fc2ブログ

ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



2015-05-27

曲のキーを判別する方法とは。

こんにちは、ぢゃっくです。

新メルマガ【ドッグキャンプへの道】は、もうご登録いただけました?
毎日絶賛配信中です。まだの方は下の画像をクリックしてくださいね♪
road_to_dogcamp_logo

さて、ビリーの音使いシリーズの続きです。これまで、

「キー」を意識するのが重要です!

と何度も繰り返しお伝えしてきました。

でも、そのためには、

演奏したい曲の「キー」が何なのか?

を知る必要がありますよね。

そこで、今回は「具体的なキーの判別方法」について書きたいと思います。

僕も自己流でやっていたので、少しネットでも勉強しました。それを含めてシェアしますね。

▼コード譜がある場合


コード譜がある場合は、曲が最後に落ち着くときの「コード名」を見ます。

すると、それがそのまま「キー」であることが多いです。

例えば、最後が C のコードで終わっていれば、C メジャー・キーの曲の可能性が高いということですね。

このとき、C のコードを「キーコード」、C の音を「主音」(トニック)と呼ぶそうです。

ただ、最近の曲は、後半に「転調」していることが多いので、最後だけでは不十分な場合があります。

「転調」とは、キーが変わることです。

最近のポップスの曲では、当然のように転調が入るみたいですし、MR.BIGの曲でも結構やっています。

ですので、曲の最後だけでなく、最初や途中でも「ここで完結する感じがするな」と感じる部分のコードを探すようにすると確実だと思います。

あと、キーから導かれるダイアトニック・コードを熟知していれば、コード譜の中で登場するコードの組み合わせを見ただけでキーを判別することができると思っています。が、僕もまだ勉強中なので、ここでは触れるだけにとどめておきますね(^^;)。

▼耳コピする場合


コード譜がなく、耳コピする場合には、2段階でやります。

(1) 曲最後のベース音の判定
(2) メジャー/マイナーの判定

それぞれ説明しますね。

●(1)曲最後のベース音の判定


まず、曲の最後に落ち着くときの「ベースの音」を拾います。

これがキーの主音になります。

曲の最後で、ベースが低音でキーの主音を鳴らすことにより、「非常に安定した完結感」が得られるという効果があるそうで、大抵の曲がそれで終わるからです。

このとき、コード(和音)までわからなくても大丈夫です。

●(2)メジャー/マイナーの判定


キーには、メジャー・キー(長調)とマイナー・キー(短調)の2種類があります。

コードやスケールにも同様の概念がありますので、馴染みのある用語ではありますよね。

(1)で判定したベース音だけでは、どちらなのか分からないので、これを判定する必要があります。

例えば、最後に鳴っていたベースの音が C であれば、「C メジャー・キー」か「C マイナー・キー」のどちらかだといえます。

この違いとしては、

メジャー・キー ⇒ 明るい感じの曲調
マイナー・キー ⇒ 暗い感じの曲調

とよく言われます。

確かにそうなのですが、これではあまり感覚的すぎて、僕にはよくわかりませんでした・・・(^^;)。

ですので、もう少し具体的な方法をご紹介したいと思います。

●(2-1)歌メロの音を拾う


まず、歌のメロディの音をいくつか拾います。

全部じゃなくてかまいません。サビとか印象的な部分だけでOKです。インスト曲の場合は、メインで聴こえるメロディ楽器の音を拾うとよいでしょう。

そして、そのメロディに対して、(1)で拾った主音から始まる

・メジャー・スケール
・ナチュラル・マイナー・スケール

の音を当てはめてみて、「どちらがより当てはまるか?」を調べることで判定します。

この2種類のスケールの音を、ギターやピアノなど何かの楽器(もちろんベースでもOKです)で弾くことができる方であれば、わかりやすい方法だと思います。

本などを読むと、スケールの種類としては他にもたくさんあるわけですが、ロック・ポップスなどの歌メロのフレーズには、特別なスケールはあまり使われていないように思います。

たぶん、そのほうが聴いた人の耳に残りやすいからかなと思っています。

●(2-2)曲全体でペンタを弾いてみる


僕のオススメは、こちらの方法です。

この音使いシリーズでお伝えしてきたキーのペンタトニック・スケールの構成音だけを使ったフレーズであれば、曲中のどんな時に使っても大丈夫!というのを実感していただけるからです。

(1)で拾った主音から始まるメジャー/マイナーの2種類のペンタトニック・スケールの音「だけ」を使って、曲に合わせて適当に弾いてみます。

上がったり、下がったり、色々とポジションを変えたり、気持ちの赴くままに自由に弾いてかまいません。

どちらか、しっくりとハマる方があるはずです。

特にポイントになるのが、ペンタトニック・スケール上で主音から数えて2, 3, 5番目の音です。

これらが「メジャーとマイナーの違い」を生み出す音なので、この3つの音を多めに弾いてみると、より判別しやすいと思います。

このためには、ペンタトニック・スケールの指板上の音の配置を覚えておく必要がありますが、ネット上で図解されていますので、下記サイトなどで確認してくださいね。

C メジャー・ペンタトニック・スケール
C マイナー・ペンタトニック・スケール

いかがでしょうか。もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。
スポンサーサイト



テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースキーペンタトニック

2015-05-18

重大発表!今夏ニューヨークに行きます。

こんにちは、ぢゃっくです。

今日は、ビッグニュースがあります!

