fc2ブログ

ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



2014-10-31

誰でも簡単にできるビリー流の○○○○チョーキング!

こんにちは、ぢゃっくです。

ビリーは、弦のベンドをよくやります。いわゆるチョーキングです。

ギターでは基本テクニックのひとつですが、ベースの場合は、弦が太い上に、テンションが強いので、とっても大変ですよね。ギターと同じ要領でやってみても、指が痛くて半音も上がらない・・・という方が多いのではないでしょうか。

でも、ビリーは、半音、1音のチョーキングは日常茶飯事、あげくの果てには1音半までもギューッと上げてしまいます。また、大きくウネるチョーキング・ビブラートのサウンドも魅力です。

ビリーは、なぜそんなに簡単にチョーキングすることができるのでしょうか。

単に左手の力が強いからとか、スキャロップ加工されているからとかだけではなく、そこにはビリー流の工夫があります。今回はそれをご紹介しますね。

▼2種類のチョーキングを使い分ける


ビリー流チョーキングには、2種類の方法があります。

1.弦を上へ押し上げる。
2.弦を下へ引き下げる。

これを、弦によって使い分けています。

4弦: 下へ引き下げる。
3弦: 下へ引き下げる。
2弦: 下/上、どちらも可能。
1弦: 上へ押し上げる。

上へ押し上げるのは、ギターでもお馴染みの方法ですね。チョーキングといえば、この方法をイメージされている方が多いのではないでしょうか。

しかし、ビリースタイルでは、弦を下へ引き下げるやり方がとっても良く使われているんです。「引き下げチョーキング」と呼んでいます。

実は、この引き下げチョーキングは、誰でも簡単にベースでチョーキングできるようになる画期的なスグレワザなんです!(^o^)

最大のポイントは、ほとんど力がいらないということです。

「1弦では使えない」「2弦は半音が限界」というデメリットもありますが、それでも幅広い場面で使うことができますので、本当にオススメです。

ベースではそもそもチョーキングをする人がほとんどいないので、ステージで思い切りよくやると、パフォーマンスとしても目を引くと思いますよ。「チョーキングをやってみたいなあ」という方は、ぜひとも試してみてくださいね。

▼引き下げるときのコツ


引き下げチョーキングのやり方は、とてもシンプルです。

左手の3本か4本の指を使って、弦をぐいーんと引き下げます。イメージは、服をたくし上げるときの感じです。

さほど力をいれなくても、苦労せずに、1音くらいまで簡単に上げられると思います。実際には、半音チョーキング、あるいは、ブルーノートにちょっと届かせるような1/4音チョーキングで使われるケースが多いです。

最初は、複数の指でやってみるのがオススメですが、慣れれば、人差し指一本だけ、薬指一本だけでもチョーキングできるようになります。

また、この引き下げチョーキングを細かく繰り返せば、ビリーのような大きくウネるビブラートが再現できます。力が要らないので、振れ幅が大きく、速い動きがやりやすいんですね。

▼注意点


この方法の注意点は、チューニングが狂いやすいということです。

特に、3弦と4弦は、普段はチョーキングなどあまりされない弦たちなので、ぐいーんと引き下げると、大抵チューニングが下がってしまいます。(^^;

特に、張ってすぐの弦は、伸びやすいので要注意です。弦を張った直後に、ぐいーんぐいーんと何回か引き下げチョーキングをして、チューニングし直す・・・というのを繰り返して、しっかり伸ばしておくようにすると、だいぶ防ぐことができます。

▼解説動画


僕の実演動画をご紹介します。ここで書いてないコツについても解説していますので、ぜひこちらもご覧くださいね。

【ビリーシーンスタイル】チョーキングの練習法




最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


スポンサーサイト



テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースチョーキング

2014-10-28

「Not Hopeless」の2分45秒からのスウィープはどう弾くの?

こんにちは、ぢゃっくです。

今回のピンポイント解説シリーズも、前回に引き続き、The Winery Dogsの「Not Hopeless」から。両手タッピングに続く、スウィープ・ピッキングのパートの詳細と練習法についてです。

▼解説動画


まずは、こちらをご覧くださいね。

NotHopelessの4本弦スウィープ徹底解説


▼プチ・アドバイス


2小節にわたる全ての音が均等な16分音符で構成されているので、勢いに任せて弾くことができないのが、難しいところです。

このスウィープは、ハンマリング、スリーフィンガーによる上昇、ライトハンド、スライド、プリング、レイキングによる下降と、色々な奏法が組み合わさっていますので、それぞれのパートでスピードがばらつかないように注意します。

最初は、各奏法を確認しながら、一音一音、ゆっくりと確実に弾く練習をするのが良いと思います。

二つ目の山のピークで、ライトハンドのスライドを使うところが、見た目にはとてもオイシイですね。

このスウィープ+ライトハンド+スライドという複合技は、昔、たしかポール・ギルバートが何かのソロでやってて「おお!カッコいい!」と思っていたので、練習のしがいがありました(笑)。

▼読者プレゼント


僕のほうでも整理して、TAB譜を作りました。メルマガ読者さんにはプレゼントしています。よかったら、ご登録くださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベース

2014-10-22

「Not Hopeless」の2分38秒からの両手タッピングはどう弾くの?

