ビリーシーンスタイル・ベースの探求 >> 2015年05月
2015-05-27
曲のキーを判別する方法とは。
こんにちは、ぢゃっくです。
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さて、ビリーの音使いシリーズの続きです。これまで、
「キー」を意識するのが重要です!
と何度も繰り返しお伝えしてきました。
でも、そのためには、
演奏したい曲の「キー」が何なのか?
を知る必要がありますよね。
そこで、今回は「具体的なキーの判別方法」について書きたいと思います。
僕も自己流でやっていたので、少しネットでも勉強しました。それを含めてシェアしますね。
コード譜がある場合は、曲が最後に落ち着くときの「コード名」を見ます。
すると、それがそのまま「キー」であることが多いです。
例えば、最後が C のコードで終わっていれば、C メジャー・キーの曲の可能性が高いということですね。
このとき、C のコードを「キーコード」、C の音を「主音」(トニック)と呼ぶそうです。
ただ、最近の曲は、後半に「転調」していることが多いので、最後だけでは不十分な場合があります。
「転調」とは、キーが変わることです。
最近のポップスの曲では、当然のように転調が入るみたいですし、MR.BIGの曲でも結構やっています。
ですので、曲の最後だけでなく、最初や途中でも「ここで完結する感じがするな」と感じる部分のコードを探すようにすると確実だと思います。
あと、キーから導かれるダイアトニック・コードを熟知していれば、コード譜の中で登場するコードの組み合わせを見ただけでキーを判別することができると思っています。が、僕もまだ勉強中なので、ここでは触れるだけにとどめておきますね(^^;)。
コード譜がなく、耳コピする場合には、2段階でやります。
(1) 曲最後のベース音の判定
(2) メジャー/マイナーの判定
それぞれ説明しますね。
まず、曲の最後に落ち着くときの「ベースの音」を拾います。
これがキーの主音になります。
曲の最後で、ベースが低音でキーの主音を鳴らすことにより、「非常に安定した完結感」が得られるという効果があるそうで、大抵の曲がそれで終わるからです。
このとき、コード(和音)までわからなくても大丈夫です。
キーには、メジャー・キー(長調)とマイナー・キー(短調)の2種類があります。
コードやスケールにも同様の概念がありますので、馴染みのある用語ではありますよね。
(1)で判定したベース音だけでは、どちらなのか分からないので、これを判定する必要があります。
例えば、最後に鳴っていたベースの音が C であれば、「C メジャー・キー」か「C マイナー・キー」のどちらかだといえます。
この違いとしては、
メジャー・キー ⇒ 明るい感じの曲調
マイナー・キー ⇒ 暗い感じの曲調
とよく言われます。
確かにそうなのですが、これではあまり感覚的すぎて、僕にはよくわかりませんでした・・・(^^;)。
ですので、もう少し具体的な方法をご紹介したいと思います。
まず、歌のメロディの音をいくつか拾います。
全部じゃなくてかまいません。サビとか印象的な部分だけでOKです。インスト曲の場合は、メインで聴こえるメロディ楽器の音を拾うとよいでしょう。
そして、そのメロディに対して、(1)で拾った主音から始まる
・メジャー・スケール
・ナチュラル・マイナー・スケール
の音を当てはめてみて、「どちらがより当てはまるか?」を調べることで判定します。
この2種類のスケールの音を、ギターやピアノなど何かの楽器(もちろんベースでもOKです)で弾くことができる方であれば、わかりやすい方法だと思います。
本などを読むと、スケールの種類としては他にもたくさんあるわけですが、ロック・ポップスなどの歌メロのフレーズには、特別なスケールはあまり使われていないように思います。
たぶん、そのほうが聴いた人の耳に残りやすいからかなと思っています。
僕のオススメは、こちらの方法です。
この音使いシリーズでお伝えしてきたキーのペンタトニック・スケールの構成音だけを使ったフレーズであれば、曲中のどんな時に使っても大丈夫!というのを実感していただけるからです。
(1)で拾った主音から始まるメジャー/マイナーの2種類のペンタトニック・スケールの音「だけ」を使って、曲に合わせて適当に弾いてみます。
上がったり、下がったり、色々とポジションを変えたり、気持ちの赴くままに自由に弾いてかまいません。
どちらか、しっくりとハマる方があるはずです。
特にポイントになるのが、ペンタトニック・スケール上で主音から数えて2, 3, 5番目の音です。
これらが「メジャーとマイナーの違い」を生み出す音なので、この3つの音を多めに弾いてみると、より判別しやすいと思います。
このためには、ペンタトニック・スケールの指板上の音の配置を覚えておく必要がありますが、ネット上で図解されていますので、下記サイトなどで確認してくださいね。
C メジャー・ペンタトニック・スケール
C マイナー・ペンタトニック・スケール
いかがでしょうか。もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。
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さて、ビリーの音使いシリーズの続きです。これまで、
「キー」を意識するのが重要です!