今夏、アメリカ・ニューヨークに行きます。

・・・そうです!

あのドッグキャンプに参加することにしました!\(^o^)/

「ビリーと一緒にベースを弾きたい、直接学びたい」という長年の夢を叶えるべく、現在、必死に情報収集に励んでいるところです。

しかし、ドッグキャンプに関する情報はまだまだ少なく、正直わからないことや不安なことばかりです。

また僕自身も海外経験がほとんどないため、苦戦しています・・・(--;)。

それでも調べるうちに、少しずつ色々なことが分かってきました。

そこで、渡米するまでの準備期間に、調べたこと、検討したことなどを、皆さんとシェアしたいと思い、新たにメールマガジンを立ち上げました。

その名も【ドッグキャンプへの道】です。

僕の想いを込めたページを作りました。
今すぐ下の画像をクリックしてご確認ください!

road_to_dogcamp_logo

メルマガはもちろん無料ですし、いつでも購読解除できます。
ぜひご登録をよろしくお願いしますね。

ドッグキャンプへの挑戦をぜひ一緒に楽しみましょう。(´▽`*)



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースドッグキャンプ

2015-05-05

【追加情報】ストラップの真相が明らかに!

こんにちは、ぢゃっくです。

ビリーのストラップの記事について、たくさんのコメントをいただきました。ありがとうございました!

まとめてシェアさせていただきますね。

関連記事⇒ビリーのストラップの特徴とは?

billy_has_his_bass_by_strap
(引用元:Yamaha Attitude Day Sept. 15th 2012, Billy Sheehan explains some of his Bass Guitars.

▼頑丈なはずです


初期の頃に使っていた幅広のストラップは、なんと航空機を空母に固定するためのベルトでした。

「Attitude Day」の動画でも、飛行機が着陸するジェスチャーをしていましたが、そういうことだったんですねー。そりゃあ、頑丈なはずです(笑)。

地元バッファローにあった「バッファロー・ベルト&ウィービング」という会社のもので、ビリーはロールで購入していたようです。

ストラップは、円形プレートと長いネジで直接ボディに取り付けてあるそうです。ガシャンガシャンと振っているシーンでは、「だから!絶対に!外れないんだ!よ!」というふうに聴こえます(笑)。

また、素材は、てっきり革だと思っていたのですが、なんと製なのだそうです。改めて、手持ちの資料で、アップの写真などを見てみると、たしかに編まれた繊維とか端がほつれた感じが見て取れました。

布製の理由として、ビリーは洗えることにこだわっていたんだそうです。革製だと洗えませんから、カビが生えてしまうんだとか。ビリーは、ライヴでいつも汗だくですもんね(笑)。

現在使っているストラップは、Moodyというメーカーのものだそうです。高級なストラップを提供するメーカーみたいですね。しかし、ビリーが使っているのと同じモデルは市販されていないようです。

皆さん、材料を探したり、工夫したりして、自分なりの「ビリー仕様ストラップ」を作られていることにも驚きました。僕もちょっと探してみようと思いました。

バッドビリーさん、し~はんさん、置石亮さん、貴重な情報、ありがとうございました。

▼余談


もう一つ、ストラップについて語っている動画を見つけました。2010年の「Guitar Center」でのクリニックの様子です。

Guitar Center Sessions: Billy Sheehan - Become a Better Bass Player


4:10くらいからです。基本的に同じことをしゃべっているのですが、こちらは少し聴き取りやすいですね。

飛行機のジェスチャーの部分では、「その会社は、F-14が空母に着艦するときに使うベルトを作っていた」と聴こえます。

F-14というのは、米海軍の艦上戦闘機で「トムキャット」という愛称で親しまれています。トム・クルーズ主演の大ヒット映画「トップガン」やヨーロッパの同名主題歌が印象的な映画「ファイナル・カウントダウン」で登場するので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

僕は、航空機マニアでもありまして、ビリーの口からF-14という単語が出てくるとは・・・と、いたく感激しました(笑)。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

●Twitterはじめました!
アカウントは@jack_billystyleです。お気軽にフォローください。

●メルマガもやってます
登録はこちら⇒ビリーシーンのプレイスタイルの研究を始めて幾年月


テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースストラップ

訪問者数
キーワード検索
興味のあるキーワードを入力して検索ボタンを押すと、ブログ内の関連記事を検索できます♪
カテゴリ
最新コメント
プロフィール

ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

Facebookページ
YouTube動画やインタビュー記事、ビリー本人のTwitterなど、様々なメディアにおける、ビリーのコメントや最新情報をシェアしていきたいと思って作成しました。英文記事の日本語訳も投稿していきます。ゆるい意訳ですが。(^^;)
月別アーカイブ
ドッグキャンプへの道
road_to_dogcamp_real_part1
渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

Part.1 いよいよ出発
Part.2 まずは香港へ
Part.3 長い一日でした
Part.4 いよいよ初日の朝
Part.5 空港バスに乗る
Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
english_lecture_pat_torpey
動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。