっとテンションきつめですが。
このチューニングの難点は、他の曲が練習できないということです。(^^;
ベースが一本しかないので、弦をまるごと張り直さないといけません。。。
もう一本入手した暁には、この子は変則チューニング専用にするのも面白いかなと思っています。
Hi-C弦も大事にしまっておかねば。
メルマガ読者さんには、この曲のTAB譜をプレゼントしています。もし興味のある方は、メルマガ登録してくださいね。
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月
2009年のMR.BIG再結成。
僕は観には行けませんでしたが、オリジナルメンバーでの再結成に、とても興奮したのを覚えています。
そのときのライヴの模様を収めた「バック・トゥ・武道館」からポールギルバートとのデュエット・ソロのベース・パートを弾いてみました。
【ビリーシーンスタイル】Billy Sheehan & Paul Gilbert Duet Solo cover / MR.BIG "Back To Budokan"
まだまだ粗くて恐縮なのですが、思いのほか雰囲気がでたかな・・・と個人的には思っています。もしよろしければ、このブログでもYouTubeでもコメントいただけたりすると嬉しいです。(^^*)
▼ポイントはチューニング
この曲やってみて思ったのは、チューニングが面白いということです。
ビリーもポールもわざわざダブルネックを使っているので、変則チューニングであることは予想がつきました。
何かのオープン・チューニングなのかしら?と思って試行錯誤してみると・・・どうやら、
1~3弦をオクターブ違いのE♭にする
というものみたいです。
つまり、どの弦を弾いてもフレットと音階が同じになるんですね。こういうのあるんだ(@@;)・・と目からウロコでした。
ネット検索すれば、ビリー(あるいはポール)のダブルネック下側のチューニング詳細がすぐ分かるのかもしれませんが、せっかくなので、勉強もかねて調べずにやりました。確証はないです。間違ってたら、すみません。(^^;
▼大きな壁がありました
「よしわかった、早速練習するぞ!」と思ったのですが、いきなりつまづきました。いま張っている弦だけでは、どうにも無理だったんですね。
◆4弦
曲中では使っていないのですが、ないと親指が置けなくて困ったので、代わりに元の3弦を張りました。
◆3弦
3弦のままでは無理だったので、元の4弦を張りました。元々Eなので、半音下げるだけでOK。
◆2弦
元々Dなので、半音上げるだけでOK。
◆1弦
問題はこれです。ペグをぐりぐり巻いたのですが、E♭までは到底あがりません。(←そらそうだろ)
弦に触れるだけで、はじけそうにキンキンになって、本当に怖かったです。(;_;)
なんとかオクターブ下のE♭にはできますが、これでは2弦と同じ音程になってしまいます。
そこで、買ったのが6弦ベース用のHi-C弦です!
5弦ベースも使ったことないのに、まさかHi-C弦を買う日が来るとは思いませんでした。(^^;
とにかく、これなら普通に張ってCなので、そこから1音半上げればOKです。
これで、なんとか3本ともE♭にできました。1弦はちょっとテンションきつめですが。
▼ひとつ難点が
このチューニングの難点は、他の曲が練習できないということです。(^^;
ベースが一本しかないので、弦をまるごと張り直さないといけません。。。
もう一本入手した暁には、この子は変則チューニング専用にするのも面白いかなと思っています。
Hi-C弦も大事にしまっておかねば。
▼TAB譜をプレゼント!
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「Addicted To That Rush」の0分24秒からのライトハンド・ユニゾンはどう弾くの?
こんにちは、ぢゃっくです。
ピンポイント解説♪の第三弾です。
今回は、MR.BIGの代表曲「Addicted To That Rush」のイントロにあるポールとのライトハンド・ユニゾン部分の練習法についてです。メルマガ読者さんからリクエストをいただきました。ありがとうございます。
僕が実演解説している動画をアップしました。まず、こちらをご覧いただければと思います。
AddictedToThatRushの0分24秒からのライトハンドの練習法
以下に、言い忘れたことを補足していきますね。(^^;
とても重要なことを言い忘れました。それは、リズムをキープするということです。
動画の中では「2と4に分けると良いですよ」と言いましたが、これはあくまで覚えるときのコツです。最終的には、3連符を意識する必要があります。
ライトハンドをやる場合、フレーズ的に速く弾けてしまう、あるいは、「速く弾かなければ!」と気持ちが焦る・・・といったことから、走り気味になってリズムが乱れてしまいやすいと思います。
ソロ・パートなら詰め込んでしまうのも良いですが、今回のようなユニゾン・パートでは、ギターおよびドラムときっちりシンクロできなければ、そのカッコよさは半減してしまいますよね。
