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ビリーシーンスタイル・ベースの探求

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2015-10-20

【ドッグキャンプ報告】ビリーとの夢のツイン・ベース一部始終

こんにちは、ぢゃっくです。

ドッグキャンプの詳細レポートの続きです。動画による回想編の第2弾をアップしました。



▼一番のハイライト


今回のキャンプ期間中、僕の中で一番のハイライトだったのは、4日目のビリーのディスカバリールームという時間に、ビリーとツイン・ベースで演奏したことです。曲目は、ワイナリードッグスの「Six Feet Deeper」でした。

ディスカバリールームというのは、参加者の人達がアーティストの人達と一緒に演奏することができる時間で、なかなか他では体験できない「ドッグキャンプならでは!」な部分で、一番楽しみにしていたところでした。

結果的には、「まさか、こんなことまでできるとは・・・!」という感じで、予想を遥かに超える経験をすることができました。

実際には、かなり緊張してテンパっていた上に、準備不足を露呈してしまって、ぐちゃぐちゃになっています。とてもお恥ずかしいのですが、雰囲気が伝わったらいいなーと思います。

▼とっさに自分のベースを


僕の前に、何人かのキャンパーさんがビリーのベースを弾かせてもらっていました。その場合は、ビリーがギターを弾いて、ジャム・セッションする形でした。

マジですか・・・僕もなんとしてもお願いしなければ!(;゚Д゚)

とは思っていたのですが、なかなか当ててもらえません。やりたい人は、自分からどんどん挙手していかないといけないんですが、みんなすごく積極的で早いんですよ・・・(>_<)。

僕がまごまごしていると、終わりかけにビリーが「そこの君もやるだろ?」みたいに声をかけてくれて、やっとステージに上がることができました。ホントにありがたかったです。

そのときにふと思いついたんです。そうだ、せっかく持ってきてるんだから、この子をビリーに弾いてもらおう・・・と。

「あなたのベースを弾かせてください」のついでに、勇気を出して「僕のベースを弾いてもらえませんか?」とお願いしてみると、快諾してくれました・・・と思っていたのですが、動画をみると、ビリーはけっこう驚いた表情をしていますね(苦笑)。

とっさの思いつきでしたが、結局、ビリーとのツイン・ベースという構成でやったのは僕だけでした(笑)。というか、結果オーライだっただけで、かなり無謀だったと思います(^^;)。

▼ビリーの配慮に感激


ご覧いただければお分かりの通り、僕はこの曲、最後まで憶えてなかったんですよね。

すると、ビリーは、途中から自分のベース(僕のですね)のフレットを示して、「次はココね」と最後まで丁寧に教えてくれました。

なんて優しいんですか、ビリー!(ToT)

僕の方からは「途中までしか知らないんです・・」ということを明確に伝えられたわけではなかったんですが、ビリーは「あ、ついてきてないな」と気づいて、すぐにそういう機転を利かせてくれたんだろうなーと思っています。

そのおかげで、ぐちゃぐちゃになりつつも最後まで弾くことができて、ホントに感激しました。(´ω`*)

緊張していたので、その最中のことはあまり覚えていないんですが、必死にビリーの事を追いかけていたように思います。

▼不安で泣きそうでした


ちょっと言い訳をさせていただきますと(笑)。

このディスカバリールームというのは、もちろん、前回の第1回ドッグキャンプでもありまして、そのときの動画を予習していました。

そのときは、場所が違って(バーンとテント)いて、アーティストもキャンパーさんもイスに座って向かい合ったような状態で、アドバイスをもらったり、セッションしたり・・・というような比較的こぢんまりとした1対1みたいな時間という感じだったんですよね。

ところが、今回は、ロードハウスという毎晩アーティストがライブをする場所で、けっこうな高さがあるステージの上でやるんです。

また、その場で「○○の曲、できるやついる?」と他のパートを募って、ジャムセッションするという・・・バンド形式で曲を演奏するのが前提(暗黙の了解?)だったんですね。

正直、そういう準備というか心づもりをあんまりしていなかったので、

こんなん、えらい話がちゃうやんけ・・・ドキドキ(;゚Д゚)

