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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



2015-12-17

ビリーのDJパーティこぼれ話。

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグキャンプ最終日(4日目)にあたる木曜夜には、ビリーがDJを務める「ナイト・パーティ」が開催されました。第1回からの恒例行事です(笑)。

連日、講義やライブが行われた「ロードハウス」というログハウスで、お酒を飲みながら深夜までワイワイ騒いで、ホントに楽しかったです(´▽`*)。

▼こんな曲どこで知ったの?


その中で、ビリーが日本語の歌を流してくれたシーンをシェアします。2曲続けて流してくれたのですが、1曲目がすごく面白くて、大爆笑でした。ビリーもご満悦の様子でした(^o^*)。



雰囲気だけで大笑いしていたのですが、実は、2曲とも知らない曲でした(^^;)ので、帰国後、ネットで調べてやっと判りました。

1曲目は、The Cowsillsというグループが1969年に発表した「Hair」という曲の日本語バージョンのようです。

Twitterのフォロワーさんから教えていただいたのですが、同名のミュージカルがあり、その主題歌だとか。ベトナム戦争の頃が舞台で、ヒッピー(=長い髪にお花スタイル)が沢山出てくるので、髪の毛礼賛的な歌詞になっているんだそうです。

ちなみに、日本語バージョンは、ザ・タイガースの加藤かつみさんが作ったそう。実際、ビリーが「ザ・タイガースも聴いてるよ」と言ってたんですが、これに関係してそうですね。

ちなみに、2曲目は、黛ジュンさんの「ブラック・ルーム」です。それにしても、ビリーどこでこんな歌を知ったんでしょうね(^^;)。

▼来てくれてありがとう


パーティは、深夜2:00ごろでお開きになったんですが、その頃には、日本人3人+他数名とスタッフだけになっていました(笑)。

ビリーはかなり酔っぱらってフラフラでしたが、あるとき僕の肩をガシッと抱いてくれて、ささやくように

来てくれてありがとう、ブラザー

と言ってくれました。

日本人男性が僕だけだったこともあると思いますが、なんだか感極まってしまって、人目もはばからず、その場で号泣してしまいました・・・それが、ドッグキャンプで交わしたビリーとの最後の会話でした。大切な思い出です(´ω`*)。

もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

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2015-12-03

ランチタイムに聞いたビリーの深イイ話。

こんにちは、ぢゃっくです。

久々にドッグキャンプのときのお話です。

3日目、Minamiちゃんと一緒にランチを食べていたら、なんと、ビリーがわざわざ僕らのテーブルまで来てくれました。まさかの嬉しいサプライズでした。(´▽`*)

テーブル脇を通った時に挨拶したら、「あとでいくから」と言ってくれていたのですが、まさか実際に来てくれるとは・・・本当に誠実な人ですねー(´ω`*)。

dogcamp_table_talk_with_billy

一番は、Minamiちゃんのおかげですね。ビリーは、Minamiちゃんのことが可愛くて仕方ない様子でした。僕だけだったら、絶対に来てくれなかったでしょう(笑)。

その時のビリーとMinamiちゃんの会話をビデオに撮らせてもらったのですが、話の内容がとても深かったので、シェアしますね。

▼言語を学ぶのに似ている


(練習するときに大切なことはなんですか?)

耳だよ。

音楽は、言語を話すことを学ぶのに似ている。お父さん、お母さん、兄弟姉妹、友達が話しているよね。君は、彼らがどうやって話しているかを、耳で聞いて学んでいったはずだ。

音楽も同じ。楽譜を読む順番は後だよ。最初は耳で。より深く学ぶためには、楽譜を読むのも大事かもしれないね。

しかし、偉大なプレイヤーは、皆一人では楽譜を読めないんだよ。エディ・ヴァン・ヘイレン、僕もそうだし、デニス・チェンバースも読めない。

(え!マジですか?)