僕は、パットのハイハットの刻みを聴きながら弾くという練習をしていました。ハイハットも途中から3連符フレーズでシンクロするので、とても良いガイドになります。
そして、ユニゾンの最後に入ってくるシャン!というクラッシュ(ハイハット・オープンかな?)からの3連符フィルインまでバッチリあうと・・・とても気持ちが良いんですよね。(^^*)
逆に合わないと、スピードが乗らないというか一気にガクッと失速する感じがあります。自分だけ取り残された感ですね(笑)。この曲がカッコよくなるかは、ここが1つのポイントなのかなと思っています。
それにしても「Addicted To That Rush」は、リズム的にすごく難しい曲だと感じています。
曲としては高速な8ビートだと思うのですが、フレーズ的には3連符のニュアンスがたくさんでてきます。それがドライブ感を加速させていると思うのですが、3連符につられて8分音符までハネてしまうと、全く違う印象になってしまいますよね・・・。
通常の8分音符と3連符が混じるフレーズを、いかに「つなぎ目」を感じさせないように弾くかがコツなのかなと思って練習しています。
難易度が高い上に、奥が深い・・・さすがMR.BIGの記念すべき1曲目です。(^^;
共感いただけたら嬉しいです。また別の部分も取り上げたいと思います。
ピンポイント解説♪の第三弾です。
今回は、MR.BIGの代表曲「Addicted To That Rush」のイントロにあるポールとのライトハンド・ユニゾン部分の練習法についてです。メルマガ読者さんからリクエストをいただきました。ありがとうございます。
▼実演動画
僕が実演解説している動画をアップしました。まず、こちらをご覧いただければと思います。
AddictedToThatRushの0分24秒からのライトハンドの練習法
以下に、言い忘れたことを補足していきますね。(^^;
▼リズムをキープするコツ
とても重要なことを言い忘れました。それは、リズムをキープするということです。
動画の中では「2と4に分けると良いですよ」と言いましたが、これはあくまで覚えるときのコツです。最終的には、3連符を意識する必要があります。
ライトハンドをやる場合、フレーズ的に速く弾けてしまう、あるいは、「速く弾かなければ!」と気持ちが焦る・・・といったことから、走り気味になってリズムが乱れてしまいやすいと思います。
ソロ・パートなら詰め込んでしまうのも良いですが、今回のようなユニゾン・パートでは、ギターおよびドラムときっちりシンクロできなければ、そのカッコよさは半減してしまいますよね。
僕は、パットのハイハットの刻みを聴きながら弾くという練習をしていました。ハイハットも途中から3連符フレーズでシンクロするので、とても良いガイドになります。
そして、ユニゾンの最後に入ってくるシャン!というクラッシュ(ハイハット・オープンかな?)からの3連符フィルインまでバッチリあうと・・・とても気持ちが良いんですよね。(^^*)
逆に合わないと、スピードが乗らないというか一気にガクッと失速する感じがあります。自分だけ取り残された感ですね(笑)。この曲がカッコよくなるかは、ここが1つのポイントなのかなと思っています。
▼混じる3連符の難しさ
それにしても「Addicted To That Rush」は、リズム的にすごく難しい曲だと感じています。
曲としては高速な8ビートだと思うのですが、フレーズ的には3連符のニュアンスがたくさんでてきます。それがドライブ感を加速させていると思うのですが、3連符につられて8分音符までハネてしまうと、全く違う印象になってしまいますよね・・・。
通常の8分音符と3連符が混じるフレーズを、いかに「つなぎ目」を感じさせないように弾くかがコツなのかなと思って練習しています。
難易度が高い上に、奥が深い・・・さすがMR.BIGの記念すべき1曲目です。(^^;
共感いただけたら嬉しいです。また別の部分も取り上げたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
重厚で高密度なライトハンドをするために鍛えるべきところとは。
こんにちは、ぢゃっくです。
ビリースタイルのライトハンドでは、左手のプリングの力を鍛えることが特に重要だと思っています。
右手でタッピングしてからのプリングは比較的力を入れやすく、簡単に音が出ます。
しかし、左手のプリングは、どうしても音が弱くなりがちです。これを疎かにしてしまうと、右手のタップ音しか聞こえない軽くてペラペラしたライトハンドになってしまいます。
右手で出す音と左手で出す音が、同じ音量でしっかり鳴っていないと、ビリーのような均一で重厚な密度の濃いフレーズには聞こえないのですね。
ビリーは、左手のプリングの力がとんでもなく強いです。その中でも特にすごいのが人差し指です。
ライブのベース・ソロなどでは、
左手人差し指だけで、ハンマリング・プリングを繰り返す開放弦のトリル