と何度も繰り返しお伝えしてきました。
でも、そのためには、
演奏したい曲の「キー」が何なのか?
を知る必要がありますよね。
そこで、今回は「具体的なキーの判別方法」について書きたいと思います。
僕も自己流でやっていたので、少しネットでも勉強しました。それを含めてシェアしますね。
▼コード譜がある場合
コード譜がある場合は、曲が最後に落ち着くときの「コード名」を見ます。
すると、それがそのまま「キー」であることが多いです。
例えば、最後が C のコードで終わっていれば、C メジャー・キーの曲の可能性が高いということですね。
このとき、C のコードを「キーコード」、C の音を「主音」(トニック)と呼ぶそうです。
ただ、最近の曲は、後半に「転調」していることが多いので、最後だけでは不十分な場合があります。
「転調」とは、キーが変わることです。
最近のポップスの曲では、当然のように転調が入るみたいですし、MR.BIGの曲でも結構やっています。
ですので、曲の最後だけでなく、最初や途中でも「ここで完結する感じがするな」と感じる部分のコードを探すようにすると確実だと思います。
あと、キーから導かれるダイアトニック・コードを熟知していれば、コード譜の中で登場するコードの組み合わせを見ただけでキーを判別することができると思っています。が、僕もまだ勉強中なので、ここでは触れるだけにとどめておきますね(^^;)。
▼耳コピする場合
コード譜がなく、耳コピする場合には、2段階でやります。
(1) 曲最後のベース音の判定
(2) メジャー/マイナーの判定
それぞれ説明しますね。
●(1)曲最後のベース音の判定
まず、曲の最後に落ち着くときの「ベースの音」を拾います。
これがキーの主音になります。
曲の最後で、ベースが低音でキーの主音を鳴らすことにより、「非常に安定した完結感」が得られるという効果があるそうで、大抵の曲がそれで終わるからです。
このとき、コード(和音)までわからなくても大丈夫です。
●(2)メジャー/マイナーの判定
キーには、メジャー・キー(長調)とマイナー・キー(短調)の2種類があります。
コードやスケールにも同様の概念がありますので、馴染みのある用語ではありますよね。
(1)で判定したベース音だけでは、どちらなのか分からないので、これを判定する必要があります。
例えば、最後に鳴っていたベースの音が C であれば、「C メジャー・キー」か「C マイナー・キー」のどちらかだといえます。
この違いとしては、
メジャー・キー ⇒ 明るい感じの曲調
マイナー・キー ⇒ 暗い感じの曲調
とよく言われます。
確かにそうなのですが、これではあまり感覚的すぎて、僕にはよくわかりませんでした・・・(^^;)。
ですので、もう少し具体的な方法をご紹介したいと思います。
●(2-1)歌メロの音を拾う
まず、歌のメロディの音をいくつか拾います。
全部じゃなくてかまいません。サビとか印象的な部分だけでOKです。インスト曲の場合は、メインで聴こえるメロディ楽器の音を拾うとよいでしょう。
そして、そのメロディに対して、(1)で拾った主音から始まる
・メジャー・スケール
・ナチュラル・マイナー・スケール
の音を当てはめてみて、「どちらがより当てはまるか?」を調べることで判定します。
この2種類のスケールの音を、ギターやピアノなど何かの楽器(もちろんベースでもOKです)で弾くことができる方であれば、わかりやすい方法だと思います。