こんにちは、ぢゃっくです。

今回のピンポイント解説シリーズは、先日ご紹介したThe Winery Dogsの「Not Hopeless」から、両手タッピングのパートの詳細と練習法についてです。

▼解説動画


まずは、こちらをご覧ください。11分超とちょっと長いのですが、一音ずつのレベルまで分解して解説していますので、両手を動かすメカニズムと頻出パターンはわかっていただきやすいのではないかと思います。

【ビリーシーンスタイル】NotHopelessの両手タッピング徹底解説


▼プチ・アドバイス


僕もまだまだ不安定なので、えらそうなことはいえませんが・・・気づいた点をシェアしますね。

とにかく動きが激しくてフレーズも複雑なので、最初は、ポジションと左右の指の動きをゆっくりと確認して、完全に覚えてしまいましょう。

このとき、全部のタップ音がきちんと鳴るように意識してください。特に、左手のタッピングは音量が弱くなりがちですので、力強く発音できるように練習しましょう。

また、右手と左手で同じ弦をタッピングするパターンが何度も出てきます。右手と左手のタイミングがあわないと、ミュートしてしまって音が鳴らないことになりますので、注意してくださいね。タップした指を、スピーディかつテンポよく、弦から離して移動するのがコツです。

また、両手を動かす上に横方向に大きく移動しますので、ボディがぐらぐらしないようにストラップを短くすることも重要です。

そして、最後まで通して弾けるようになったら、ゆっくりしたテンポで良いので全体を繰り返し練習して、ミスなく、止まらず、最後まで弾ける確率を高めていってください。

そうすると、頭で考えないで弾くことができるようになります。これが、テンポをあげていくコツです。「次は?えっと・・・」と一瞬でも思ったら、もう手が止まってしまいます。何も考えずに、指が勝手に動いていくようになれば、もうしめたものです。

▼とにかく指を動かして寝よう


この曲で、久しぶりに自分の持論(というほどでもないですが)が実感できました。こういう身体に叩きこまないといけない曲の場合は、効果てきめんだと思っています。

↓詳しくはこちら

関連記事⇒「ああ!もう!ぜんっぜん弾けねえ!」と叫んで寝ましょう(笑)

寝ている間に上手くなるなんて不思議ですよね・・・人間って、すごいなあと思います。(^^*)

▼読者プレゼント


TAB譜を作りました。メルマガ読者さんにはプレゼントしています。よかったら、ご登録くださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースタッピング

2014-10-20

The Winery Dogs 「Not Hopeless」のベース・ソロ&ユニゾンの部分を弾いてみました♪

The Winery Dogs「Not Hopeless」のベース・ソロとそれに続くギターとのユニゾンに挑戦してみました。

【ビリーシーンスタイル】The Winery Dogs "Not Hopeless" Bass Solo & Unison Cover


原曲のテンポには程遠いですし、まだまだ練習途上で恐縮なのですが、逆にゆっくり弾いていますので、ポジションやフィンガリングの参考になれば嬉しいです。(^^;

高速ペンタトニック下降パターン、スライドを絡めたポジション移動、動きの激しい両手タッピング、トリッキーな4本弦スウィープ・・・などなど、ビリーの真骨頂ともいえる魅力的?なフレーズ満載ですね。

とりあえず頭で考えずに弾けるようにならねばと思って、毎日、何セットか弾くようにしています。

▼参考動画


最初、耳コピにトライしていたのですが、難易度が高すぎて、挫折しました。orz

前半は、ayumuさんが公開されている動画&TAB譜を参考にしています。


THE WINERY DOGS 『NOT HOPELESS』 BASS SOLO COVER&TAB 【ayumu】



後半の両手タッピング以降は、ビリー本人が弾いている動画から解析しました。なので、まあまあ精度は高いと思います。

Billy Sheehan Demonstrating the Solo in "Not Hopeless" by The Winery Dogs on Flo Guitar Enthusiasts


▼ayumuさん


ご存じの方も多いと思いますが、ayumuさんは、亀田誠治さん主催のベース・コンテスト「亀田杯」のファイナリスト常連の方です。

ピック弾きスタイルで、とてもメロディアスなフレーズを得意とされていますが、「Shy Boy」とか「Still Ain't Enough For Me」などもカバーされてます。

実際、ayumuさんの動画&TAB譜をみると、「ビリーを相当研究しているなあ」と感じました。ビリーならこう弾くだろうなという絶妙なフィンガリングになっていて、感心しきりでした。

また、両手タッピングと最後の16分フレーズの運指が、ビリーと違ってるんですよね。ということは、

純粋に音源だけから耳コピして弾いている

ということですよね。

あんな複雑怪奇なフレーズを耳だけで聴き取るなんて信じられません。僕なんか、再生速度を半分に落としても全く歯がたちませんでした。(^^;)

いやはや、さすがですね。

▼読者プレゼント


僕のほうでも整理して、TAB譜を作りました。メルマガ読者さんにはプレゼントしています。よかったら、ご登録くださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベース

2014-10-15

ビリーの2014年ステージ用の機材システムがバッチリ分かる動画!