とか
右手で下位フレットをバーで押さえて、そこをブリッジにして、左手のハンマリング・プリングだけでメロディを弾く
とかいったプレイをよくやりますよね。
真似してやってみと、これが難しいんです。
音が出ないんですよね、全然。
特に、左手人差し指の弱さには、自分で愕然としてしまいました。(ーー;)
最近、気づいたのですが、実は左手人差し指のプリングって、ほとんどやる機会がないんですね。
思いつくのは、開放弦を使うライトハンド・フレーズくらいです。
もしかすると、一般的なベースプレイヤーの方は、全くやったことがない人がいてもおかしくないですね。(^^;
つまり、曲をいくら練習しても鍛えることができないということです。
意識して明示的に練習しない限り、使えるようにならないのですね。
鍛えるためのオススメの練習方法は、左手人差し指だけの開放弦トリルです。
1弦か2弦の2フレットあたりでハンマリング・プリングのトリルを繰り返します。
ハンマリングとプリングの音量が同じ位になることを目指します。
指だけを動かすのではなく、手首から回すようにプリングするのがコツです。
少し練習するだけで、めちゃくちゃ指が痛くなりますし、なかなか速く動かせません。(T_T)
ビリーの強靭な左手の力には、ただただ驚くばかりですね。
ビリースタイルのライトハンドでは、左手のプリングの力を鍛えることが特に重要だと思っています。
右手でタッピングしてからのプリングは比較的力を入れやすく、簡単に音が出ます。
しかし、左手のプリングは、どうしても音が弱くなりがちです。これを疎かにしてしまうと、右手のタップ音しか聞こえない軽くてペラペラしたライトハンドになってしまいます。
右手で出す音と左手で出す音が、同じ音量でしっかり鳴っていないと、ビリーのような均一で重厚な密度の濃いフレーズには聞こえないのですね。
▼左手人差し指のスゴさ
ビリーは、左手のプリングの力がとんでもなく強いです。その中でも特にすごいのが人差し指です。
ライブのベース・ソロなどでは、
左手人差し指だけで、ハンマリング・プリングを繰り返す開放弦のトリル
とか
右手で下位フレットをバーで押さえて、そこをブリッジにして、左手のハンマリング・プリングだけでメロディを弾く
とかいったプレイをよくやりますよね。
真似してやってみと、これが難しいんです。
音が出ないんですよね、全然。
特に、左手人差し指の弱さには、自分で愕然としてしまいました。(ーー;)
▼左手人差し指は鍛えにくい?
最近、気づいたのですが、実は左手人差し指のプリングって、ほとんどやる機会がないんですね。
思いつくのは、開放弦を使うライトハンド・フレーズくらいです。
もしかすると、一般的なベースプレイヤーの方は、全くやったことがない人がいてもおかしくないですね。(^^;
つまり、曲をいくら練習しても鍛えることができないということです。
意識して明示的に練習しない限り、使えるようにならないのですね。
鍛えるためのオススメの練習方法は、左手人差し指だけの開放弦トリルです。
1弦か2弦の2フレットあたりでハンマリング・プリングのトリルを繰り返します。
ハンマリングとプリングの音量が同じ位になることを目指します。
指だけを動かすのではなく、手首から回すようにプリングするのがコツです。
少し練習するだけで、めちゃくちゃ指が痛くなりますし、なかなか速く動かせません。(T_T)
ビリーの強靭な左手の力には、ただただ驚くばかりですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
遊び心満載のスティーヴとビリーのソロ・タイムが楽しめるDLRライヴ動画!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、とても貴重なDavid Lee Rothのライヴ動画を見つけたので、ご紹介します。
ROTH, SHEEHAN, VAI & BISSONETTE live 1986
「Yankee Rose」から始まり、スティーヴとビリーのソロ、ヴァン・ヘイレンの「Ain't Talkin' 'Bout Love」から「Goin' Crazy!」というライヴ終盤の盛り上がりの場面で、当時ノリにノっていた彼らの勢いとライヴの熱狂ぶりがよく分かります。ビリーめちゃくちゃカッコいいです。(^^*)
ソースは、「CRAZY IN DETROIT 1986」という映像のようです。こちらによると、元は観客が撮影したもの(いいの?)で、リマスタリングされて、2014年3月にDVD/BruRayでリリースされたものみたいですね。Amazonでは扱ってないようです。Bootlegとあるので、海賊盤なのでしょうか。
とにかく最高なのですが、特にご覧いただきたいのが、4:20からのソロタイムです。
互いにソロをやっている最中に、こっそり背後から忍び寄って、色々とちょっかいを出す様子がおかしくてたまりません。(^o^*)
相手のソロに割り込んで、無理やり止めてみたり