とホントに焦りました。(補足:ちなみに、マイクとリッチーのディスカバリールームも同じ建物でしたが、やるのはステージ下でした)

恥ずかしながら、僕が当初思っていたのは、「Six Feet Deeper」のイントロとAメロのリフをモチーフにして、そこを繰り返しながらのフリーセッションみたいなことができたらいいなーというものでした。

イメージでは、ヤングギターの付録DVDでポール・ギルバートとやってたみたいな・・・あくまでイメージですけども(^^;)。

で、ビリーのところに行って、「Six Feet Deeper」がしたいんですけど、イントロとAメロをですね、ごにょごにょ・・・とか言ってたら

わかったわかった、とにかくやってみせろ

みたいな感じになって、始まっちゃったんですよね。

このときの感じ、いま思い出してもゾッとします・・・(>_<)

途中で「もうそこから先、知らないんですうー!」と投げ出すわけにはいきませんし、泣きたいような気持ちでした。ホントに

なんで練習しとかなかったんだろ・・・(ToT)

と後悔ばかりで、頭は真っ白になっちゃってました。

ですので、ビリーのさりげない配慮には、何度感謝してもしきれないくらい嬉しかったです。

▼ドラマーにも感謝


ビリーが助けてくれたのもモチロンですが、ドラムの彼(ジェイミー)がすっごく上手くて、しかも叩きながら歌ってくれて、本当に助かりました。

あのとき、彼が座ってくれたのも全くの偶然ですし、彼がいてくれなかったら、曲として成り立たなかったと思います。本当にラッキーだったなあーと思います(´▽`*)。

ちなみに、彼は英国からの参加で、本国の自分のバンドではシンガー&ベースなんだとか。それであれだけドラム叩けるなんて、どこまですごいんだよ(@_@;)・・・とビックリしました。

ビリーのベースを弾かせてもらった感想は、また次回の動画でアップしますね。

もし参考になりましたら、TwitterやFacebookなどでシェアしていただけたら嬉しいです(´▽`*)。

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テーマ : 楽器 練習
ジャンル : 音楽

タグ : ビリーシーンベースドッグキャンプ

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Author:ぢゃっく
こんにちは。色々な楽器をやりますが、特にベースが楽しくて仕方ないアラフォー男性です。ビリーシーンが大好きで、彼のプレイスタイルを吸収すべく日々研究に励んでいます。自分は音楽に支えられているなあと感じる今日この頃です。2016年4月から、ついに念願のアティテュード・リミテッド(LTD2)を使い始めました(^^*)。詳しいプロフィールは、コチラにあります。