本などを読むと、スケールの種類としては他にもたくさんあるわけですが、ロック・ポップスなどの歌メロのフレーズには、特別なスケールはあまり使われていないように思います。
たぶん、そのほうが聴いた人の耳に残りやすいからかなと思っています。
●(2-2)曲全体でペンタを弾いてみる
僕のオススメは、こちらの方法です。
この音使いシリーズでお伝えしてきたキーのペンタトニック・スケールの構成音だけを使ったフレーズであれば、曲中のどんな時に使っても大丈夫!というのを実感していただけるからです。
(1)で拾った主音から始まるメジャー/マイナーの2種類のペンタトニック・スケールの音「だけ」を使って、曲に合わせて適当に弾いてみます。
上がったり、下がったり、色々とポジションを変えたり、気持ちの赴くままに自由に弾いてかまいません。
どちらか、しっくりとハマる方があるはずです。
特にポイントになるのが、ペンタトニック・スケール上で主音から数えて2, 3, 5番目の音です。
これらが「メジャーとマイナーの違い」を生み出す音なので、この3つの音を多めに弾いてみると、より判別しやすいと思います。
このためには、ペンタトニック・スケールの指板上の音の配置を覚えておく必要がありますが、ネット上で図解されていますので、下記サイトなどで確認してくださいね。
C メジャー・ペンタトニック・スケール
C マイナー・ペンタトニック・スケール
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重大発表!今夏ニューヨークに行きます。
こんにちは、ぢゃっくです。
今日は、ビッグニュースがあります!
今夏、アメリカ・ニューヨークに行きます。
・・・そうです!
あのドッグキャンプに参加することにしました!\(^o^)/
「ビリーと一緒にベースを弾きたい、直接学びたい」という長年の夢を叶えるべく、現在、必死に情報収集に励んでいるところです。
しかし、ドッグキャンプに関する情報はまだまだ少なく、正直わからないことや不安なことばかりです。
また僕自身も海外経験がほとんどないため、苦戦しています・・・(--;)。
それでも調べるうちに、少しずつ色々なことが分かってきました。
そこで、渡米するまでの準備期間に、調べたこと、検討したことなどを、皆さんとシェアしたいと思い、新たにメールマガジンを立ち上げました。
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「ビリーと一緒にベースを弾きたい、直接学びたい」という長年の夢を叶えるべく、現在、必死に情報収集に励んでいるところです。
しかし、ドッグキャンプに関する情報はまだまだ少なく、正直わからないことや不安なことばかりです。
また僕自身も海外経験がほとんどないため、苦戦しています・・・(--;)。
それでも調べるうちに、少しずつ色々なことが分かってきました。
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【追加情報】ストラップの真相が明らかに!
こんにちは、ぢゃっくです。
ビリーのストラップの記事について、たくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました!
まとめてシェアさせていただきますね。
関連記事⇒ビリーのストラップの特徴とは?

(引用元:Yamaha Attitude Day Sept. 15th 2012, Billy Sheehan explains some of his Bass Guitars.)