激しい手の動きを追いかけていたものの、間に合わずにイーッとなってみたり(笑)

「ねえ、ベロで弾いてよ!」とムチャ振りしてやらせてみたり

まるで猫がじゃれあってるみたいです。ユーモア溢れるパフォーマンスは、エンターテイナー・デイヴのアイディアでしょうか。もしかしたらビリーかもしれませんね(笑)。
2009年のMR.BIG武道館のビリーとポールのツイン・ソロもそうですが、こういうのは、よっぽどお互いを信頼していて、仲が良くないとできないものですよね。
14:24からは、ベースを床に置いてタッピングするピアノ風(?)プレイや

「Ain't Talkin' 'bout Love」のラストでは、ビリーとスティーヴが前後で互いの楽器を弾くという、かの有名な二人羽織プレイも見られます!よく見ると、直前にスティーヴがビリーにピックを渡していますね。これは写真でしか見たことがなかったので、めっちゃ興奮しました。

驚異的なテクニックだけでなく、お客さんを喜ばせるパフォーマンス。ホントに全員が楽しそうで、この頃のDLRは最高だったんだなあーと、改めて思える動画でした。
今回は、とても貴重なDavid Lee Rothのライヴ動画を見つけたので、ご紹介します。
ROTH, SHEEHAN, VAI & BISSONETTE live 1986
「Yankee Rose」から始まり、スティーヴとビリーのソロ、ヴァン・ヘイレンの「Ain't Talkin' 'Bout Love」から「Goin' Crazy!」というライヴ終盤の盛り上がりの場面で、当時ノリにノっていた彼らの勢いとライヴの熱狂ぶりがよく分かります。ビリーめちゃくちゃカッコいいです。(^^*)
ソースは、「CRAZY IN DETROIT 1986」という映像のようです。こちらによると、元は観客が撮影したもの(いいの?)で、リマスタリングされて、2014年3月にDVD/BruRayでリリースされたものみたいですね。Amazonでは扱ってないようです。Bootlegとあるので、海賊盤なのでしょうか。
▼互いにイタズラする二人
とにかく最高なのですが、特にご覧いただきたいのが、4:20からのソロタイムです。
互いにソロをやっている最中に、こっそり背後から忍び寄って、色々とちょっかいを出す様子がおかしくてたまりません。(^o^*)
相手のソロに割り込んで、無理やり止めてみたり

激しい手の動きを追いかけていたものの、間に合わずにイーッとなってみたり(笑)

「ねえ、ベロで弾いてよ!」とムチャ振りしてやらせてみたり

まるで猫がじゃれあってるみたいです。ユーモア溢れるパフォーマンスは、エンターテイナー・デイヴのアイディアでしょうか。もしかしたらビリーかもしれませんね(笑)。
2009年のMR.BIG武道館のビリーとポールのツイン・ソロもそうですが、こういうのは、よっぽどお互いを信頼していて、仲が良くないとできないものですよね。
▼伝説のあのプレイも
14:24からは、ベースを床に置いてタッピングするピアノ風(?)プレイや

