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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

ビリーシーンに学ぼう!街で一目置かれる個性派ベースプレイヤーを目指します。



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2014-10-15

ビリーの2014年ステージ用の機材システムがバッチリ分かる動画!

こんにちは、ぢゃっくです。

ビリーが使っている機材の研究をしていたのですが、最適な動画がありましたので、シェアしますね。

The Winery Dogs walk us through their live gear


ビリー本人がベース本体はもちろん、アンプ、ワイヤレス、エフェクター、MIDIフットキーボードに至るまで、詳しく解説してくれています。

とても画質が良く、アップも多いので、各機器のセッティングまでバッチリ分かりますので、とてもオススメですよ。

▼コンパクト型のみで構成


エフェクターに関しては、昔はラックマウント型でしたが、現在はコンパクト型のみで構築されています。メインの流れは以下のようになっています。

高音ライン【赤】 ⇒ EBSドライブ ⇒ MXRコンプレッサー ⇒ クロスオーバー ⇒ HA5500 + AK115

低音ライン【青】 ⇒ EBSオクターバー ⇒ MXRコンプレッサー ⇒ LH1000 + AK410

EBSドライブの次段にMXRをつないでいるからか、EBSドライブ内蔵のコンプレッサーのつまみは「OFF」になっていますね。

ちなみに、EBSオクターバーは、1オクターブ下の超低音を出せるというモノらしいですが、いつ使うのでしょうね・・・そんな曲あるのかなあ?

▼おや?EBSドライブが?


なにより、一番ビックリしたのが、高音ラインにEBSドライブがもう1台いるということです。1台目のクリーン・ループの中に、もう1台入れているんですね。(^^;

ハーモニクスがどうとか言っていますので、おそらく、フットスイッチでディストーションをOFFにした時にもハーモニクスを得やすくするために軽く歪ませたいということかなと思います。

▼クロスオーバーとは?


クロスオーバーは、入力信号を高域・中域・低域ごとに分解して調整することができる機器です。一般的には、再生周波数が異なるマルチ・スピーカーを鳴らす場合などに使われるオーディオ機器のようです。

ビリーのステージ仕様では、低音ラインが別のスピーカーから出力されるので、高音ラインの余分な低域をカットするために使っているのだと思います。

ビリーは、かなり昔(おそらくタラス時代)からアシュレイのラック型クロスオーバーを使っていましたが、ギターやベースのエフェクターとしては、あまり一般的ではないような気がするのですが・・・どうなんでしょうね。ビリーの場合は、ステレオ出力を試行錯誤した結果、辿り着いた「ならでは」の工夫なのだと思います。

ちなみに、このROLLSの「TINY TWO-WAY CROSSOVER SX21」という機種は、ネットで検索しても、国内では売ってるとこが見つかりませんね・・・。

▼ディストーションOFFの仕組み


1台目のEBSドライブのディストーション・ループ側には、MORLEYのABYフットスイッチを挟んでいます。これにより、足でディストーションのON/OFFを切り替えられるようにしています。

これはぜひともマネしたいものです。ColoradoBulldogのAメロ裏のように途中でクリーンサウンドにしたい場合に使えますよね。

ABYのようなラインセレクタでなくても、ON/OFFできるフットスイッチを挟めば十分ではないかと思います。

▼読者プレゼント


メルマガ読者さんには、この2014年仕様のエフェクター構成とセッティングをまとめた資料をプレゼントしています。よかったら、ご登録くださいね。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。少しでも共感していただけたら嬉しいです。ご意見・ご感想は、こちらからお気軽にどうぞ。

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タグ : ビリーシーンエフェクター

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Secre

昔ビリーはサブハーモニックシンセサイザーを使ったりしてたし、そもそも歪みはギター用アンプですし独創性ですね。クロスオーバーはハイカットに使ってたとは驚きました。
2014-10-17 05:31 : いなっち URL : 編集
TO いなっちさん
コメントありがとうございます。お世話になっています。

サブハーモニックシンセサイザー・・・dbx 120XPというやつですね。と言いつつ、それが何するものか全く知らなかったので、今調べました(笑)。

低音のエキサイターなんですね。後継となる120Aのページに以下の説明がありました。

http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/27594/
-----
設定帯域の1オクターブ下の音を生み出し、極めてナチュラルに利きながら気持ちよく伸びる超重低音を実現。
-----

ということは、つまり・・今のシステムでは、EBSオクターバーがこの役割を担っているということですよね。であれば、納得です!

ビリーはプレイにしてもサウンド・システムにしても、型にハマらないというか、本当に独創的ですね。

あ、クロスオーバーは、ローカットみたいですよ。LOWレベル出力のツマミが0になっています。
2014-10-19 23:59 : ぢゃっく URL : 編集
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こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。