初期の頃に使っていた幅広のストラップは、なんと航空機を空母に固定するためのベルトでした。
「Attitude Day」の動画でも、飛行機が着陸するジェスチャーをしていましたが、そういうことだったんですねー。そりゃあ、頑丈なはずです(笑)。
地元バッファローにあった「バッファロー・ベルト&ウィービング」という会社のもので、ビリーはロールで購入していたようです。
ストラップは、円形プレートと長いネジで直接ボディに取り付けてあるそうです。ガシャンガシャンと振っているシーンでは、「だから!絶対に!外れないんだ!よ!」というふうに聴こえます(笑)。
また、素材は、てっきり革だと思っていたのですが、なんと布製なのだそうです。改めて、手持ちの資料で、アップの写真などを見てみると、たしかに編まれた繊維とか端がほつれた感じが見て取れました。
布製の理由として、ビリーは洗えることにこだわっていたんだそうです。革製だと洗えませんから、カビが生えてしまうんだとか。ビリーは、ライヴでいつも汗だくですもんね(笑)。
現在使っているストラップは、Moodyというメーカーのものだそうです。高級なストラップを提供するメーカーみたいですね。しかし、ビリーが使っているのと同じモデルは市販されていないようです。
皆さん、材料を探したり、工夫したりして、自分なりの「ビリー仕様ストラップ」を作られていることにも驚きました。僕もちょっと探してみようと思いました。
バッドビリーさん、し~はんさん、置石亮さん、貴重な情報、ありがとうございました。
もう一つ、ストラップについて語っている動画を見つけました。2010年の「Guitar Center」でのクリニックの様子です。
Guitar Center Sessions: Billy Sheehan - Become a Better Bass Player
4:10くらいからです。基本的に同じことをしゃべっているのですが、こちらは少し聴き取りやすいですね。
飛行機のジェスチャーの部分では、「その会社は、F-14が空母に着艦するときに使うベルトを作っていた」と聴こえます。
F-14というのは、米海軍の艦上戦闘機で「トムキャット」という愛称で親しまれています。トム・クルーズ主演の大ヒット映画「トップガン」やヨーロッパの同名主題歌が印象的な映画「ファイナル・カウントダウン」で登場するので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
僕は、航空機マニアでもありまして、ビリーの口からF-14という単語が出てくるとは・・・と、いたく感激しました(笑)。
ビリーのストラップの記事について、たくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました!
まとめてシェアさせていただきますね。
関連記事⇒ビリーのストラップの特徴とは?

(引用元:Yamaha Attitude Day Sept. 15th 2012, Billy Sheehan explains some of his Bass Guitars.)
▼頑丈なはずです
初期の頃に使っていた幅広のストラップは、なんと航空機を空母に固定するためのベルトでした。
「Attitude Day」の動画でも、飛行機が着陸するジェスチャーをしていましたが、そういうことだったんですねー。そりゃあ、頑丈なはずです(笑)。
地元バッファローにあった「バッファロー・ベルト&ウィービング」という会社のもので、ビリーはロールで購入していたようです。
ストラップは、円形プレートと長いネジで直接ボディに取り付けてあるそうです。ガシャンガシャンと振っているシーンでは、「だから!絶対に!外れないんだ!よ!」というふうに聴こえます(笑)。
また、素材は、てっきり革だと思っていたのですが、なんと布製なのだそうです。改めて、手持ちの資料で、アップの写真などを見てみると、たしかに編まれた繊維とか端がほつれた感じが見て取れました。
布製の理由として、ビリーは洗えることにこだわっていたんだそうです。革製だと洗えませんから、カビが生えてしまうんだとか。ビリーは、ライヴでいつも汗だくですもんね(笑)。
現在使っているストラップは、Moodyというメーカーのものだそうです。高級なストラップを提供するメーカーみたいですね。しかし、ビリーが使っているのと同じモデルは市販されていないようです。
皆さん、材料を探したり、工夫したりして、自分なりの「ビリー仕様ストラップ」を作られていることにも驚きました。僕もちょっと探してみようと思いました。
バッドビリーさん、し~はんさん、置石亮さん、貴重な情報、ありがとうございました。
▼余談
もう一つ、ストラップについて語っている動画を見つけました。2010年の「Guitar Center」でのクリニックの様子です。
Guitar Center Sessions: Billy Sheehan - Become a Better Bass Player
4:10くらいからです。基本的に同じことをしゃべっているのですが、こちらは少し聴き取りやすいですね。
飛行機のジェスチャーの部分では、「その会社は、F-14が空母に着艦するときに使うベルトを作っていた」と聴こえます。
F-14というのは、米海軍の艦上戦闘機で「トムキャット」という愛称で親しまれています。トム・クルーズ主演の大ヒット映画「トップガン」やヨーロッパの同名主題歌が印象的な映画「ファイナル・カウントダウン」で登場するので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
僕は、航空機マニアでもありまして、ビリーの口からF-14という単語が出てくるとは・・・と、いたく感激しました(笑)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。 ●Twitterはじめました! アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。 ●メルマガもやってます 登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月 ![]() |