「Ain't Talkin' 'bout Love」のラストでは、ビリーとスティーヴが前後で互いの楽器を弾くという、かの有名な二人羽織プレイも見られます!よく見ると、直前にスティーヴがビリーにピックを渡していますね。これは写真でしか見たことがなかったので、めっちゃ興奮しました。

驚異的なテクニックだけでなく、お客さんを喜ばせるパフォーマンス。ホントに全員が楽しそうで、この頃のDLRは最高だったんだなあーと、改めて思える動画でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
タグ : ビリーシーンベースデヴィッドリーロススティーヴヴァイ
無料で作れるスリーフィンガー練習ツール!
こんにちは、ぢゃっくです。
今回は、無料で誰でも作れるスリーフィンガー練習ツールをご紹介します。これさえあれば、ベースがなくても、外出先でも、いつでもスリーフィンガーを練習することができますよ。
材料は、アルミの空き缶1個だけです。これが完成形になります。

「なんやしょぼいなあ・・・」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)・・・これでも十分役に立つんですよ。(^^;;
別に500mlのロング缶でもかまいませんが、ちょっと持ちにくいかもしれません。手で缶の形を変えますので、スチール缶は避けたほうが良いと思います。
作り方について説明します。(見たまんまですが・・・)
1.指で缶の真ん中あたりを縦方向にへこませます。
2.へこみの左右の両サイドが山になるように、外側をへこませます。
3.山の頂点部分が鋭角になるように整形します。
4.二つの山の間隔がちょうど弦の間隔くらいになるように整形します。
これで完成です!\(^o^)/
缶の二つの山を2本の弦にみたてて、カラカラカラ~と弾きます。片方の山に親指を、もう片方の山に3本の指を置きます。

フォームはこうですね。
関連記事⇒右手の指先を揃えよう!

3本の指から出るカラカラ音が均一になるように弾きます。缶の空洞が音を増幅させることにより、音粒のバラつきがあると顕著にわかると思います。
音が気になる場合は、左手の手のひらで飲み口をふさぐか、ティッシュなどをつめてやると消音できますよ。場所に応じて工夫してみてくださいね。
山部分をくりかえし擦ることで、摩擦で指先が固くなる効果もあります。ただし、あまり鋭角にしすぎると、指を怪我する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
今回は、無料で誰でも作れるスリーフィンガー練習ツールをご紹介します。これさえあれば、ベースがなくても、外出先でも、いつでもスリーフィンガーを練習することができますよ。
▼完成形
材料は、アルミの空き缶1個だけです。これが完成形になります。

「なんやしょぼいなあ・・・」という声が聞こえてきそうですが(苦笑)・・・これでも十分役に立つんですよ。(^^;;
別に500mlのロング缶でもかまいませんが、ちょっと持ちにくいかもしれません。手で缶の形を変えますので、スチール缶は避けたほうが良いと思います。
▼作り方
作り方について説明します。(見たまんまですが・・・)
1.指で缶の真ん中あたりを縦方向にへこませます。
2.へこみの左右の両サイドが山になるように、外側をへこませます。
3.山の頂点部分が鋭角になるように整形します。
4.二つの山の間隔がちょうど弦の間隔くらいになるように整形します。
これで完成です!\(^o^)/
▼使い方
缶の二つの山を2本の弦にみたてて、カラカラカラ~と弾きます。片方の山に親指を、もう片方の山に3本の指を置きます。

フォームはこうですね。
関連記事⇒右手の指先を揃えよう!

3本の指から出るカラカラ音が均一になるように弾きます。缶の空洞が音を増幅させることにより、音粒のバラつきがあると顕著にわかると思います。
音が気になる場合は、左手の手のひらで飲み口をふさぐか、ティッシュなどをつめてやると消音できますよ。場所に応じて工夫してみてくださいね。
山部分をくりかえし擦ることで、摩擦で指先が固くなる効果もあります。ただし、あまり鋭角にしすぎると、指を怪我する可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |
4本全ての弦を使ったスウィープの奏法解説
こんにちは、ぢゃっくです。
遅くなりましたが、4弦全てを使ったスウィープ・ピッキングについて、ご紹介しますね。
以下の記事で解説した3本弦を使ったスウィープに、4弦を足すわけですが、単にコードのルート音を足すだけではなく、3度の音も足すのが特徴です。
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
譜面にすると、こんな感じになります。まず、Cメジャーコードの場合とBマイナーコードの場合です。


