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ビリーシーンスタイル・ベースの探求>> 楽曲ピンポイント解説★ >> タラスのスタジオ版「Shy Boy」の2分12秒からのライトハンド・ソロはどう弾くの?
2015-01-21

タラスのスタジオ版「Shy Boy」の2分12秒からのライトハンド・ソロはどう弾くの?

こんにちは、ぢゃっくです。

今回のピンポイント解説シリーズのテーマは、「Shy Boy」のライトハンド・ソロです。それも、タラス時代の1982年にリリースされたアルバム「Sink Your Teeth Into That」に収録されているバージョンになります。

残念ながらこのアルバムは廃盤になっているようですが、「NV4 3345」でもご紹介した「Billy Sheehan Talas Years」というアルバムで聴くことができます。これには、スタジオ録音の「Sink Your Teeth Into That」とライブ録音の「Live Speed On Ice」という2枚のタラスのアルバムが合わせて収録されていて、とてもお得なCDです(笑)。

関連記事⇒あのベース・ソロ「NV43345」を弾いてみました♪



「Shy Boy」といえば、David Lee Roth はもちろん、MR.BIG でも、さらには The Winery Dogs のステージでも演奏され続けているビリーの代名詞のような曲ですが、今回のタラスのスタジオ版は、おそらく音源としては最も初期のバージョンということになると思います。

ギターとの超高速ライトハンド・ユニゾンで知られていますが、タラス時代はまだユニゾンではなく、ビリーだけのソロになっているのが特徴です。

ShyBoy タラス・スタジオ版の2分12秒からのライトハンド・ソロの解説


気に入っていただけたら、ぜひチャンネル登録もお願いしますね♪

▼プチ・アドバイス


このバージョンは、さすがにビリーの動画もありませんでしたので、僕の耳コピだけで音を採っています。少しでも雰囲気がでるように・・・と思って、試行錯誤してみました。間違いとか不足もあると思いますが、ご了承ください。

細かい弾き方については、動画の中でゆっくり解説していますが、ビリーのライトハンドの基本技術がぎゅっと詰まった美味しいソロだなあと思います(^^*)。

お勧めポイントとしては、開放弦を使ってポジション移動するというテクニックです。

後半の駆け上がり部分ですが、1弦開放がペダル・ポイントというかアクセントになって、単なるトリルではない特徴的な雰囲気を作り出していますね。

ライトハンド奏法をマスターする上では、「いかにしてスムーズに横方向にポジションを移動するか?」という技術を習得するのがとても大切ですので、良い練習になると思います。

また、この開放弦の音は、左手でプリングして出します。この左手プリングでしっかり音を鳴らすことは、ビリーのプレイで非常に重要ですので、その練習にもなります。僕は中指を使っていますが、痛くてしんどいという場合は、ほかの指でも構いませんし、2本使ってもいいと思います。

タブ譜はこちらにアップしました。使うのは1弦だけですし、音使いもGメジャー・スケールの音だけですし、速度さえ落とせば、比較的とっかかりやすいのではないかと思います。ぜひ一度試してみてくださいね(^^*)。

▼謝辞


これは、昨年の8月にみなもんさんから頂いていたリクエストです。ありがとうございました。だいぶ遅くなってしまいましたが、いかがでしょうか?参考になれば、嬉しいです(^^*)。

リクエストはこちらからお気軽にどうぞ。



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こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。