そうさ。僕らは、耳で聴いて一緒にプレイしているんだ。イイ曲をたくさん聴くことだよ。

(耳だけだと聴き取れないんです・・・)

できるよ。できる。

(なんかサウンドが違うんですよね・・・)

ゆっくりやるんだよ。ギターの指板上には、同じ音があるはずだろ。耳で、同じ音が出るところを探すんだよ。

最初に「ダダーン」と聴こえたら、それを指板上で探していく。下から動かしていって・・・すると「ここだ!」っていう感じで、正しい音が見つかる。

コードの構成音も探っていくんだ、ゆっくりね。かけらを集めていって、発見するんだよ。

これが楽器を学ぶ良い方法だ。森の中から自分で見つけるみたいなものなんだ。探索するんだ、アドベンチャーだね。

プレイの仕方は覚えるんじゃないんだ、どうプレイするかは自分で開拓するんだよ。

それが一番イイ方法だ。もっと理解したかったら、音楽理論を学んだり、譜面を書いてみたらいい。でも、多くの偉大なプレイヤーは耳だけだ。

トニー・マカパインを知ってる?素晴らしいギタープレイヤーだよ。彼も耳だけ。

天才的なクラシック・プレイヤーでもあってね。ピアノに座ったら何でも弾けるんだ、リストだのなんだの。信じられないよ。

彼は、ほとんど耳で聴いて弾いてる。譜面は読めないんだよ。

20年前だけど、花瓶をチンと鳴らすと・・・「A♭だ」と言うんだ。チェックすると「ホントだ」と。君も耳を鍛えれば・・・(実際にチンとやって)・・・うーん、これは僕にはEに聴こえるなあ。

▼どんなものでも学べる扉


(コードを学ばないといけないですよね。EとかEmとか・・・)

音の種類は、エー、ビー、シー、ディー、イー、エフ、ジー、これだけ。簡単だ。これだけで音楽になる。

♯や♭があるけど、それでもたった12個だ。それだけなんだよ。覚えないといけないのはそれだけ。

コードは、メジャーとかマイナーとか7種類ある。サスペンディッドとか、ディミニッシュとか。本当に知っておくべき重要なコードは、7種類だね。

それぞれのコードは、ギターでは同じ指の形で弾けるんだ。ピアノだと全部指を変えないといけないんだけど、ギターは・・半音ずらして・・・半音ずらして・・・とすれば弾ける。

マイナーだったらこの指を外して・・・サスペンディッドだったらこういう形で。とても簡単なんだよ。

つまり、たった一つの音でコードを学べば・・・メジャー、マイナー、サスペンディッド、セブンス、ディミニッシュ・・・どこにでも動かせるんだ。

そうすれば、世界中のほとんどの音楽が演奏できる。どんなものでも学べる扉が開くよ。

▼やればできる!


君にできないことは何もないよ。イングヴェイの曲だって弾けるだろうし、ニール・ヤングのようにだって弾けるはず。

ただ、君がそれに取り組まなければいけない。やればできるんだよ。

16歳の時にできなくても、10年やって26歳になった頃には、スゴイことになってるはずさ。

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ぢゃっく

Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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YouTube動画やインタビュー記事、ビリー本人のTwitterなど、様々なメディアにおける、ビリーのコメントや最新情報をシェアしていきたいと思って作成しました。英文記事の日本語訳も投稿していきます。ゆるい意訳ですが。(^^;)
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ドッグキャンプへの道
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渡航前に配信したメルマガ「ドッグキャンプへの道」のリアル編として、実際の道中の様子をYouTubeにアップしていきます♪(全7編)

Part.1 いよいよ出発
Part.2 まずは香港へ
Part.3 長い一日でした
Part.4 いよいよ初日の朝
Part.5 空港バスに乗る
Part.6 長距離バスに乗る
Part.7 夢のはじまり
洋楽で学ぶ英会話♪
english_lecture_pat_torpey
動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。