こんにちは、ぢゃっくです。

ビリーが使っている機材の研究をしていたのですが、最適な動画がありましたので、シェアしますね。

The Winery Dogs walk us through their live gear


ビリー本人がベース本体はもちろん、アンプ、ワイヤレス、エフェクター、MIDIフットキーボードに至るまで、詳しく解説してくれています。

とても画質が良く、アップも多いので、各機器のセッティングまでバッチリ分かりますので、とてもオススメですよ。

▼コンパクト型のみで構成


エフェクターに関しては、昔はラックマウント型でしたが、現在はコンパクト型のみで構築されています。メインの流れは以下のようになっています。

高音ライン【赤】 ⇒ EBSドライブ ⇒ MXRコンプレッサー ⇒ クロスオーバー ⇒ HA5500 + AK115

低音ライン【青】 ⇒ EBSオクターバー ⇒ MXRコンプレッサー ⇒ LH1000 + AK410

EBSドライブの次段にMXRをつないでいるからか、EBSドライブ内蔵のコンプレッサーのつまみは「OFF」になっていますね。

ちなみに、EBSオクターバーは、1オクターブ下の超低音を出せるというモノらしいですが、いつ使うのでしょうね・・・そんな曲あるのかなあ?

▼おや?EBSドライブが?


なにより、一番ビックリしたのが、高音ラインにEBSドライブがもう1台いるということです。1台目のクリーン・ループの中に、もう1台入れているんですね。(^^;

ハーモニクスがどうとか言っていますので、おそらく、フットスイッチでディストーションをOFFにした時にもハーモニクスを得やすくするために軽く歪ませたいということかなと思います。

▼クロスオーバーとは?


クロスオーバーは、入力信号を高域・中域・低域ごとに分解して調整することができる機器です。一般的には、再生周波数が異なるマルチ・スピーカーを鳴らす場合などに使われるオーディオ機器のようです。

ビリーのステージ仕様では、低音ラインが別のスピーカーから出力されるので、高音ラインの余分な低域をカットするために使っているのだと思います。

ビリーは、かなり昔(おそらくタラス時代)からアシュレイのラック型クロスオーバーを使っていましたが、ギターやベースのエフェクターとしては、あまり一般的ではないような気がするのですが・・・どうなんでしょうね。ビリーの場合は、ステレオ出力を試行錯誤した結果、辿り着いた「ならでは」の工夫なのだと思います。

ちなみに、このROLLSの「TINY TWO-WAY CROSSOVER SX21」という機種は、ネットで検索しても、国内では売ってるとこが見つかりませんね・・・。

▼ディストーションOFFの仕組み


1台目のEBSドライブのディストーション・ループ側には、MORLEYのABYフットスイッチを挟んでいます。これにより、足でディストーションのON/OFFを切り替えられるようにしています。

これはぜひともマネしたいものです。ColoradoBulldogのAメロ裏のように途中でクリーンサウンドにしたい場合に使えますよね。

ABYのようなラインセレクタでなくても、ON/OFFできるフットスイッチを挟めば十分ではないかと思います。

▼読者プレゼント


メルマガ読者さんには、この2014年仕様のエフェクター構成とセッティングをまとめた資料をプレゼントしています。よかったら、ご登録くださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンエフェクター

2014-10-08

ドッグキャンプで行われたビリーのベース・クリニックの全貌が明らかに!

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグキャンプの中で開催されたビリーのベース・クリニックの様子を撮影した動画が mike moroney さんのチャンネルにアップされていましたので、シェアしますね。

Billy Sheehan Master Class July 23 2014 1219 pm Part 1


Billy Sheehan Master Class July 23 2014 1219 pm Part 2


Mike Miller さんという方のもあります。こちらはアップで高画質なので、ビリーの手元や機材が良く見えます。

Billy Sheehan Bass Clinic at Dog Camp


話している内容は・・・残念ながら、僕にはほとんど聞き取れません。(^^;

もう少しチャレンジしてみますので、面白いことを言っていたら、またシェアしますね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベース

訪問者数
キーワード検索
興味のあるキーワードを入力して検索ボタンを押すと、ブログ内の関連記事を検索できます♪
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

Facebookページ
YouTube動画やインタビュー記事、ビリー本人のTwitterなど、様々なメディアにおける、ビリーのコメントや最新情報をシェアしていきたいと思って作成しました。英文記事の日本語訳も投稿していきます。ゆるい意訳ですが。(^^;)
月別アーカイブ
ドッグキャンプへの道
road_to_dogcamp_real_part1
渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

Part.1 いよいよ出発
Part.2 まずは香港へ
Part.3 長い一日でした
Part.4 いよいよ初日の朝
Part.5 空港バスに乗る
Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
english_lecture_pat_torpey
動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。