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動画レクチャーの新シリーズです。「Billy Sheehan」「Richie Kotzen」「MR.BIG」どう読めばネイティブの雰囲気に近づけるでしょうか?ネイティブの歌い方や読み方を真似することで英会話を学ぶ方法についてシェアしていきます。小難しい理論はひとまず抜きにして、すぐ効果を実感してもらえるような内容を目指します♪
シグネチャーペダル
EBS Billy Sheehan Signature Drive Pedal です。手軽にビリーサウンドを再現できる「救世主」です。かつてビリーが愛用していたピアースG1のように、クリーン・サウンドにディストーション・サウンドを重ねて出力することができます。コンプレッサーも内蔵。ビリーのペダルボードには、2台使われています。
シグネチャー弦
Rotosound BS66です。ロトサウンド。ステンレスなんですよね。昔はもっと高かった記憶があるのですが、今は2,000円台で買えるんですね。
シグネチャーベース
YAMAHA Attitude LTD3です。フロントPUは、LTD2までのディマジオWillPowerではなく、ヤマハ製ウーファーになっています。ネック接合部は、角度のついたボルトが2本追加されて、より強固なつくりに。また、ナットはグラファイト製に変更されています。また、ブリッジのサドルは、カマボコ型から円柱型に戻りました。
シグネチャーベース2
YAMAHA BB714BSです。もう一つのビリー・シグネチャー・モデル。かつてのBB3000カスタムを彷彿とさせるBBフォルムと深い赤がステキ。特筆すべきは、フロントのウーファーPUが標準搭載されていること。ハイカット・スイッチもついています。Attitude Limited LTD3のフロントPUは、このBB714BSをさらに改良したものだとか。Attitudeに比べてネックは細めなので、移行しやすそうです。
最新コンプレッサー
Keeley Compressor Proです。2015年から使い始めており、従来のMXR M-87が2台ともこれに置き換えてられています。かなり高いです(++;)。
最新アンプヘッド
Hartke LH1000です。従来は低音出力用に使われていましたが、2015年秋から高音/低音ともこれに統一されました。
最新キャビネット
Hartke HYD115です。2015年秋から高音/低音で分けていたキャビネットがこれに統一されました。15インチのアルミ製コーンを1発搭載。15インチ搭載キャビネットでは最軽量。HyDriveシリーズは、シルバーパネルがスタイリッシュですね♪
旧コンプレッサー
MXR Bass Compressor M-87です。現在のビリーのエフェクトは、EBSドライブとこのコンプが中心です。ツマミが5個のこのタイプが気に入っているそうです。自分の事を「熱烈なコンプ・ファン」というくらいコンプが好きみたいです。
旧アンプヘッド(高)
Hartke HA5500です。リアPUからの高音出力を通すアンプヘッドです。グラフィック・イコライザーは「丸い山型」にします。コンプも内蔵されていますが、使っていないようです。欲しいですが、ちょっとまだ手が届かないですね。
旧アンプヘッド(低)
Hartke LH1000です。フロントPUからの低音出力を通すアンプヘッドです。1000Wのハイパワー出力。これを買おうか悩む日なんてこないだろうなあ(苦笑)。
旧キャビネット(高)
Hartke AK115です。リアPUからの高音出力用のキャビネットです。この正方形のデザイン、コンパクトで好きです。2台積んだときの収まり感も良いですね。15インチ400Wという大出力ペーパーコーン1発を格納。ビリー曰く、位相ずれによる干渉がなく正確で、そのサウンドは「デリシャス!」だそうです。
旧キャビネット(低)
Hartke AK410です。フロントPUからの低音出力を鳴らすキャビネットです。10インチ125Wペーパーコーンが4発格納されています。小口径スピーカーで低域を鳴らすことで、パンチのある音が出るそうです。他の人にセットアップさせると、毎回こちらを高音用だと間違えるとか(笑)。
フロントピックアップ
DiMarzio DP145 Will Power Neckです。フロント側ピックアップ。ディマジオ・・・なんか名前の響きだけでも憧れます。Attitude Limited LTD3に搭載されているのはヤマハ純正のウーファーPUです。ディマジオの公式動画でLTD3を紹介するときは、フロントPUには黒いカバーがされていて、一切触れていませんでしたね。上手いです(笑)。
リアピックアップ
DiMarzio DP146 Will Power Middleです。リア側ピックアップ。Attitude Limited LTD3にも搭載されています。ビリーは、この上にエポキシ樹脂を塗って、このPUに触れながら弾くよう高さを調節しています。表面は丸くツルツルになっています(笑)。
パワーサプライ
VOODOO LAB PEDAL POWER 2 PLUSです。9V動作のエフェクターに最大8系統の電源供給が可能です。8系統の各電源出力が完全独立で、電源から起こる各エフェクターのサウンド相互障害を解消し、エフェクター本来のパフォーマンスを引き出すパワーサプライです。
ワイヤレス
LINE6 G50です。ビリーは、高音用と低音用で2台使っています。赤と青のシールの貼られた送信機をストラップに2個くっつけていますね。周波数帯域2.4GHzで通信するため、テレビ等の電波による影響を受けにくく、音質が非常にクリアだそうです。60mまで離れてもOKです。
フットスイッチ
MORLEY LINE SELECTOR ABYです。ビリーは、ディストーションをON/OFFするためのフットスイッチとして使用しています。EBSドライブペダルのディストーション側ループをA端子とOUTPUT端子に接続しています。B端子を未接続にすることで、AorBのスイッチでON/OFFを切り替えます。AandBのスイッチは意味がなさそうなので、スイッチ1個のラインセレクタで十分代用できそうです。