一番最初の4弦のルート音は、実際に弦を弾きます。そのあと駆け上がるときのために、右手はもう指板上に持ってきておきます。このとき、右手人差し指を使って、下から上にはじくように弾くのがコツです。
弾いた勢いで3度の音をハンマリングします。そのあとは、3本弦スウィープと同じ要領で駆け上がって、レイキングで降りてきます。最後に、3度の音をレイキングで弾いて、プリング。これで一往復の4本弦スウィープが完成です。
これを続けてやるときは、そのまま3度の音をハンマリングして音が出せればいいのですが、しっかり音をだすのがしんどいので、右手でルート音をもう一度弾いてから始めるようにしています。
また、ビリーは、3弦から2弦へ駆け上がるとき、中指のバーで押さえています。僕はこれまでの3本弦スウィープと同じく、中指と薬指で個別に押さえてやってますが、バーの方が速く弾けるのかなーとは思います。
言葉で書くと、分かりにくいですね。このあたりをふくめて、僕が実演している解説動画がこちらです。
【ビリーシーンスタイル】4本弦スウィープの仕組み
ビリーが解説してくれている動画をご紹介しますね。3:50あたりからです。スウィープを例に出して、「細かいパートに分解して練習すれば、必ずできるようになるよ」という話をしています。
Billy Sheehan @ CPM Music Institute
4弦スウィープが楽しめる楽曲があります。それは、The Winery Dogsの「Not Hopeless」です。
間奏の後半、ギターとのユニゾンで使っています。まず、2:25あたりから怒涛のベースソロがあり、続いて、最近お得意のボスハンド(両手)タッピングのユニゾンがあって・・・その後です(笑)。ここまで辿り着くのも至難の業ですね。
とりあえず何をしているのかは現在研究中ですので、楽しみにしていてくださいね。同じスピードでは弾くのは無理だと思いますが・・・。(^^;)
遅くなりましたが、4弦全てを使ったスウィープ・ピッキングについて、ご紹介しますね。
▼奏法解説
以下の記事で解説した3本弦を使ったスウィープに、4弦を足すわけですが、単にコードのルート音を足すだけではなく、3度の音も足すのが特徴です。
関連記事⇒スウィープ・ピッキングはこうやって弾きます!
譜面にすると、こんな感じになります。まず、Cメジャーコードの場合とBマイナーコードの場合です。


一番最初の4弦のルート音は、実際に弦を弾きます。そのあと駆け上がるときのために、右手はもう指板上に持ってきておきます。このとき、右手人差し指を使って、下から上にはじくように弾くのがコツです。
弾いた勢いで3度の音をハンマリングします。そのあとは、3本弦スウィープと同じ要領で駆け上がって、レイキングで降りてきます。最後に、3度の音をレイキングで弾いて、プリング。これで一往復の4本弦スウィープが完成です。
これを続けてやるときは、そのまま3度の音をハンマリングして音が出せればいいのですが、しっかり音をだすのがしんどいので、右手でルート音をもう一度弾いてから始めるようにしています。
また、ビリーは、3弦から2弦へ駆け上がるとき、中指のバーで押さえています。僕はこれまでの3本弦スウィープと同じく、中指と薬指で個別に押さえてやってますが、バーの方が速く弾けるのかなーとは思います。
言葉で書くと、分かりにくいですね。このあたりをふくめて、僕が実演している解説動画がこちらです。
【ビリーシーンスタイル】4本弦スウィープの仕組み
▼参考動画
ビリーが解説してくれている動画をご紹介しますね。3:50あたりからです。スウィープを例に出して、「細かいパートに分解して練習すれば、必ずできるようになるよ」という話をしています。
Billy Sheehan @ CPM Music Institute
▼参考楽曲
4弦スウィープが楽しめる楽曲があります。それは、The Winery Dogsの「Not Hopeless」です。
間奏の後半、ギターとのユニゾンで使っています。まず、2:25あたりから怒涛のベースソロがあり、続いて、最近お得意のボスハンド(両手)タッピングのユニゾンがあって・・・その後です(笑)。ここまで辿り着くのも至難の業ですね。
とりあえず何をしているのかは現在研究中ですので、楽しみにしていてくださいね。同じスピードでは弾くのは無理だと思いますが・・・。(^^;)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |